星の 七不思議
土星の環

Photo by kiraboshi

1610年にイタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイは、最初に土星を発見したとき「土星には耳がついている!」と表現したそうです。後のオランダの天文学者、クスチャン・ホイヘンスが「環」であることを確認しましたが、みなさんは、どのように見えましたか?
土星の環は、バームクーヘンのようにも見えると言われていますが、島原の空でも大きな望遠鏡で、大気が素晴らしく安定した状況だと見えるんです。
1000本以上もある細い環は、小さな氷や岩のかけらなんだそうです。大きいものでは、南極の氷山くらいだとか。(1997年土星探査機カッシーニが発見)そんなものが宇宙に浮いているなんて本当に不思議ですね!
そんな魅力的な星ですが、土星の環がときどきなくなる?現象があります。
傾きの度合いによってですが、約15年に一度あると言われています。
地球から見ると環を横から見ることになるからだそうです。
 
ミマス(Mimas)という名の衛星
土星の周りに小さく光っているのは衛星です。
63個もあるそうですが、土星の下の方に明るく光っているのがミマスという名の衛星です。
見つけられたかな?
インターネットで調べてみよう。

一部参考文 「惑星のきほん」著/室井恭子・水谷有宏、「星のきほん」著/駒井仁南子)