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長崎県島原市の小児科・アレルギー科 石橋こどもクリニック 0120-07-1484
小児科・アレルギー科 石橋こどもクリニック
















  当院の特色
当院の診療指針 令和2年1月12日

 気管支喘息の長期管理の目安
1)乳幼児(0~5歳):
 落ち着いていない人は2週間以内に、落ち着いていても1~2カ月毎に再診を!

 初発発作が大発作の症例では、①ロイコトリエン受容体拮抗薬(オノンドライシロップやシングレア細粒など)と②ステロイド剤(パルミコートなど)の吸入を併用する。
 ※必要に応じて③気管支拡張剤(ホクナリンドライシロップやテープ)や
 ④去痰剤(ムコダインやムコサールなど)も併用する。

 ☆乳児の中発作以上は入院治療が望ましい。
2)学童(6~11歳):
 落ち着いていない人は2週間以内の再診、落ち着いていても1カ月毎に再診を!

 乳幼児期に発症し小学生になっても治療を継続している症例も多いが、治療を中止ないし中断した児が学童期に増悪症例もみられる。※持久走大会や修学旅行時には事前に予防薬を使用することも考慮しましょう。
 ★中発作以下は外来治療を行う。酸素飽和度が95%以下の場合は入院治療を考慮する。
イ)乳幼児期から継続治療で①ロイコトリエン受容体拮抗薬(オノンドライシロップや
 シングレア細粒など)を
服用している児が1年間で1回以上発作を起こす場合は服薬を継続する。
 ※台風などの天候、呼吸器感染症、運動、外泊やストレスなどが発作の誘因となる。
ロ)①ロイコトリエン受容体拮抗薬服用後も喘息発作が毎月起きる場合には②ステロイド吸入療法
(パルミコー
トなど)を併用する。
ハ)パルミコート吸入を行っていても発作が時々見られる場合は吸入ステロイドの継続が必要です。
 学童期に吸
入ステロイド療法を行う場合には、エアロチャンバーを用いたエアゾール吸入(
 フルタイドやアドエア)、
またはドライパウダー吸入(アドエアなど)に変更する。
3)思春期(12歳~17歳):
 落ち着いていない人は2週間以内の再診、落ち着いていても1カ月毎に再診を!

 小学校から中学校に進学するころは小児喘息の寛解時期となるので、半数程度の児が長期管理薬を中止することになる。※修学旅行時には事前に予防薬を使用することも考慮しましょう。
イ)吸入ステロイドを使用している児は、中学校に入学後も治療を継続することが多い。

ロ)中学生になっても、年間数回以上の発作が認められる症例は、吸入ステロイド療法の継続が必要。
ハ)発作が続いている児の気管は放置すると不可逆性の閉塞を残すので、
 ①ロイコトリエン受容体拮抗薬(オノンドカプセル、シングレアチュアブル錠やシングレアなど)と
 ②吸入ステロイド療法(アドエアなど)の併用が有用です。

気管支喘息の長期管理薬中止の目安
1)乳幼児(0~5歳)
イ)喘鳴を伴う発作が2年間以上でなくなり、持続する咳がみられなくなった場合。
ロ)吸入ステロイドとロイコトリエン受容体拮抗薬を併用している場合は、吸入ステロイドの減量から始めて、1年間の発作の状況をみてから中止を判断する。
 その後にロイコトリエン受容体拮抗薬を中止する。

2)学童(6~17歳)
イ)感冒罹患時や全力疾走、持久走でも喘鳴が出ない状態が3年間持続すれば、中止を検討する。
ロ)8歳以上では、呼吸器機能検査(ピークフローなど)が正常範囲に達していることが望ましい。

注意点 
 長期管理薬が終了となると、多くの患者・家族は喘息が治ったと思い定期的な外来通院を止めてしまう。無治療で無発作期間が5年以上続けば、臨床的治癒と判断されるが、そこまで経過観察が出来ないことが多い。
イ)長期管理薬が終了となっても、年1~2回は外来受診を勧めます。受診時に肺機能検査をして、
 感冒罹患
時や運動時の咳や喘鳴についてもお尋ねします。
ロ)高校生になったら、患児も喘息について正しい知識を持つようにしましょう(発作時の対応や
 遺伝関係:アレルギーではゴミ・ダニに反応が強い場合には、アレルギー体質が遺伝します。

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くらいが喘息になる)。
ハ)大学進学や就職などで地元を離れる場合には紹介状を書きますので、定期的な外来通院を続けましょう。

気管支喘息の発作程度の評価

 

軽度=小発作

中等度=中発作

重度=大発作

喘鳴

軽度

明らか

著明

陥没呼吸

なし~軽い

明らか

著明

起座呼吸

苦しいが横になれる

苦しくて横になれない

苦しくて動けない

食事

ほぼ普通

やや困難

困難

会話

通常会話

短い文章

単語のみ

睡眠

眠れる

時々目を覚ます

眠れない=傷害される

意識低下

なし

なし

やや有り

酸素飽和度=SO

95%以上

91~95%

90%未満

※痰が気管に詰まってしまうと、気管支を完全に閉塞します(樹枝状痰)。

長期管理薬を考慮した重症度判定表

設問項目

頻度・程度

重症度

A)1ヶ月間の喘鳴の頻度

全くなし

間欠型以下

 

月1回以上、週1回未満

軽症持続型

 

週1回以上、毎日ではない

中等症持続型

 

毎日持続

重症持続型

B)1ヶ月間の呼吸困難発作の回数

全くなし

間欠型以下

 

月1回以上、週1回未満

軽症持続型

 

週1回以上、毎日ではない

中等症持続型

 

毎日持続

重症持続型

C)1ヶ月間の夜間覚醒の頻度

全くなし

間欠型以下

 

月1回以上、週1回未満

軽症持続型

 

週1回以上、毎日ではない

中等症持続型

 

毎日持続

重症持続型

 重症度による治療開始の目安
1)間欠型以下:気管支拡張剤と去痰剤で治療を開始する。必要応じて、ロイコトリエン受容体拮抗薬やステロイド剤を追加する。
2)軽症持続型:ロイコトリエン受容体拮抗薬を継続し、必要応じて、低容量のステロイド剤を追加する。気管支拡張剤と去痰剤も発作には使用する。
3)中等症持続型:ロイコトリエン受容体拮抗薬と低容量のステロイド剤を併用する。必要に応じてステロイド剤を増量する。気管支拡張剤と去痰剤も発作には使用する。
4)重症持続型:ロイコトリエン受容体拮抗薬と高容量のステロイド剤を併用する。必要に応じてテオフィリン製剤を併用する。気管支拡張剤と去痰剤も発作には使用する。
※①ロイコトリエン受容体拮抗薬・・・オノンドライシロップやシングレア細粒など
 ②ステロイド剤・・パルミコート、アドエアなど
 ③気管支拡張剤・・・ホクナリンドライシロップやテープなど
 ④去痰剤・・・ムコダインやムコサールなど。
文献)小児科外来 薬の処方プラクティスp79p85 中山書店/ 気管支喘息:五十嵐隆夫

 
インフルエンザ覚え書き 令和2年1月1日 
 
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質問・相談

☆インフルエンザになった子どもには、以下のようなメモを渡しています。

氏名:         
診断名:インフルエンザ
A型・B型・臨床診断、
連絡:家族、園や学校に連絡しましょう。学校は欠席扱いにはなりません。

当園・登校:発病日( / )を0として、5日間は休む。かつ解熱後2・3日したら当園・登校可( / )。
 登園許可証が必要な園が多いので、確認しておきましょう。高校では診断書が必要な所があります。
潜伏期間:1~7日。2~3日以内で発熱者がいたら、インフルエンザを疑いましょう。
合併症:中耳炎、熱性痙攣、急性胃腸炎や急性気管支炎が多い。異常行動(薬剤のせいではありません)。脱水症。
 息苦しそうな場合は「肺炎」、意識がはっきりしない・痙攣が続く場合は「脳炎・脳症」のこともあります。
 ※異常行動:ろれつが回らない、幻視・幻覚、周囲の状況が理解できない、おびえ、急に怒りだすなど。
脱水症の予防:1日に体重あたりに必要な水分の目安があります。食事が3割食べられたら、水分は7割で結構。
 体重10kgでは1L、15kgでは1.25L、20kgでは1.5L程度です。
 1回あたり、体重の1倍~2倍を与えましょう。水、お茶や牛乳だけでなく、イオン飲料+塩分の多い飲み物(味噌汁、うどんの汁、コンソメ、ラーメンの汁など)を追加しましょう。
緊急受診の医療機関:当院のホームページをご覧下さい。