阿南とのきずな - 永遠に - 贈られた「蜂須賀桜」で -

 雲仙・普賢岳噴火災害時から被災者を支援し続けてきた徳島県の阿南商工会議所青年部OBらが15日午後、島原市を訪れ、雲仙岳災害記念館や仁田団地内の 花木公園に、数100年は育つという徳島県特有のサクラ「蜂須賀桜」の苗を植樹し、「島原、阿南の両者の絆が永遠に続き、いつか満開のサクラの下で阿波踊 りを - 」と願った。

 災害時の1992年8月、「子どもたちにひとときの安らぎを」と島原市の小学生を阿南市に招く「島原・阿南げんき塾」を、島原、阿南両商工会議所青年部 が合同企画したのが交流の始まり。その後、本場・徳島の阿波踊りに感銘を受けた島原商工会議所青年部が1996年10月から地元で「しまばらガマダス阿波 踊り大会」を開催するようになり、阿南市からも阿波踊りグループが出場するなど両者の交流は続いている。

 蜂須賀桜の寄贈は、昨年同大会が10周年の節目を迎えたことを記念したもの。島原市で被災地への植樹活動が行われていることを知った阿南商工会議所青年 部OBらが、徳島県内で蜂須賀桜の保存と増殖活動を続けている「蜂須賀桜と武家屋敷を守る会」の賛同を得て「緑化活動とサクラの名所づくりに貢献しよう」 と、苗を贈ることに。

 同記念館庭園であった記念植樹には、阿波踊り団体の「島原不知火連」(廣瀬朗連長)や阿南市職員らでつくる「ささゆり連」(細川博史連長)、両商工会議 所青年部など約50人が参加。元島原商工会議所会頭で同大会実行委員会会長の森本元成さんは「両者の強い友情の絆は永遠のものであり、いつか阿波踊りをサ クラの下で盛大に開催したい」と述べ、元阿南商工会議所青年部会長の西野賢太郎さんも「徳島の伝統文化・阿波踊りが島原で10年にわたり続けられてきたこ とは最高の縁だ。両市の友情と阿波踊り有志の発展につながることを願う」と述べ、苗六本を植えた。

 蜂須賀桜は江戸時代に徳島城御殿にのみ生息していたといういわれがあり、原木の樹齢は250年だという。大手製紙メーカーの光バイオ技術により、その古 木を元にして培養に成功した苗を使って普及活動が続けられている。今回は高さ約15cmの苗50本が寄贈され、被災地への植樹などに活用された。カンザク ラ系のサクラで、2月中旬から約1カ月間淡い紅色の花を咲かせるもの。国内にあるのは徳島と島原のみだという。
[2006/10/17:島原新聞]

<< Home
島原新聞
F-Secure 優待販売
広告募集
ニュース検索

ニュースアーカイブ

ブログパーツ
| ホーム | カボチャテレビ | しまばらTV | みどころ | 宿泊マップ | イベント | リンク | ショッピング | 履正不畏 | 問合せ | 運営会社 |
Copyright © 2006 Cabletelevision shimabara. All rights reserved. counter