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真正党綱領
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下へ続く |
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他国の同名のそれとは必ずしも一致しない。認識対象は、 自己のみならず他者をも含み、有機物質のみならず無機物質をもふくむ。 我が党独自の実存主義は、存在論主義と呼び変えても問題はないが、 自己を見つめる度合いが強い分、実存主義と命名する。 従って、この認識手法で認識しただけの段階では、 本来なら価値観が入り込む余地はない。又,誰もが、自分は完璧では ないにしても概ね正確に認識していると考えていることであろう。 しかし実際には、心の自由を奪われた、若しくは失った人達は、存在しない ものを存在すると、存在するものを存在しないと認識しつつ、 その誤った認識の上に立って制度や理論を構築している。 だからこそ、言葉の上では唖然とする位当たり前すぎてありふれている この認識手法が、実は、極めて重要なのである。 |
1.5 神 |
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認識手段として実存主義の立場を採る時に、思考過程での最初の、 且つ最大の分岐点は、神の存在に対する認識である。 我が党は、神は存在するとの認識に立つ。無神論は採らない。 しかし、無神論と紙一重である。無神論との違いは、 私見では、自己の人間としての謙虚さと無常とを認識できるか 否かに帰すると思われる。神がいないとするならば、人間を制約 するものがいなくなり、混沌と御都合主義的な因習が支配する社会 に陥らざるを得ない。が、もはや、誰もが好き勝手なことを言える 次元でもある。誰も証明できないからである。従って、我々は、 これ以上の神学論に立ち入ることを拒否する。 |
1.6 神の存在を肯定する我が党の立場と、既存の宗教との関係 |
我が党は、神は存在するとの立場に立つが、しかし、神は、人間の思考や想像 の範囲外にあり、人間の価値観や言葉とは一切関わりがなく、没交渉、無縁で あると認識する。既存の宗教は、特殊な人間が、特殊な言葉で、特殊な価値観 を、神のそれと偽造して持ち込んだものである。神は、日本語でであろうと、英語 でであろうと、ヘブライ語でであろうと、一切、人間の言葉では語らないのだ。 何かをすれば幸せになれるとか、何かをしなければ地獄に堕ちるという類の 宗教上の脅し文句は、神の言葉ではなくて、人間の言葉に他ならない。人間は、 どんなにもがいても、神の片鱗に触れることはできない。その存在を、気が 遠くなる程の彼方からかろうじてぼんやりと認識できる程度以上には、近寄る ことができない存在なのだ。神の言葉を預かってきた等という宗教とは、我々は、 認識の次元を異にする。しかし、既存の宗教と、敢えて敵対する必要性も見出 しがたい。既存の宗教は、社会にあからさまな害悪を及ぼさない限り、因習 として認めて差し支えないが、神とは無縁のものである。 であるとするならば、人間は頼るものがなく、非常に孤独で弱い存在である ことに気付く。気付いていながらそのことに真正面から向き合うのではなく、 人間の作った宗教に逃れたり、気付かないまま宗教に逃避したりする。逆に、 宗教の側から人間の弱みに付け込もうとする。 我が党は、神の存在を肯定する。しかし、其のこと以外では、全て人間の仕業で、 人間と人間社会を何とかしなければならないと考える。 |
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1.7 人間観 |
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人間は、不確実で不確定なものである。完全に善になることも完全に悪に なることもない。仮に、善を白色、悪を黒色だとすれば、人間は、白と黒が 混じったグレーである。しかも、一人の人間の中で、グレーの濃淡の度合が 瞬時に変化するし、その変化の仕方も一様ではない。この文章を読んでいる 貴方自身が、グレーの濃淡の度合が刻々と変化する捉えどころのない灰色 人間であるし、貴方と関わりを持つ人間や、関わりを持たない人間の全てが、 定常な濃淡のグレーで在り続けることができない刻々変化する灰色人間なのだ。 我々は、とてつもなく不確実で不確定な無数の人間を相手としており、又、 我々自身もそのような灰色人間であり、自ら、己の灰色人間模様を制御して ゆくしかない、やっかいな存在なのだ。 如上の人間観を前提にして、党の理念、目的、党規則、党組織を 構築する。 |
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