全国自治体サッカー - 炎天下、日本一を目指し 島原で5日間・熱戦の火ぶた -

 県や市町村、消防などの職員でつくるサッカーチームが日本一を目指す「第36回全国自治体職員サッカー選手権大会」(主催=全国自治体職員サッカー連盟・島原市)が29日、同市で開幕し、5日間に及ぶ熱戦の火ぶたを切った。

 北海道から九州まで全国12ブロックの予選を勝ち抜いた30チームに前年度優勝の東京消防庁、開催地の島原市を含め計32チームが参加。開会式が28日夕、島原復興アリーナで開催された。
[2006/07/30:島原新聞]

 
杉谷でも児童たちが - EM菌団子を3か所に -

 島原四小の児童ら約40人が29日、杉谷地区の水源地3カ所にEM菌(有用微生物群)泥団子1500個を投入し、郷土の水環境がよくなることを願った。

 対象は、宇土出口の湧水、江里神社、このほど約3年ぶりに水が湧き出た温泉熊野神社。いずれの水源も水の透明度は高いが、藻の繁殖が著しいため、地区青少年健全育成協議会などが杉谷公民館の余暇活動の一環として地区の湧水環境をきれいに保とうと、昨年から始めたもので、善玉菌の集合体であるEM菌のもつ水質や環境などの浄化作用に着目した。
[2006/07/30:島原新聞]



 
国際ワークキャンプ - 日本の家庭生活も体験 各国の大学生など11人 -

 外国の大学生と雲仙市国見町の児童・生徒らが寝食をともにするなどして交流を図る「国際ワークキャンプIN KUNIMI」が28日から同市国見町を中心に始まった。

 同市社会福祉協議会国見事務所と、各種ワークキャンプを通じて国際理解を深める活動などを展開する東京都のNGO「NICE」(「ナイス」=Never - ending International WorkCamps Exchange)が主催し、外国の大学生との協同ワークやホームステイなどの交流を通 じて地元の子どもたちに外国への理解を深めてもらうとともに、ふるさとのよさを再認識してもらうのが目的。

 キャンプ参加者は日本や中国、韓国、トルコ、フランス、スペイン、メキシコの大学生など11人で、主に国見町総合福祉センターに宿泊。8月10日までの 2週間、町内の児童・生徒と一緒になって社会福祉施設の高齢者との交流や体験学習などを行う3泊4日の「'06サマーボランティアスクール」や町内の個人 宅にホームステイをして日本の家庭生活を体験しながら日本への理解を深める「ホームステイ」に取り組むほか、今回は千々石町の棚田の見学、国の重要伝統的 建造物群保存地区である国見町神代小路地区の清掃活動、遺跡発掘の体験なども盛り込んだ。

 
実現を目指し要望活動 - 幹線道路網建設促進期成会 -

 「島原半島幹線道路網建設促進期成会」と「愛野・小浜バイパス建設促進期成会」は25日、本年度の総会を南島原市ありえコレジヨホールでそれぞれ開き、合併に伴う構成団体の再編後も引き続き両期成会を継続することを再確認した。

 幹線道路網期成会は地域高規格道路「島原道路」の整備促進や主要な国県道の改良整備などを目的に平成四年発足、バイパス期成会は雲仙グリーンロード(広 域農道)が通っていない雲仙市小浜町 - 愛野町間への国道57号バイパス建設などを目指して平成11年に発足したもの。

 いずれも島原半島の1市旧16町で組織していたが、合併に伴い両期成会の構成団体が島原・雲仙・南島原の3市になったため、総会では新市で今後も両期成 会を継続することを再確認し、あわせて組織の再編に伴い役員を選出。国・県への要望活動などを盛り込んだ本年度の事業計画を決めた。

 
反核平和の火リレー - 市職員10人で引き継ぐ -

 核廃絶と恒久平和を願う「ナガサキ誓いの火」のトーチを県内全域でつなぐ「反核平和の火リレー」が28日、島原市に入り、市職員10人が8.5kmを走って引き継いだ。

 この誓いの火は、五輪発祥の地・ギリシャから長崎市に贈られた核兵器廃絶を願う聖火から採火したもの。リレーは県平和運動センター青年女性協議会などで つくる日本青年学生平和友好祭県実行委員会が主催し、ことしで22回目。佐賀県を一部含む240区間約390kmを600人でつなぐ。
[2006/07/29:島原新聞]


[関連サイト]
- ナガサキ誓いの火

 
雲仙市民スポーツ大会 - 27名と5団体を表彰 -

 住民の親睦・融和、連帯意識の高揚を図る雲仙市のスポーツの祭典「第1回市民スポーツ大会」(同市体育協会主催、会長・奥村市長)がきょう29日、開幕する。

 大会を前に同市体育協会は28日、本年度の協会表彰を発表。社会体育功労者4名、スポーツ優秀選手22名、同優秀団体5団体、同特別功労選手1名の個人27名と5団体を開会式(29日午後7時・同市吾妻町ふるさと会館)で表彰する。

 同日から始まる山岳を皮切りに9月10日まで、全21競技で熱戦を繰り広げる。
[2006/07/29:島原新聞]


[関連サイト]
- 雲仙市役所

 
南島原市民スポーツ大会 - 13人と3団体を表彰 -

 市町村合併で誕生した南島原市のスポーツの祭典「第1回市民スポーツ大会」が30日開幕し、夏の島原半島南部を舞台に熱戦を繰り広げる。

 半世紀にわたり開催されてきた旧南高来郡民体育大会は、「平成の大合併」により島原半島が3市に再編されたため、昨年度でその歴史に幕を閉じた。新市に なって初めての市民スポーツ大会は、「元気で明るい未来のために」と新たに発足した同市体育協会(会長=松島世佳市長)が主催するもの。「市民の健康増進 と体力向上、市民生活を明るく豊かにする」ためこれから毎年開催される。
[2006/07/28:島原新聞]



 
熱中症は『予防』が大切 - 帽子をかぶり水をこまめに -

 豪雨が続き長かったことしの梅雨もようやく明け、いよいよ夏本番を迎えるが、これから心配されるのが熱中症。最悪の場合は死に至るケースもあり、屋外では帽子を着用する、水分をこまめに摂る、日陰を利用するなど予防が大切だ。

  湿度が高いとき、風がないときは要注意!!たくさん汗をかいたら、塩分補給も忘れないようにすること。異常が発生したら、まずは涼しい場所へ移動するこ と、衣服類を緩めること。頭などに水をかけたり、濡れタオルをあてて扇ぐなどの処置を施すこと。太い血管のある脇の下、首、足の付け根・股の間を冷やすの が効果的だ。
[2006/07/28:島原新聞]


[関連サイト]
- 熱中症を防ごう / スポーツ医・科学 - 日体協 - 財団法人日本体育協会
- 熱中症保健指導マニュアル - 環境省

 
島田さんが最優秀賞 - 雲仙市・社明中学弁論大会 -

 第56回社会を明るくする運動の「第1回雲仙市中学生弁論大会」(主催=島原地区保護司会・同市・長崎保護観察所)が26日、吾妻ふるさと会館で行われ、愛野中3年の島田紗代子さんが最優秀賞に輝いた。

  市内9中学校から15名の代表弁士が出場し、社会に対する想いなど熱弁をふるった。同市教育委員長で保護司の城臺安友氏を委員長に、鈴山勝利・市教育 長、菊池文喬島原地区保護司会長、片山豊子島原更生保護女性会長、同保護司会雲仙分区会の岩崎哲太郎氏(保護司)が厳正に審査した。
[2006/07/28:島原新聞]


[関連サイト]
- 雲仙市役所 - 雲仙市
- 犯罪予防活動“社会を明るくする運動” - 法務省保護局

 
やっぱり避暑は雲仙に - よみがえる昔の温泉郷 -

 かつて外国人観光客の避暑地としてにぎわった歴史や魅力を振り返り活性化を目指そうと、雲仙市小浜町の雲仙温泉街で「ルネッサンス雲仙2006」が26日に始まった。8月20日まで雲仙の歴史を偲ぶ写真展やライブ、ライトアップなどが繰り広げられる。

 2004 年度から始まり、3年目となる雲仙の夏のイベント。避暑地としてにぎわった明治、大正、昭和の雲仙の風景写真やDVD映像で当時の雲仙にふれて もらい、色鮮やかなクラシカルドレスを着て記念撮影を楽しんでもらうほか、今回はマッサージや水墨画などの体験教室(有料)や灯りのイベント「クラシカル ナイト」なども準備した。

「温泉レモネード」も - 新しい名物にと再現 -

  また、「雲仙ならではの食の名物をつくろう」と、地元有志が商品化した清涼飲料水「温泉(うんぜん)レモネード」が、この日お披露目された。

  雲仙・島原の天然水に島原半島産のグリーンレモンを微量加えて炭酸を注入した、さっぱりとした爽やかな飲み口で、懐かしいデザインの特注ラベルを貼った ビンでレトロ感を演出。レモネードは明治時代に外国人避暑客が雲仙に持ち込んだほか、地元でも炭酸水にレモンを絞って飲んでいたそうで、その歴史をもとに して再現した。
[2006/07/28:島原新聞]


[関連サイト]
- 雲仙観光協会/ナビゲーションページ - 雲仙観光協会

 
荒木さん最優秀賞に - 南島原・社明中学弁論大会 -

 「社会を明るくする運動」南島原市中学生弁論大会が25日午後1時半から有家町のありえコレジヨホールであり、各校の代表15人が心を込めて所信を訴えた。

 審査委員は菅弘賢教育長、近藤正治有家中学校長、長門昭子更生保護女性会南島原地区代表、山平進市市民生活部長、藤原国喜市教育委員会学校教育課長の各氏が務めた。
[2006/07/27:島原新聞]



 
火山都市国際会議をPR - 北海道火山防災サミットで -

 島原市で来年11月に開催される「火山都市国際会議島原大会」( CoV5 )のキャラバン隊が31、8月1日の両日、苫小牧市で開かれる「北海道火山防災サミット」に参加する。

 同サミットは、『火の山たちに触れ・語り、そして学ぼう」を合言葉に北海道胆振地方で繰り広げられる、子どもたちや住民が主役の火山に触れながら楽しく学ぶ「北海道火山防災サミット週間2006 in いぶり」(7月25 - 8月2日)の一環。

 サミットのプログラムに組み込まれた「全国からの報告『過去の教訓に学ぶ』」で同キャラバン隊の杉本伸一氏(島原大会事務局長)が、「雲仙・普賢岳災害 の教訓 - 火山都市国際会議 - 島原発世界へ」と題して講演。住民参加型の島原大会をPRし、全国からの参加を呼びかける。


 
増田・林田・樽田・草野さん - 全国ピアノコンクールに -

 29、30日に静岡県浜松市のアクトシティホールで開催される第10回ピアラピアノコンクール全国大会(日本ピアノグレード認定協会主催)に、県代表のうち島原半島から児童・生徒4人が出場する。

 昨年11月の県予選と今年2月の九州大会を勝ち抜いて出場を決めたもの。全国大会では小学1、2年から高校までの各部門で演奏の腕を競い合う。
[2006/07/27:島原新聞]



 
雲仙市吾妻の吹原さん - ブロッコリーで農水大臣賞 -

 愛媛県松山市の県民文化会館で20日開催された「第55回全国農業コンクール」(同県など主催、農林水産省など後援)の園芸部門に出場した雲仙市吾妻町の吹原繁男さん(55)が見事、農林水産大臣賞の名誉賞に輝いた。

 平成17年度の県農業賞に選ばれた吹原さんを県が同コンクールに推薦、全国20人枠にノミネートされた。中央審査会がことし6月、現地を調査。同コンクールで20人による発表会が行われ、栄えある名誉賞を獲得したもの。

 
雲仙市が対策本部を設置 - 流木問題 豪雨災害調査も -

 雲仙市の橘湾沿岸に流木等が大量に漂着した問題で同市は24日、「市海岸漂着流木等問題対策本部」を設置。豪雨による崖崩れなどとあわせて25日、市内全域の被災地を現地視察した。

 同市によると、現在までに確認している流木は橘湾沿岸の6か所で計約2200本。このうち千々石海水浴場の約700本、南串山町赤間海岸の約100本の 計約800本はまだ回収されていない。また、豪雨災害は崖崩れ8か所、道路破損1か所、家屋の一部損壊が1棟、などとなっている。
[2006/07/26:島原新聞]


[関連サイト]
- 雲仙市役所

 
三池さんと永石さん - 島原社明弁論で最優秀 -

 「ふれあいと対話が築く明るい社会」をスローガンに掲げた第56回「社会を明るくする運動」島原地方実施委員会(会長=吉岡市長)のメーンイベントであ る第53回島原地区中学・高校生弁論大会が24日、島原市の有明公民館で開かれ、三池恵さん(島原一中3年)と永石綾香さん(島原南高3年)が最優秀の島 原市長賞に輝いた。

 宮崎教育長(吉岡市長代理)が「現代社会における同運動の重要性は高まっており、皆さんがそれぞれの体験や主張を訴えることで、明るく住みよい社会づく りにつながることを願いたい」とあいさつしたあと、中学生9人と高校生11人の計20人が熱弁をふるい、日本弁論連盟副会長の元島和男氏ら5人が内容や表 現力を基準にして審査。

 弁士らは、近年の少年犯罪を例に挙げて「心の貧しさや我慢強さが足りないのでは」と指摘したり、地域住民と交わす何気ないあいさつや会話が「私たち子ど もを救う手となるはず」と訴えたり。市長賞に輝いた三池さんは「語り合おう」と題して、保護者や友人などと語り合うことが「目に見えない大きな力となる」 として、「人と語り合う嬉しさを実感し、相手を大切にしようと思う」と述べた。
[2006/07/26:島原新聞]



 
夢はオリンピック選手 - 泳げない人も4日もあれば -

 島原温水プールで25日、小学生水泳教室が始まった。28日までの四日間、心地よいプールで汗を流しながら泳ぎを磨く。

 水泳能力を高めてもらおうと、毎年夏休み中に開かれている好評の水泳教室で、今年は新市誕生に伴い有明地区からも募集したところ、大三東小、湯江小を含め市内八校の小学3 - 6年生62人が集まった。
[2006/07/26:島原新聞]

 
長崎・島原との架け橋に - 韓大生がホテルで研修 -

 韓国の大学生が県内の宿泊施設で研修する本年度の「外国人実習生受入事業」が始まり、島原市内で研修を受ける学生10名が24日、吉岡市長を表敬訪問した。

 観光県・長崎との架け橋として人的ネットワークの構築を図るため、韓国の大学生を県内の宿泊施設で受け入れる同事業は県が昨年から始めたもの。ことしは 韓国の九大学から、観光やホテル経営、日本語などを専攻している学生34名が来日しており、島原・雲仙を含む県内の19施設で来月21日まで1か月間研修 を積み、終了後は県の「観光大使」として任命される。
[2006/07/25:島原新聞]

 
早飲み、輪投げなども - 開幕!!土曜夜市にぎわう -

 島原市の夏の風物詩「土曜夜市」が22日夜、万町と一番街両アーケードで始まり、心配された雨も夜市の時間帯は降ることもなく、通りには涼を求めてそぞろ歩きを楽しむ多くの家族連れなどでにぎわった。

 土曜夜市は1974年8月に当時の万町青年会(中村昭二会長)が実施したのが始まりとされ、今夏で丸32年。通りには焼き鳥やかき氷、ビール、金魚すくい、水ヨーヨーなどの露店が並び、思い思いの品を買い求める人も。
[2006/07/25:島原新聞]



 
1年生ががまだす - 島高福祉ボランティア -

 島原高の1年生279人が21、24、25日の3日間にわたり、島原市内の老人福祉、障害者福祉施設10カ所で「福祉ボランティア活動」に取り組んでいる。

 2003年度のインターハイ「長崎ゆめ総体」の1人1役運動から生まれた各校独自の事業を展開する「1校1役運動」の一環として、同校では思いやりを もった豊かな人間性と社会性を育むことを目的として2004年度から福祉施設を訪問して高齢者などと交流を図るようにしており、市老人ホームありあけ荘、 秩父が浦荘、デイサービスセンター湧水園、清華学園、銀の星学園と若菜寮および明けの星寮、デイサービス宝生園の杉山町と中堀町、フォスター島原で生徒を 受け入れてもらった。
[2006/07/25:島原新聞]



 
吉村教授とエジプト - 夢を持つことが大切 -

 早稲田大学の客員教授でエジプト考古学者の吉村作治氏が21日、島原文化会館大ホールで講演し、集まった中学・高校生約1200人に「早めに目標を決めてロードマップ(人生設計)をつくり、それに向かって突き進んで」と、夢をもつことの大事さを呼びかけた。

 社会の第一線で活躍する著名人などの経験を交えた話を聞くことで、高校生などに夢や目標をもつ大切さなどを感じてもらおうと、2004年度から始まった県教育庁主催の「心に響く人生の達人セミナー」。本年度の講師3人のうち、県教委参与で国見高サッカー部総監督の小嶺忠敏氏の講演会が8月24日にアルカスSASEBOである。

 
親子で楽しく学ぶ - 夏休み火山実験教室 -

 雲仙岳災害記念館は22日、「火山をまるかじり!!」と題した夏休み親子火山実験教室を開催し、親子連れが実験を通して火山や地震など自然現象について楽しく学んだ。

 同記念館のオープン4周年を記念した夏休み特別企画の一環。同半島を中心に親子21組53人が参加した。
[2006/07/23:島原新聞]



 
村上君見事!!3位に - 全国大会怪我の中、主将の責任 -

 島原レスリングスクール(内野泰延監督)の最高学年、村上貴之君(中3)と吉田拓郎君(同)が、それぞれ第32回全国中学生レスリング選手権大会と第26回関西少年レスリング選手権大会に出場。村上君が全中レスリング選手権の男子73kg級で3位。吉田君も関西レスリング選手権の53kg級で3位に入賞した。

 32回全国中学生レスリング選手権大会は6月10、11の2日間、茨城県水戸市の県立スポーツセンター体育館であり、島原スクールから村上君ら中学生6人が出場。キャプテンでもある村上君は大会1か月前、学校の体育(陸上)の授業で足の裏を痛め、「ほとんど練習が出来なかった」。でも同スクールに所属しての最後の全国大会で主将としての責任を果たしたい思いがあり、監督に出場を申し出た。
[2006/07/23:島原新聞]

 
今夏も折り鶴を約4千羽 - 長崎原爆病院の患者さんに -

 長崎に原爆が投下された8月9日を前に、島原二中と島原中央高の生徒4人が20日夕方、市役所を訪れ、吉岡市長に折り鶴計約4千羽を寄託した。

 島原二中3年の松尾俊輝君(14)と佐藤玲美さん(14)=いずれも生徒会文化部長=は全生徒316人に約2千羽を折ってもらい、島原中央高3年の生徒会長、森崎将太君(18)とインターアクトクラブ副会長の大場友仁君(16)も全生徒116人に2千羽を折ってもらったもので、「一羽ずつ平和になってほしいと願いを込めながら、みんなで心を一つにして折った」(松尾君)などと思いを込めた。

 折り鶴は、吉岡市長が8月3日に長崎市の長崎原爆病院を訪れて被爆者らに手渡すことにしており、「患者の皆さんも喜んでいらっしゃるようで、毎年続けていただいていることに感謝し、皆さんの折り鶴が少しでも励みになれば。世界平和について考える姿勢を、ずっと後輩にも受け継いでいってもらいたい」と話した。
[2006/07/22:島原新聞]

 
南風楼リニューアルオープン - 3階から5階の客室を全面改装 -

 十八銀行(長崎市)の再生支援により、雲仙市などの旅館・ホテル4社の持ち株会社方式で再スタートを切ったホテル南風楼(島原市弁天町2丁目)が22日、リニューアルオープンする。
 同ホテルは1912年(大正元年)の創業で、市内では最大規模の老舗旅館。今回は1968年に建設された本館の3 - 5階の客室を全面改装したもので、今後も5カ年計画で施設や設備を改修するなど再生を図ってゆく。

 ゆとりある広さでシックな雰囲気で統一した5階の6部屋のうち5部屋は和室や洋室、リビングルームとともに、有明海を眺めながら、かけ流しの「島原温泉」を楽しめる風呂を備え、4階は洒落た室内のデザイナーズルーム11部屋にするなど生まれ変わった。?JTB商事(長崎市)が企画・監修、?山崎志佐環境計画研究所(福岡市)が設計、星野建設株式会社(島原市)が施工した。

 
大雨で崖崩れなど相次ぐ - 雲仙千々石線で鉄砲水も -

 活発な梅雨前線の南下に伴い島原半島は21日未明から激しい雨に見舞われ、崖崩れなどの被害が相次いだ。雲仙市と南島原市で計9世帯、16人が自主避難したほか、県道雲仙千々石線には鉄砲水も流れ込んだ。

 降り始めからの総雨量は同日午後2時現在、雲仙岳測候所で420mm。同日午前5時10分には大雨洪水警報が発令され、同七時までの時間雨量は86mmを観測した。

 雲仙警察署によると、雲仙市小浜町金浜の浜口バス停付近の国道251号に土砂が流れ込むなど同市内で9か所の崖崩れが発生したほか、県道雲仙千々石線には鉄砲水で土砂が堆積し、車両1台が破損した。道路の冠水と損壊は同市内で各1か所。
[2006/07/22:島原新聞]

 
安全安心ステーション - 旧広馬場交番を活用、防犯・防災の拠点に -

 地域住民の暮らしの安全に役立てようと島原市白山地区の住民組織が中心となり取り組む自主的な防犯・防災等の活動拠点として、島原警察署の廃止された旧広馬場交番(同市津町)を活用した「広馬場安全安心ステーション」が21日、開所した。

 島原署の記録によると、旧交番は昭和23年4月、湊警部補派出所として発足。島原の歴史自治制編には「明治15年、(先々代の)山本蔦五郎氏ほか63人が派出所として土地建物を寄進した」と記録されており、同地域の治安の維持や生活の安全に長年貢献してきた。

 市町村合併に伴う県警の交番・駐在所の整理統合計画に基づき同交番はことし3月末で外港交番に統合・廃止されることになり、地元住民が自主的な防犯・防災活動の拠点とするため施設の存続を要望していたもの。
[2006/07/22:島原新聞]

 
「のぞきからくり」を伝承 - 深江中・竹棒をたたいて -

 一学期もやがて終わろうとする14日、南島原市の深江中学校の教室から「のぞきからくり」の語りが聞こえてきた。「ア、チョイト」の掛け声を挟み、竹棒 を叩いて調子を取りながら『地獄と極楽』、『先生と生徒の悲しい物語』などの演目を語るのは、同中の1年生。この春から総合的学習の時間で取り組んできた 「調べ学習・郷土の伝統文化」伝承の一幕だ。

 「のぞきからくり」は江戸時代、全国で興行された民衆芸能の一つ。中世の仏教絵解きと、南蛮渡来の機械「のぞき(めがね)」とが合体したものとされてい るが往時そのままの姿で上演伝承しているのは深江のそれが唯一。北岡静壽会長を中心に7人のメンバーが県内外での公演を続けている。
[2006/07/21:島原新聞]



 
同窓会の基金を活用 - 農高生10人が海外研修 -

 夏休みに海外で農業研修に取り組む島原農高(金子正司校長)の園芸科学科3年生10人の壮行会が19日に行われ、OBらの激励を受けた。

 2002年12月に同校が創立50周年を迎えたことを記念して同窓会(井上恒紀会長・4回生)が創設した約2千万円の海外農業研修基金を活用して2004年度から派遣しているもので、今回の生徒らは3期生。

 研修生は7月22日から8月5日までの15日間オーストラリアに渡り、現地の農家宅に宿泊しながら農業を体験するファームステイや現地の高校生らと交流 するなどして、国際的な視野を広げるとともに知識と技術の習得を図り、帰国後の9月にある同窓会の総会でOBらに研修成果を報告することにしている。
[2006/07/21:島原新聞]



 
さあ、きょうから夏休み - だらだらせず楽しい毎日を -

 あいにくの雨に見舞われた20日、一学期の終業式が各学校で行われ、待ちに待った夏休みの到来に子どもたちは満面の笑顔になった。

 このうち、湯江小では1、2校時の授業を済ませたあと午前10時20分から体育館で行い、3、4年生の児童代表が「夏休みはだらだらせず、しっかりと責任をもって過ごすようにしたい」などと2学期の抱負などを発表。

 立花博校長は「4月に入学した1年生はもう立派な湯江っ子であり、6年生はリーダーとして手助けをしてくれるなど一ひとりがよく頑張った。皆さんが1学 期に頑張ったことは通知表に書いてあるため、それを見て2学期も励んでほしい。夏休みには自治会や近所の方々に自ら進んであいさつをするようにし、知って いる人を増やすようにして下さい」と呼びかけた。
[2006/07/21:島原新聞]

 
ワコール最優秀工場に - プラスナイロン株式会社島原工場 -

 プラスナイロン株式会社(社長=久部貞男島原商工会議所会頭、本社=島原市有明町大三東)の島原工場(横田哲夫工場長、島原市南崩山町)がこのほど、下着製造業界のトップメーカー「ワコール」(塚本能交社長、京都市南区)の最優秀工場に "2年連続" で選ばれた。

 工場挙げての徹底した品質管理が高い評価を得たもので、横田工場長は「昨年初めて受賞したばっかりだったので、まさか今年も頂けるなんて想ってもいませんでした。130人いる全従業員の不断の努力の集大成です」と喜んでいる。
[2006/07/21:島原新聞]


[関連サイト]
- ワコール

 
つめ跡を目の当たりに - 大野木場小で災害学習 -

 南島原市・大野木場小の5、6年生計39人が18日、同市深江町の大野木場砂防みらい館や水無川2号砂防えん堤を訪れ、雲仙・普賢岳噴火災害の脅威や雲 仙復興事務所が水無川流域で進めている砂防事業について学んだ。学習した内容は9月15日に行う「大野木場メモリアルデー」で披露する。

 メモリアルデーは、噴火災害時の火砕流によって旧校舎が焼失した1991年9月15日にちなんだもので、噴火災害の継承を目的に1998年から毎年この 日に旧深江町など主催で災害学習発表会が開催されてきたが、昨年からは同校主体で実施されるように。この日は同事務所の職員の協力を得て事前学習に取り組 んだもの。

 ヘルメットをかぶり砂防みらい館に集合した児童らは、ふだんは立ち入り禁止の水無川流域の砂防指定地へ。2000年3月に完成した長さ670mの水無川 2号砂防えん堤や、ふだんからカメラで溶岩ドームなどの監視を続けている砂防みらい館4階の監視室から、火砕流や土石流が流れたつめ跡を目の当たりにした り、土石流をせき止めるなどの機能をもつ砂防えん堤について学んだり。児童らは「砂防えん堤の役割を初めて知った」、「みんなの命や財産を守るのが復興に つながっていると思った」などと口々に感想を言った。
[2006/07/20:島原新聞]



 
松尾・芝田・島村三選手 - 相撲で九州・全国大会へ -

 相撲競技で九州・全国大会に出場する島原市内の小中学生3名の激励会が18日、市役所で行われ、吉岡市長に晴れ舞台での健闘を誓った。

 島原三小5年の松尾清香(さやか)さん(10)は第4回全九州新相撲選手権大会(5月・福岡県久山町で開催)の小学5年生の部で優勝し、大阪府堺市で9月17日に行われる「第11回全日本新相撲選手権大会」での2連覇を目指している。
[2006/07/20:島原新聞]

 
良質の「霜降り豚肉」 - 県畜産試験場など協力して成功 -

 県畜産試験場(島原市有明町)など県の4つの研究機関と民間業者2社の計6者が連携して取り組んできたプロジェクト研究において、普通なら廃棄される規格外のバレイショを家畜の飼料として有効活用することにより県独自の良質な「霜降り豚肉」をつくることに成功した。

 プロジェクト研究は「バイオマス(生物資源)を有効活用した循環型モデル地域づくり」をテーマに、バイオパーク(西海市)、県衛生公害研究所(長崎 市)、県総合農林試験場(諫早市)、県果樹試験場(大村市)、里脇製作所(大村市)の6者が2004年度から連携して取り組んでいるもので、農業地帯であ る諫早市飯盛町をモデル地区に選定し、地区ぐるみで生ゴミの堆肥化に取り組むことや、家畜の排泄物や廃棄農産物の利活用を探っている。

 そのうち廃棄農産物の有効活用について、同町で年間550tにのぼるという規格外バレイショを、はじめは堆肥化することを考えたものの、全てを堆肥にす ることが困難であることから飼料にすることへ転向。特別な品種ではなく一般的な豚を使用した2度の試験で、バレイショ50%とトウモロコシなどを混ぜバラ ンスのとれたエサ与えることにより、ロース部分の脂肪の割合が通常の倍以上になり、肉色の明るい霜降り豚肉を生み出した。
[2006/07/20:島原新聞]


[関連サイト]
- 長崎県畜産試験場

 
河本氏新しい記念館長に - 応募者19名の中から -

 雲仙岳災害記念財団は18日、雲仙岳災害記念館の新しい館長に長崎市の元会社員、河本冨士雄氏(50)が決定したと発表した。8月1日付で就任する。

 前任の河野俊文氏が健康上の理由で退任したため、その後任として経営感覚に優れ管理運営をリードできる人材等を同財団が公募していたもの。県内外から 19人(県内16人・県外3人)が応募し、一次試験をパスした4人(県内3人・県外1人)が二次試験を受験し、河本氏が選ばれた。
[2006/07/19:島原新聞]



 
三之沢少年クに初の栄冠 - カボチャ杯ソフトボール -

 新市誕生を記念して17日、「第1回カボチャテレビ杯争奪少年ソフトボール大会」が三会ふれあい運動広場グラウンドで開催された。主催=ケーブルテレビジョン島原、主管=島原南高ソフトボール協会。

 ソフトボールを通して、子供たちの健全育成と親睦融和を図ることを目的としており、カボチャテレビ放映エリア内の小学生11チームが出場して熱戦を展開した結果、三之沢少年ソフトボールクラブが初の栄冠に輝いた。戦績は次の通り。
[2006/07/19:島原新聞]



 
代表選抜は永代七段優勝 - 代表選抜は永代七段優勝 -

 『島原半島囲碁史』の発刊を記念して17日、親和銀行島原支店2階ホールで開催された「第39回親和杯・カボチャテレビ杯合同囲碁選手権大会(兼第5回 全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会)には、島原・雲仙・南島原の3市から同好者105名(うち小学生10名、中学生6名・高校生2名)が参加して種 目別に熱戦を繰り広げた。なお、各クラスともに11位、16位、23位、39位にも飛び賞を贈って健闘をたたえた。
[2006/07/19:島原新聞]

 
来年4月県営バス半島から撤退 - 島鉄が引き受け計画案 -

 県交通局が運行している県営バスが来年4月で島原半島から撤退する問題で、「雲仙市県営バス撤退問題対策本部」(本部長=奥村市長)の第2回委員会が18日、同市吾妻町のふるさと会館で開かれ、島原鉄道が県営バス路線の引き受け計画案を提示した。

 地域住民の交通手段の確保や観光への影響など県営バス路線の廃止に伴い発生する諸問題を解決するため組織された同対策本部。5月には路線存続の望みをか けて県交通局に要望書を提出する一方、並行して廃止された場合の代替策を模索しており、その柱として路線の引き継ぎを要望されている島鉄が今回、運行ダイ ヤを含む計画案を示した。
[2006/07/19:島原新聞]


[関連サイト]
- 長崎県営バス
- 島原鉄道

 
青空の下熱戦を展開 - 第1回カボチャ杯争奪少年ソフトボール大会フォトレポート -

7月17日、島原市三会ふれあい運動広場グラウンドにて開催された「第1回カボチャテレビ杯争奪少年ソフトボール大会」のフォトレポートです。















大会結果は以下の通りです。

優勝 三之沢少年ソフトボールクラブ
二位 安中リトルファイブソフトボール部
三位 杉谷トータス、有明高野少年ソフトボールクラブ

 
福岡 - 雲仙に直行バス - 県がブランド確立を支援 -

 県が支援する「雲仙ブランドづくり事業」の一環として、夏季限定の「福岡 - 雲仙直行バス」が22日 - 8月31日、毎日1往復運行される。

 自治体や民間団体が取り組む「観光交流まちづくり」を県は「21世紀まちづくり推進総合補助金」により支援。雲仙地域では「雲仙ブランドの確立」を実現 するため今年度までの3か年、(社)雲仙観光協会を中心に地元自治体や県が後押ししながら、「観光交流まちづくり」に取り組んでいる。

 本年度は雲仙プロガイドの育成や食の名物づくり、足湯紙芝居の上演などで「雲仙ブランドの確立」に向けた新たな滞在型プログラムの具現化を進めている。総事業費は約1700万円、うち県補助金が約700万円。

 同直行バスは、雲仙で繰り広げられる豊富なプログラムを楽しめる「25時間ステイin雲仙」を福岡都市圏からの観光客に体験してもらうため、夏季限定で 運行するもの。雲仙旅館ホテル組合加盟施設に宿泊する観光客を対象とし、1日1往復で45名限定。運賃は片道わずか1000円(5歳以下は無料)。雲仙仁 田峠シャトルバスが無料で利用できるほか、情報誌「遊仙」の配布、新銘菓「はなつみの詩」のプレゼントなど特典が盛りだくさん。

 
楽しく肝試しなども - 島五小で親子キャンプ -

 小学生最後の夏の思い出づくりにと、島原五小の6年生87人とその保護者ら計約200人が15日、同校グラウンドで親子キャンプを楽しんだ。

 育友会(柴田泰暢会長)が企画したもので、16日まで1泊2日の親子宿泊体験を通じて野外活動の楽しさを味わうとともに、協力して行うことで責任感を培うことなどが目的。
[2006/07/16:島原新聞]

 
遊びをやめてもう帰ろう - 防災行政無線で呼びかけ -

 この夏休みの夕方は島原市内の児童らの声が帰宅を呼びかけることに - 。市青少年健全育成協議会の呼びかけで市災害対策課が旧市内の小学校6校に協力してもらい、テープに録音した児童の肉声が防災行政無線を通じて帰りの時間を告げる。

  14日夕方、島原二小で6年の本田瑞貴君(11)と岡野さやさん(11)がマイクやレコーダーなど機材を使って録音。童謡「夕焼けこやけ」のBGMにの せて「市青少協からお知らせします。良い子のみなさん、今日も楽しい一日が終わりました。もうすぐ6時になります。遊びをやめて家に帰りましょう」と、落 ち着いた口調で呼びかけた。
[2006/07/16:島原新聞]

 
42年の歴史に幕 - 島原-三角航路廃止に -

 島原半島と対岸の熊本県を結ぶ島原?角航路にフェリーを運航している「(有)三角島原フェリー」(宇城市三角町)が経営難を理由に、九州運輸局に廃業届を提出していたことが15日、分かった。8月29日で運航を終了し、同航路は廃止される見通し。

  同航路には昭和39年から九州商船がカーフェリーを運航させ、最盛期の同50年ごろは毎日十数往復し、年間の利用客は125万人にのぼった。しかし、普 賢岳噴火災害や新たな熊本?島原間の航路開設などにより利用客は激減。九州商船が撤退の意向を示したことから熊本、島原双方の地元が航路存続を要望し、こ れに応じる形で熊本県側の貨物船会社などが設立した三角島原フェリーが引き継いだ。

 小型の船舶を使って平成11年4月から1日往復便を 運航し、初年度は10 - 12万人の利用があったが年々減少。現在は半数以下の約5万人まで落ち込んでおり、加えて燃料費の高騰もあって経営の見通しは立たない状況で、累積赤字は 約1億5千万円にのぼるという。また、4年ほど前から地元自治体などに支援を求めていたが助成は得られず、同社は廃業を決断。同運輸局に今月3日、廃業届 を提出した。
[2006/07/16:島原新聞]



 
島原市周辺をロケ - テレビ旅番組「遠くへ行きたい」 -

 低迷する本県観光産業にとって、テレビの旅番組が取り上げ、全国放送してくれるのは大きなテコ入れになる。今月11日、『遠くへ行きたい』のロケーションスタッフが島原半島を訪れ、14日まで4日間、取材した。

 『遠くへ行きたい』は、よみうりテレビが制作し、日本テレビ系で毎週日曜日の午前7時半から8時まで放送されている旅番組。スタートしたのは1970年(昭和45年)10月というから、もう36年目になる。 "超長寿番組" である。

 当初、永六輔の「さすらい旅」だったが、その後、伊丹十三、藤田弓子、渡辺文雄ら数多くの俳優や著名人が出演。日本人のこころを揺さぶるような郷愁感あ ふれるテーマ曲(永六輔作曲・中村八大作曲)も、デューク・エイセスから永六輔、小室等、赤い鳥、風車、ダ・カーポ、さだまさしら多くの歌手にうたい継が れ、昨年5月から森山良子が担当している。

 
旧町職員も含め7日間 - 島原市が新任研修を実施 -

 島原市は6から14日の7日間、今春採用した職員ら八人を対象に新任職員研修を実施した。

 全体の奉仕者としての自覚、市職員としての心構えを身に付けさせる同研修には、昨年春に旧有明町が採用した職員二人を含む19から27歳の若手職員が参加。

 市民生活に密着したごみ収集から福祉施設での業務体験、地方自治や地方公務員制度、市議会の仕組み、法令・条例・規則、公文書の取り扱い、市財政、電話応対とビジネスマナー、能力開発と自己啓発などについて講義を受けた。
[2006/07/15:島原新聞]

 
雲仙市の職員採用試験 - 建築・保健師など4職種 -

 雲仙市は本年度の職員採用試験を実施する。職種は大卒程度が「建築」、資格免許職が「保健師」、「社会福祉士」、「栄養士」の計4種で、採用予定数はい ずれも若干名。受験申し込みの受付期間は18日から8月18日(土・日・祝日除く)。受験の申し込みや問い合わせは同市総務部人事課(TEL 0957-38-3111)まで。
[2006/07/15:島原新聞]



 
福岡天神で観光宣伝 - 雲仙市観光協が初めて -

 雲仙市の誕生によりこのほど発足した「雲仙市観光協議会」(会長=奥村市長)は9日、福岡市天神新天町で初めて観光宣伝を繰り広げた。

 新市全域の観光振興を推進する同協議会では設立初年度のことし、地域資源の発見や観光ルートの形成など6項目の事業を計画。うち誘致対策事業として福岡をターゲットとした観光宣伝を盛り込んだ。
[2006/07/15:島原新聞]

 
しまばら温泉『不知火まつり』 - 踊りパレードを盛り上げ -

 島原市の秋を彩る一大イベント「第27回しまばら温泉不知火まつり」に向け同まつり振興会(会長=久部貞男島原商工会議所会頭)は11日、森岳公民館で本年度の総会を開き、ことしの日程を10月12、14、15の3日間と決めた。

 旧有明町との合併で新「島原市」が発足して初めての不知火まつり。全国でも珍しい無料公演の特別協賛事業「島原城薪能」は12日、ことしも島原城天守閣 前に特設ステージを設置して盛大に繰り広げられる。また、温泉の恵みに感謝する「献湯祭」(外港泉源公園)、祭りの気運を盛り上げる「前夜祭」(島原文化 会館)はいずれも14日に開催される。

 メーンイベントの市中パレードは15日、アーケード踊り隊と子供隊、本隊の3部構成で白土湖から島原城間とアーケードに繰り出す。当日、お城では「フ リーマーケット・物産市」を開催するほか、特設ステージでは「島原城ライブ」に加え新イベント「スーパービンゴ大会」を計画。特別協賛事業の「阿波踊り大 会」はアーケードから中央公園でことしも賑やかに繰り広げられる。

 
雲仙が協力市町村に - 国の半島地域定住調査 -

 国土交通省都市・地域整備局半島振興室が募集した「半島地域の定住条件調査」の協力市町村に雲仙市が採択された。

 半島地域は地理的条件や乏しい水資源など国土資源の利用面の制約から産業基盤や生活環境の整備が立ち遅れ、人口減や少子高齢化が進む中で生活基盤が脆弱 化する恐れがある。一方、昨年3月の改正半島振興法には「半島地域の自立的発展」が新たに加わり、地域の特徴や資源を生かした自立的・内発的な地域活性化 策の検討が求められている。
[2006/07/14:島原新聞]



 
船旅を楽しみ島原へ - 荒尾養護学校の一行 -

 熊本県長洲?雲仙市国見町多比良間の有明フェリーに乗って荒尾市の荒尾養護学校の高等部1年生15人とその保護者など計33人が13日、島原半島を訪れ、島原市の鯉の泳ぐ町などを見学する日帰り旅行を楽しんだ。

 有明フェリーを運航する有明海自動車航送船組合(管理者=潮谷義子熊本県知事)が1956年9月に設立されてから50周年を迎えるため、その記念事業の一環として対岸の養護学校の生徒を旅行に招待したもの。
[2006/07/14:島原新聞]



 
高齢者の交通安全 - 三会で体験型講習会 -

 「夏の交通安全県民運動」期間中の13日、島原署や島原市交通安全協会などは同市の三会新港内の市所有地で高齢者体験型交通安全講習会を開き、老人クラブ三会明生会のお年寄り約60人に電動車イスや原付バイクなどの運転について学んでもらった。

 お年寄りたちは車の運転を疑似体験できる交通安全教育車「キャッチ号」に乗って自分の運転能力を把握したり、原付バイクや電動車イスに乗ってコースを走ったり、歩いている時に車から見えない死角ができたりすることなどを体験的に学習。
[2006/07/14:島原新聞]



 
防犯『あんなか』 - ミニ広報紙コンクールで1位に -

 島原警察署は11日、管内の交番・駐在所が発行したミニ広報紙などのコンクールを開き、8月1日に県警本部である県下交番・駐在所など広報紙活動コンクール出品作品4点を選んだ。

 広報活動の一環として地域安全情報などを盛り込んだミニ広報紙や交番速報を作成している地域警察官の日ごろの努力を評価し、その内容や作成技術の向上を図ることが目的。島原署協議会の鐘ヶ江管一会長や今村政司署長、報道関係者など13人が審査した。
[2006/07/13:島原新聞]

 
県の指定を受け活性化 - がまだす島原中央高 -

 島原中央高はこのほど県教委の「ながさき私学活性化事業」の指定を受け、インターンシップ(体験就業)に取り組むことで単位を認定するなど3項目を掲げた独自の「がまだせ」プロジェクトに取り組む。

 同事業は、県内の私立学校の活性化を目的に他のモデルとなりうるような事業を県が指定し経費を補助する本年度の新規事業。応募した19校のうち14校が 指定を受け、総補助費は約2900万円。同校は約218万円の補助を受け、1.インターンシップによる単位認定、2.EM菌(有用微生物群)活用ボラン ティア活動、3.高資格取得チャレンジ?の3つを打ち立てた。

 1については、例年卒業生の約50%が就職する一方で、2005年度の卒業生では就職者のうち28%が1年以内に辞めるなどという現状のなか、働く意義 などを感じてもらい進路に対する関心を促すことなどを目的に、本年は2年生45人に7月21、22日と12月25から27日に地元企業などで就業体験に取 り組んでもらい、5日間の体験で1単位を認定し、複数の職場を体験することで生徒自身に自分の適正を見つける機会をもってもらう。
[2006/07/13:島原新聞]



 
約3年ぶりに復活 - 温泉熊野神社の湧き水 -

 島原市杉山町の「温泉熊野神社」の湧水が平成15年9月以来、約3年ぶりに復活しているのが確認された。同市企画課が12日行った測定では、日量約1万6200トン。

 「島原の湧水群」は環境省の「名水百選」に選定されている。同市では平成7年から市内湧水群の調査を毎月実施しており、同神社の湧水は平成9から11年の夏場に確認されたが、翌12から14年は枯渇。15年9月に一度確認されたものの、翌月から枯れていた。
[2006/07/13:島原新聞]


[関連サイト]
- 環境省選定 名水百選

 
県内全域に食中毒注意報

 県生活衛生課は12日、ことし初めての「食中毒注意報」を県内全域に発令した。

 前日の最高気温が31.4度、平均湿度が94.6%、不快指数が81.8で、7月上中旬の発令基準(27度以上・80%以上・80以上)を超えたため。期間はあす14日午前11時30分までの24時間。
[2006/07/13:島原新聞]



 
韓国大学生が観光実習 - 夏休みに泊まり込みで -

 県内の宿泊施設19カ所は、7月21日から8月21日まで、観光分野を専攻する韓国の9大学の学生36人の実習を受け入れる。

 県が外国人観光客の誘致促進のために実施する「外国人実習生受け入れ事業」で、実習生を通じた人的ネットワークを構築するのが目的。夏休みを利用して実 習に取り組む大学生を対象とした県内の観光地へのモニターツアーを実施するとともに、実習終了時には「長崎県観光大使」として任命する。
[2006/07/12:島原新聞]



 
2等の1億円が出た - 第506回ドリームジャンボ -

 ダイエー島原店の宝くじ売り場「島原ダイエーチャンスセンター」で6月13日抽選の第506回ドリームジャンボで2等の1億円が出た。

 管理する長崎市のエスエヌシー長崎支店によると、この売り場では、第466回年末ジャンボで1等前後賞を合わせて3億円、第178回西日本くじで1等・1千万円(1月27日抽選)、第298回ロト6で2等・2千5百万円(7月6日抽選)などと大当たりを連発。

 全国的にも珍しい天守閣風の売り場で、屋根の上にある2匹のシャチホコは、高額当選が出るたびに金色に塗装されるもので、1匹はすでに3年前の年末ジャンボで3億円が出た時に塗られ、もう片方は今年のドリームジャンボで1億円が出たので金色に塗られるとか。
[2006/07/12:島原新聞]



 
半島3市はともに2人 - 来春県議選の定数決まる -

 県議会は定例会最終日の11日、本会議を開き、県議の条例定数を現在の51人から5人削減し、46人とする議案などを可決し、閉会した。これにより来春予定されている県議選は新定数46人で行われ、島原・雲仙・南島原の3市はそれぞれ2人区となる。

 
22日から『土曜夜市』 - フリーマーケット出店募集 -

 島原市のアーケードで繰り広げられる夏恒例「土曜夜市」にあわせ、好評の「フリーマーケット」がことしもサンシャイン中央街のサンプラザ万町(1階万町ホール)で開催される。

 ことしの夜市は22日から8月12日の毎週土曜日で計4回。フリーマーケットは初日を除く29日、8月5日、同12日の計3回予定されている。開催時間は午後6時から同9時ごろ。

 出店料は1区画約4平方メートルで1日当たり500円。「家庭内の不用品をリサイクルしてみませんか」と多数の出店を呼びかけている。申し込み・問い合わせは万町商店街事務所(TEL : 64-2760)まで。
[2006/07/12:島原新聞]


[関連サイト]
- 島原市万町商店街

 
魅了!!公募力作40点 - 平成新山絵画展始まる -

 雲仙岳災害記念館で10日、第2回平成新山絵画展が始まった。平成新山や雲仙・普賢岳をテーマに島原、雲仙、南島原市の絵画愛好家が描いた40点が来館者を魅了する。

 2003年7月に開館してから4周年を記念した企画展で、芸術・文化の展示場所などとして開放し地域に親しまれるような施設を目指したもので、作品は公募した。
[2006/07/11:島原新聞]



 
きれいな街なみを目指し - 進む違法広告物の撤去 -

 電柱への貼り紙など違法な屋外広告物の撤去作業が進み、島原市の街なみも従来と比べ良好な環境が整ってきた。

 屋外広告物とは立て看板 や貼り紙、貼り札など屋外・公衆に継続して表示されるもので、非営利目的のものを含む。都市計画区域の第1種低層住居専用地域や 風致地区などを中心に「禁止地域」が設定(自家広告物など適用除外あり)されているほか、電柱や街灯柱、街路樹、道路標識、歩道柵などはすべて「禁止物 件」となっている。
[2006/07/11:島原新聞]



 
歓迎!!韓国中学校訪問団 - とても素晴らしい島原 -

 降り続いた梅雨が止み、なつかしい青空が久方ぶりに顔を見せた9日(日)、韓国高陽市・鼎鉢(ジョンバル)中学校(金在淑校長)の生徒40人が金校長ら 引率者とともに本市を訪問。同日午後4時、貸切バスで有明文化会館グリーンウェーブ前に到着した一行を有明中学校の生徒やホームステイ先の生徒・保護者ら が出迎えた。

 島原市は12年前から「国際的視野の拡充と国際親善に努める素地を培い、将来の本市を担う心身ともにたくましい人材を育成 する」目的で中学生の海外派遣 事業を実施。鼎鉢中との相互訪問交流は昨年度から始まった。例年、この行事は夏休み期間中に行なわれてきたが、今回は鼎鉢中学校側が「(日本で)学校生活 を体験したい」と、一学期期間中に「先に」島原へ。島原側は8月1日から4日まで韓国を訪問することになっている。
[2006/07/11:島原新聞]




 
島原商高創立50周年 - 歴史をうけ継ぎ新たな未来へ -

 県立島原商業高等学校(権藤哲郎校長)は今年、創立50周年を迎え、記念式典を今秋11月4日に挙行するのをはじめ、各種記念行事・事業に取り組む。

 同商業高校の前身は1901年に設立された女子手芸学校(のちの高等女学校)と、1941年に開校した島原商業学校。もとの木造校舎は島原藩主邸宅(三の丸)の門前にあたる広場(現島原第一小学校校庭)にあり、1936年、西堀端の現在地に移転。鉄筋コンクリート造りの新校舎(現島商校舎)になった。さらに戦後間もない1947年11月、旧制島原中学校とともに新制島原高等学校として統合され、1956年、商業科と家政科が島原商業高校として分離独立した。

 したがって同高校の設立は昭和31年(1956)4月1日。ただし、校舎は旧島原高等女学校のそれを引き継いでおり、1936年以来の70年の歴史がある。
[2006/07/09:島原新聞]



 
音楽と心のふれあい - 三小で山口修コンサート -

 島原三小(坂庭克雅校長)で7日、プロの音楽家を招いて「山口修コンサート - 音楽と心のふれあい -」が開かれ、児童や地域住民らが音楽の素晴らしさに聞き入った。

 音楽のよさを多くの人に感じてもらおうと、地域ぐるみの子育て支援事業「白山子育てひろば」として開催し、1 - 7日の「長崎っ子の心を見つめる教育週間」に組み込んだもので、長崎市出身のプロギタリスト山口修さんと、妻で声楽家の純子さんが出演した。
[2006/07/09:島原新聞]



 
七夕の夜・親子で楽しむ - しまばら星の会が協力 -

 「七夕」の7日夜、島原一小で天体観測会「親子で夏の星空観察 - 七夕の夜を楽しもう -」が開かれ、親子約100人が七夕の物語に耳を傾けたり、星の写真や映像を見たりして夏の夜を過ごした。

 地元のアマチュア天体観測団体しまばら星の会(北浦正征代表)が協力して実施した「長崎っ子の心を見つめる教育週間」のイベントで、外で望遠鏡などを使って星を見る予定だったが、この日は曇天のため室内での天体観測会に。大村好喜校長は「七夕は天の川で織姫と彦星が年に一度出会う日であり、自分の願いをすれば叶うとされている。実際に外で見てほしかったが、貴重な星の話を聞いてみんなで勉強しましょう」と呼びかけた。

 
下田の健闘に期待 - きょうから大相撲七月場所 -

 大相撲七月場所が9日に愛知県体育館で開幕する。島原市出身の幕下力士、下田(下田圭将さん)は西筆頭で挑む。

 初土俵を踏んだ五月場所では見事に7戦全勝優勝を飾って角界を賑わわせ、地元・島原での盛り上がりも最高潮だった。全勝したことから十両昇進への期待があったものの、十五枚目付け出しから西筆頭に昇格した。

 下田は島原三小 - 島原二中 - 諫早農高 - 日本大学の出身で、大学時代には16ものタイトルを獲得。同市萩原2丁目に住む父親の泰寛さんは「今場所は相手からも警戒され、研究もされるだろうし、無欲で挑んだ五月場所のようにはいかないと思う。親としては、けがをしないように自分の相撲をとってほしい」と期待を込めた。
[2006/07/09:島原新聞]



 
消防スケッチ大会 - 島原城など12会場で -

 島原地域広域市町村圏組合消防本部は7月24日?8月11日、管内の3市12会場で本年度消防スケッチ大会を開催する。

 火災予防の一環として3 - 6歳の園児や小学生に消防活動を見学してもらい、消防車両などのスケッチや体験乗車などを通じて親近感をもってもらい、火遊びなどの防止を図ることが目的。
[2006/07/09:島原新聞]




 
6項目を柱に振興計画 - 雲仙市観光協議会が発足 -

 市町村合併で誕生した新市の観光振興を総合的に推進する「雲仙市観光協議会」の設立総会が5日、同市千々石総合支所で開かれた。会長には奥村市長が就任。観光振興に向けた地域資源の発見や観光ルートの形成、誘致対策など6項目を柱とする初年度の事業計画を決めた。

 総合産業としての「観光」について、地元の住民と民間がメリットを見いだしながら行政と一体となって基盤づくりを進め、新市全域の観光振興を図るととも に、市全体の活性化と市民生活の向上を目指すもの。会員は目的に賛同する「個人会員」(市民)と「賛助会員」(法人・団体)で構成し、個人136人と27 団体がすでに入会している。
[2006/07/08:島原新聞]

 
道路や砂防事業の推進 - 期成会が国交省に要望 -

 島原市などでつくる各種期成会等は6日、国交省九州地方整備局と同局雲仙復興事務所に対し、島原道路や火山砂防事業の整備促進などを要望した。

 同市や市内各種団体で組織する「地域高規格道路『島原道路』島原市工区建設促進期成会」(会長=吉岡市長)では、1.島原中央道路(同市秩父が浦町 - 下折橋町間約4.5キロ)の整備促進2.同市出平町 - 諫早インターチェンジ間の計画路線部分の調査区間指定3.道路特定財源の確保の3項目。島原・雲仙・南 島原の3市で組織する「雲仙・普賢岳火山砂防促進期成同盟会」(同)では、?直轄火山砂防事業予算の確保?水無川・中尾川・湯江川流域の砂防施設の整備促 進?地域復興への支援?の3項目をそれぞれ同局と同事務所に対し要望。あわせて同市では独自に、有明地区に関わる「半田海岸高潮対策事業の新規採択」を同 整備局に要望した。

 
半島では千々石 - 本年度モデル地区に選定 -

 棚田などの景観を備え、観桜火宴などのイベントで知られる雲仙市の千々石地区がこのほど、県の「にぎわい・やすらぎのあるまちづくり推進事業」のモデル地区に選定された。本年度選ばれたのは対馬市など四地区で、島原半島関係は千々石地区のみ。

 同事業は、市町合併の進展や少子高齢化の進行などに伴い、新しいまちづくりの必要性が高まっていることから、モデル地区に選定された市町が行うまちづく りに対し、県が景観や都市計画、環境、福祉など幅広い視点から支援を行うことにより、にぎわいと安らぎのある地域環境を創出し、定住人口の促進や交流人口 の拡大を図るもの。
[2006/07/08:島原新聞]

 
長崎大など6か所で - 島原商高企業・学校見学会 -

 島原商高の商業科1年生112人は6日、長崎市や諫早市の企業・大学六カ所を見学し、仕事の現場を見たり大学の模擬授業を受けたりして貴重な経験をした。

 入学したばかりの1年生の時から職業意識の高揚を図り、将来を見据えた適切な進路選択に役立てもらおうと、昨年度から実施しているもので、見学先は長崎 大学、夢彩都、長崎歴史文化博物館、長崎ウェスレヤン大学、いさはやコンピュータカレッジ、昭和堂の計六カ所。商業、国際経済、情報処理の3科に分かれて 2カ所ずつを見学した。

 
重藤さんに育成功労賞 - 高校野球の発展に尽力 -

 島原農高などで約30年にわたって軟式、硬式野球の指導に尽力した諫早市の元高校教諭、重藤千秋さんが、高校野球の育成、発展に貢献してきた指導者として「育成功労賞」を受ける。

 1987年から九年間在籍した島原農高時代には雲仙・普賢岳噴火災害を経験し、学校のグラウンドが火山灰に覆われ、有明町民グラウンドまで練習に通っていたこともあったそうで、2003年に国見高を最後に退職した。

 
北川支流の護岸崩れる - 激しい風雨に見舞われ -

 活発な梅雨前線の影響で島原半島は5日未明にかけ激しい風雨に見舞われ、島原市北門町の北川支流(旧北川)の護岸が一部崩れる被害が発生した。

 同市庁舎に設置された雨量計では4日午前9時?5日午前10時までに計122ミリ、うち4日午後10時49分までの一時間に39.5ミリを計測した。こ の雨の影響で同市が管理する北川支流の護岸(ジョイフル島原店の駐車場北側付近)が幅約30メートル、高さ約5メートル、奥行約2メートルにわたって崩れ た。

 人的被害はなかったが、復旧には時間がかかる見通し(同市建設課)。
[2006/07/07:島原新聞]



 
有明海に大量の流木 - 引き上げ作業に追われる -

 6日昼過ぎ、島原市の有明町漁業協同組合から「有明海に大量の大木が漂流している」と連絡が入った。湯江漁港に駆けつけると、同組合などに所属する漁船からは次々と大量の流木が引き揚げられていた。

 同組合によると、流木が見つかったのは湯江漁港から見て約2キロ地点の海域。数日前からこの海域で国の委託事業で海底耕うん事業に取り組んでおり、この 日も同漁協や雲仙市の多比良漁協を含め計約30隻が出て午前7時から作業をしていたが、流木で船や人が傷つく恐れがあるため、作業を1時間ほど早めに切り 上げて、流木を船に載せたり牽引したりしながら帰港し、クレーン付き2.5トントラックで流木を引き揚げて有明町漁協所有の敷地に運ぶ作業に追われてい た。
[2006/07/07:島原新聞]

 
選ばれて、まるで夢のよう - 世界トップレベルに挑戦 -

 島原二中卓球部の前キャプテン吉岡一(はじめ)君(3年)が卓球の世界トップレベルの選手に挑戦する。16日午後5時から長崎市の県立総合体育館で行わ れる「バタフライGS講習会」(県卓球連盟主催)のイベントの1つであるチャレンジマッチで、この「夢のような対戦」が実現するもので、「一生に一度のこ と。自分の力を試してみたい」と意気込んでいる。

 吉岡君は今年2月にあった県中学新人大会で優勝するなど県内ではトップクラスの選手。県卓球連盟によると、現在中学生ランキング1位。小学4年生の頃に先輩から誘われて始めたのがきっかけで、今年は、予選突破はならなかったものの国体の県予選にも出場したほど。
[2006/07/06:島原新聞]



 
白木野先踊りが出演 - 県子ども伝統芸能大会に -

 11月19日に平戸市で行われる第3回県子ども伝統芸能大会(県教育委員会主催)に、南島原市南有馬町の白木野先踊り保存会(代表=馬場武さん)が出演することがこのほど決まった。7月5日に県庁で出演決定書の授与が行われる。

  先踊りとは、1637年の島原の乱で荒廃した田畑を農民の手で復興したことを祈って踊ったのが始まりと言われており、その後、郷土の人々により350年 あまりにわたって踊り継がれているもので、特に少年先踊りは1979年に始まり、郷土芸能の立派な後継者としての誇りをもって取り組んでいるという。これ までに原城一揆祭りや宮中献穀田でのお田植え祭、県子ども伝承芸能大会などに出演している。

 
オープン4周年記念 - 災害記念館 - 夏休み企画も -

 平成14年7月の開館から4周年を迎えた雲仙岳災害記念館は今夏、「オープン4周年キャンペーン」と「夏休み特別企画」を開催する。

 4周年キャンペーンは15日から8月31日まで。有料入場者を対象にアンケートを実施し、抽選で「がまだす賞(デジタルカメラ)」を3名、「がんた賞(溶岩くんクッション)」を5名、「めぐみ賞(オリジナルトートバッグ)」を20名に贈る。
[2006/07/06:島原新聞]



 
『教室は間違うところだ』 - 大三東小でやまびこ集会 -

 駿ちゃん事件を機にスタートした「長崎っ子の心を見つめる教育週間」は、今年で3年目になる。島原市内の各小・中学校でも今月1日から "学校と家庭、地域の連携を深め、子どもたちの心を見つめる" 各種取り組みが実践され、公開されている。

 このうち大三東小学校(草野延春校長)では5日、全学年が「みんなで声をあわせ、文章を読む」群読発表会「やまびこ集会」があり、多くの保護者らが参加。子どもたちの声に耳を傾けた。

 同集会は、同小児童の自主性や声を出して発表する力を身につけるため、14年前から始まった。今ではすっかり伝統行事として定着し、学年を重ねるごとに、声の出し方、チームワーク、リズムなどをマスター、上手になっている。

 今回(今年度第1回)、一年生が「あいうえお・ん」、二年生は「早口ことばちょうせん」、三年「教室はまちがうところだ」、四年「きりなしうた」、五年 「雨ニモマケズ」、六年「心に太陽をもて」「出発するのです」と、それぞれ詩や文章を全員で(部分的には1人で)、時に身振りを交えながら発表。言葉のお もしろさだけでなく、内容的にも子どもたちの現在の心境や状況、目当てにふさわしいものがあり、子どもも大人も心に感じ取っていた。
[2006/07/06:島原新聞]

 
2年連続の黒字決算 - 島原酪農協通常総会 -

 島原地方酪農協同組合(高木勝己代表理事組合長)は3日、通常総会を同組合ふれあい工房で開き(写真)、約270万円の利益を計上した平成17年度決算を承認し、本年度の事業計画を決めた。

 昨年度の生乳生産実績は7400百トン(前年度比99.9%)で、処理量は牛乳が4769トン(同94.6%)、乳飲料等は234トン(同 103.4%)の計5004トン(同95%)。収益決算書によると、売上利益約4億6000万円から一般管理費を差し引いた営業利益は約370万円で、営 業外損益と特別損益を加味し、税引き後の当期利益は約276万円。前年に続き2年連続の黒字となった。
[2006/07/05:島原新聞]

 
深江からの参加も期待 - 3000人規模のラジオ体操会に -

 8月14日早朝に島原市平成町多目的広場で開催される夏季巡回ラジオ体操・みんなの体操会(島原会場)の開催に向け、島原市の各種団体代表らで同実行委 員会が組織され、4日に初会合が霊丘公民館で開かれ、2500?3000人の参加規模を目指して、会場までの交通手段などについて話し合った。

 ラジオ体操は1928年から実施され、現日本郵政公社、NHK、全国ラジオ体操連盟の主催で本年度は九州では6会場で開催。過去に島原市では霊丘公園などで3回行われ、今回で4回目。当日は午前6時半からNHKラジオで全国中継放送される。
[2006/07/05:島原新聞]



 
後輩の健闘を祈って - 島高桜球会が今年も -

 島原高の野球部OB会「桜球会」が3日夕方、母校を訪れ、現役部員にバット6本とバットケース1個、ボール5ダースを贈って健闘を祈った。

 同会は1985年に発足して以来、甲子園県予選が始まる前に毎年、後輩たちを激励するためプレゼントしているもの。会の名称は、校庭周辺に咲く桜に囲まれながら白球を追いかけていたことから。

 
二小っ子のパワーで - 泥団子を投入・湖をきれいに -

 島原二小育友会(金子宗弘会長)の親子約150人が2日、島原市の白土湖にEM菌(有用微生物群)泥団子を投入し、郷土の湖水がきれいになることを願った。

 水質浄化などの作用をもつ有用微生物の働きにより白土湖の水質浄化を図るとともに、親子のふれあいをもってもらおうという3年目の取り組みで、学校公開週間「長崎っ子を見つめる教育週間」の一環で実施した。

 
信頼関係で親睦融和を - 町内会自治会合併記念式典 -

 旧有明町との合併に伴い発足した「島原市町内会・自治会連合会」(会長=片山兼秀氏)は2日、町内会と自治会の合併記念セレモニーを九十九ホテルで盛大に開催した。

 島原市の町内会は任意団体の住民組織、これに対し旧有明町の自治会長は行政事務嘱託員として委嘱を受けていた。いずれも住民の親睦・融和を図り住民福祉の向上を目指す目的で長年活動してきたが、旧自治会は町内会と比べ行政色の強い組織だった。

 自治体合併に伴い両組織を統一する必要性から旧有明町側が英断。島原方式に合わせることで合意し、ことし4月1日に新たなスタートを切った。但し、緩や かな合併を進めるため、異なる両組織への運営費補助については経過措置を設けており、段階的に5年後統一される、という。
[2006/07/04:島原新聞]

 
出発式で誓い新たに - 子どもを守るパトロール -

 島原市や市教育委員会などは3日、「子どもを守るパトロール」防犯啓発車両パレードの出発式を実施した。

 子どもが被害となる事件を未然に防ごうと、2002年度から続けられており、今年で5年目。ふだんから市内の児童らの下校時間に合わせて「子どもの安全 を守るパトロール」と明記した黄色のマグネットシートを車両に貼って地区ごとに巡回している市内の主婦などボランティアが一堂に集まり、さらなる防犯意識 の高揚を図ったもので、学校開放週間「長崎っ子の心を見つめる教育週間」に合わせて実施した。

 
日野江城遺構の破壊問題 - 文化財専門委員会が発足 -

 島原の乱(1637 - 38)で日本中を震撼させたキリシタン大名有馬晴信の城・原城は、本拠とする日野江城の支城だった。その日野江城も昨年来、遺構の破壊問題で大いに揺れ た。両城は旧北有馬町、旧南有馬町にそれぞれ位置していたが、この春3月末、半島南部8ケ町が合併して誕生した南島原市に組み込まれ、同問題は新市の課題 とし持ち越された。

 これを受けて新市は、服部英雄九州大学教授ら専門員10人による文化財専門委員会を設置。7月1日、第1回会合が南有馬町オアシスセンターであり、日野江城の保全・復旧・整備等について意見を交わした。

 日野江城は、原城とともに国の史跡に指定されている。遺構の破壊が文化財保護法に違反する行為で、同種事件では異例の刑事告発にまで発展している。

 
地元のファンを魅了 - 島原がまだすリーグ開幕 -

 九州を本拠地とするサッカーJリーグの3チームによる「島原がまだすリーグ2006」(同リーグ開催実行委員会主催)が1日、島原市営陸上競技場で開幕 した。初日はアビスパ福岡?大分トリニータ戦が行われ、白熱したゲームを展開。子どもたちや家族連れなど集まった地元のサッカーファンを魅了した。

 スポーツによる地域の活性化と青少年の健全育成を目的に本年度、同リーグ開催実行委員会(会長=久部貞男島原商工会議所会頭)が発足。九州のプロサッカーチームを中心に招致し、新たな地域振興と社会貢献に向けた新たな試みが始まった。

  ワールドカップ開催中のJリーグ中断期間を利用した今回の教育リーグには、J1のアビスパ福岡(福岡県)と大分トリニータ(大分県)、J2のサガン鳥栖 (佐賀県)が出場している。若手選手の育成の場、アジアに向けたサッカー交流も念頭に、子どもたちの夢と希望をかなえる一大企画だ。

 念願のJ1復帰を果たしたアビスパ福岡は、6月から新たに就任した川勝監督が率いている。ボールに対するアクションやプレーに妥協しないチームづくりを目指しており、公式のリーグ戦成績は1勝6敗5分け(6月8日現在)。

 
新規就農者53人を激励 - 半島の青年農業者連協 -

 県内最大の農業地帯、島原半島の若手農業者でつくる「島原半島地区青年農業者連絡協議会」の通常総会と新規就農者激励会が30日、九十九ホテルで盛大に開かれた。

 県下の会員数の約6割を占める同地区連は、島原と加津佐の両旧地区連の合併で発足し4年目を迎えた。農作物の栽培技術に関する課題解決や農業経営等を題 材にしたプロジェクト活動、仲間づくり活動、消費者交流などを通じ知識や技術を習得し、地域農業を担う後継者組織として活発な活動を展開。各種研究発表で は一昨年度、愛の町農友会と南串山町4Hクラブ、昨年度は愛の町農友会と国見町青年農業者連絡協議会が全国や九州の大舞台で最優秀賞を含む輝かしい成績を 収めている。
[2006/07/02:島原新聞]

 
島原駅に七夕飾り - 保育園児らがにぎやかに -

 7月7日の七夕を前に今年も島原駅に七夕飾りが登場。上の町の愛児保育園(永川多代子園長)と新山2丁目のわかくさ保育園(池田公園長)の5、6歳児計41人が30日、にぎやかに飾り付けを行った。

  幅約10メートルの網を「天の川」に見立てて両端に「織姫」と「彦星」、その間に七夕の伝説に登場するという鳥「カササギ」のイラストを配置し、日ごろ からわかくさ園のボランティアをしているお年寄りや実習に来ている看護学生が協力しながら、子どもらが願いごとを書いた短冊を吊るしたり、竹2本に色とり どりの飾りをつけたり。
[2006/07/01:島原新聞]



 
夏の風物詩『精霊流し』 - 危ない!!爆竹は使用禁止 -

 島原市の夏の風物詩「精霊流し」に向け、同行事実施協議会(加藤勝彦会長)の総会がこのほど開かれ、ことしの実施要領を決めた。昨年の爆竹の危険な使用が問題となり、同協議会では「花火(爆竹)の使用禁止」を申し合わせた。

 広馬場交差点で昨年、爆竹を数箱一度に点火させ、火柱が約5メートルも上がるなど危険な事態が発生し、警察から厳重注意がなされたところ。これを受けて同協議会では花火の使用禁止を申し合わせ、町内会長や各精霊船の責任者に花火に対する注意を呼びかけている。

 
体験学習「イン田はい」 - 湯江小・泥だらけで満喫 -

 島原市・湯江小(立花博校長)の5、6年生計115人が29日、学校近くなどの学校田2カ所計約20アールで、田植え前のしろかきを兼ねた体験学習「イン田はい」を楽しんだ。

 「イン田はい」とは、高校生のスポーツの祭典インターハイにちなんで、「田んぼに入って這いずり回るように遊ぶ」という造語。地域住民が無償で貸してく れている水田を使って、島原雲仙農協湯江支店の青年部(西森博昭部長)が協力して取り組んでいる恒例の田植え作業の一環だ。
[2006/07/01:島原新聞]

 
夏のボーナスが出た - 島原市・約3億5000万円 -

 島原市は30日、職員に夏のボーナスを支給した。支給総額は約3億5200万円で、合併により約7600円の増。一般職員(平均年齢41・5歳)の一人 当たりの平均受給額(期末勤勉手当計2.125月分)は約77万6000円。勤勉手当の支給率が前年同期より0.025月分高く、受給額は平均約4400 円増えた。各特別職の一人当たりの受給額は次の通り。

 △市長=161万円
 △助役=130万円
 △収入役=115万円
 △教育長=115万円
 △議長=83万円
 △副議長=69万円
 △議員=〔旧島原市議〕66万円〔旧有明町議〕41万円
[2006/07/01:島原新聞]



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