一小3年生が楽しくお城でウメちぎり - 木に登ったり肩車してもらったり -

 島原一小の3年生83人が30日、保護者や地域の婦人会とともに島原城の梅林でウメの実ちぎりを楽しんだ。

 日本の伝統である梅干しなどをつくろうと、総合学習の取り組みの一環で市の協力を得て実施し、今年で4年目。市職員からちぎり方などを教えてもらったあと、児童らは自分の背丈の倍以上もある木に登ってとったり、お母さんに肩車をしてもらって高い枝にある実をちぎったり。

 今後、婦人会の手ほどきを受けながら梅干しや梅ジュースづくりにチャレンジし、味わうことにしている。

[2007/05/31:島原新聞]

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花と緑のまちづくり - 外港周辺ポーチュラカに植え替え -

 観光の玄関口である島原外港周辺の花が30日、それまでのパンジーからポーチュラカに植え替えられた。「島原を花でいっぱいにしよう」と、毎年初夏と秋に島原花と緑のまちづくり運動実行委員会(姫田英治実行委員長)が取り組んでいる植え替え活動で、今年で19年目。

 町内会などに配布した分を含め今回は計約1800本を準備。午前9時から島原商工会議所女性会や青年部、県島原振興局、市、ソロプチミスト島原などのほか今回あらたに島原観光ボランティアガイドなども参加し、集まった約百人が外港と島原外港駅周辺のプランターにポーチュラカを植えたほか、歩道の雑草などを取り除くなど周辺もきれいにしていた。

[2007/05/31:島原新聞]

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7、8月の毎週土・日曜に - 国鉄色キハ20が走行 -

 国鉄に焦点をあてた鉄道専門誌「j-train(ジェイトレイン)」(イカロス出版株式会社刊・東京都)の5月19日発売のvol.26で、島原鉄道が8ページにわたる特集で紹介されている。島鉄が今年7、8月の毎週土、日曜日限定で、かつて長崎本線や佐世保線などを走行したキハ20国鉄色の列車を運転させることに併せ、島鉄の国鉄車両を撮り歩く記事を特集したもの。

 新連載の「線路端の歩き方」の一回目として、島鉄にスポットライトを当て、島鉄の「懐かしの国鉄列車」として特集。福岡発の1泊2日の日程で「懐かしの国鉄列車」を撮影したり乗車したりしながら、島原半島の旅を存分に楽しむ記事に。上野弘介氏が文・写真を担当している。

 記事では島鉄車両の魅力や沿線の風景、撮影スポットやアドバイスのほか、キハ20がいつ走るかを示した運用表、運行ダイヤやアクセス方法も完全網羅。来年3月末で廃線が予定されている「南目線」についてもふれられ、「これによりキハ20が消滅する可能性も高い - 」と憂えている。

 国鉄色キハ20は1960年前後に登場した車両で、筑豊や熊本エリアのローカル線のほか、本県内でも長崎本線や大村線などで活躍した車両。国鉄で廃車されたのち、1985年から1987年にかけて島鉄に払い下げられ、こんにちまで活躍しており、車両カラーのオレンジとクリーム色またはオレンジ一色は地元住民にとって馴染み深いもの。今年で10周年を迎え、11月まで運行中の「島鉄観光トロッコ列車」を牽引している黄色の車両も同じくキハ20だという。

 今年四月現在、島鉄には8両のキハ20が在籍しているが、このうち2両はオレンジとクリームのツートンカラーの「旧国鉄色」に、1両は国鉄末期に採用されていたオレンジ一色の「首都圏色」に復刻され、ファンから注目を浴びているという。7、8月の土、日曜日限定の「懐かしの国鉄列車」で運用される予定の車両は、この3両のうち2両。昭和の面影を残す車両で運転する正真正銘の「レトロ列車」をご堪能あれ - と出版社と島鉄。

 同誌は2、5、8、11月に発売され、全国の主要書店で扱う。1200円(税込)。

[2007/05/30:島原新聞]


イカロス出版
島原鉄道グループホームページ
国鉄キハ20系気動車 - Wikipedia

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宮中献穀御田植祭 - 菅笠にたすきがけの早乙女たち -

 雲仙市千々石町の棚田で27日、天皇に献上する米をつくる宮中献穀事業の御田植祭が行われ、早乙女や田男姿の地区住民らが苗を植え、実り多い収穫を願った。

 宮中では天皇陛下自らが皇居内の水田に種をまき、田植えから収穫まで丹精込めて育てるとともに国の繁栄や国民の安泰などを願っておられ、毎年全国各都道府県の農家代表から米を宮中に献上するのが伝統として続けられているもの。本年度は県内から「棚田百選」の地である千々石町木場名下岳地区が選ばれた。

 事業に取り組むのは、棚田保全活動などを展開する「岳棚田プロジェクト21」や自治会、行政などでつくる宮中献穀雲仙市奉賛会(会長=奥村市長)。4月の神事・斎田清祓(さいでんきよめばらい)からこの日の御田植祭、風水害や害虫駆除などを祈念する8月の青田祭、実った稲穂を刈り取る10月の抜穂祭(ぬいぼさい)など一連の行事を実施し、育った米を秋の新嘗祭において献上することに。

 御田植祭では、奉賛会など約100人の参進行列が下岳公民館から練り歩き到着した斎田の特設舞台で神事が行われたあと、菅笠(すげがさ)に絣(かすり)の着物を着て襷(たすき)をかけた早乙女と、白装束に身を包んだ田男たちが一本ずつていねいに苗を植えこんでいくなか、千々石二小の児童らによる木場浮立と橘太鼓が披露され、豊作を祈った。

 奉耕者で岳棚田プロジェクト21代表の山本哲郎さんは「水に恵まれているこの地において、おいしいお米を育ててゆきたい」と話し、奥村市長は「棚田百選の地であるとともに平成20年には全国棚田サミットが開催される場所であり、あらたな観光資源の一つとして魅力ある地域づくりの核としても最適の場所。宮中献穀事業を通じて連帯感が生まれ、地域の活性化につながることを願いたい」などと述べた。

[2007/05/28:島原新聞]

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民間の補助で、完成祝う - ふれあい工房「野の花風館」 -

 雲仙市国見町多比良のグリーンロード沿いに完成した社会福祉法人ふれあい工房野の花(野島九三男理事長)の新しい活動拠点「野の花風館」の完成を祝う催しが25日、同館であった。

 ふれあい工房野の花は平成10年、精神保健福祉地域活動所として創設され、障害者たちが地域でふれあい、「普通に生きれる」場を支援者らとともに模索してきた。その間、小規模通所授産施設の法人認可を目指したものの、国の施策の変化(障害者自立支援法の制定施行)に伴い、法人認可が得られないまま推移。「財政的にも圧迫される」中、昨年夏、民間補助により新たな拠点施設「野の花風館」は建設できたが、「方針変更」を余儀なくされた。

 新拠点「野の花風館」が完成して、すでに1年。開所式が今になったのはその間の苦しい事情を物語っているが、野島理事長は冒頭のあいさつで、これまでの経緯を説明。「地域でどうすれば活動が継続できるのか、この1年考え続け、新たな取り組みも種々試行してきた。地域の一住民として - を基本に、今までの活動にプラスアルファーして、みなさん方と一緒に力を合わせてやっていくしかない。この地域から福祉の風を吹かせたい」と、その思いを述べた。

 また、職員らも「自分たち(自身)が持っている偏見を取り除く(ための)勉強をやっていきたい」。「これまでしてきた陶芸や料理、レクレーションなどはもとより、いま新たに味コンブ作りに励んでいる。通えない人たちにも気配りしながら、和やかにやっていきたい」。家族会のメンバーは「風館ができてから、活動が広がった。島原コンブの加工品作りで少しでも工賃が稼げるよう、仲間を増やし、一層おいしいものを作っていきたい」。「コンブを作り、食べて元気を出したい」などと今の心境を語った。

 これに対し来賓を代表して岡本直紀県南保健所所長と小川龍二雲仙市福祉事務所長が祝いの言葉を贈り、激励。野島理事長は、施設建設で奉仕的仕事をしてくれた織田建設有限会社の織田親宏代表取締役に感謝状を贈り、謝意を伝えた。

 このあと、鳥山あささん(島原市在住)らが琴で「花」(滝廉太郎作曲)と「友だち」を演奏。参加者全員で会食をし、同館の地域活動支援センターとしてのスタートを祝った。

[2007/05/26:島原新聞]

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届け!被災地支援の鼓動 - 深江太鼓チャリティーコンサート - 【動画あり】

 南島原市深江町の和太鼓連「和道・深江太鼓」(岩永和昭代表、12人)は23日夜、有家町のありえコレジヨホールで能登半島地震災害支援のチャリティーコンサートを開き、来場者約350人とともに被災地の早期復興を願った。

 雲仙・普賢岳噴火災害中に全国からの支援を受けたことへの感謝の気持ちを忘れないようチャリティー活動を続けており、これまでにも平成16年に起きた新潟中越地震被災地の支援チャリティーコンサートなどを開催。今回は3月に発生した能登半島地震被災地を支援しようと企画したもので、ゴールデンウィーク期間中にもみずなし本陣ふかえで実施したところ。

 岩永代表は「噴火災害から17年がたとうとするなか、記憶は風化しつつある。だが、自然災害は急に訪れるもの。全国からいただいた支援にお礼をするとともに、能登半島が復興するまで打ち続けてゆきたい。そして市をあげて活動を続けてゆけば活性化にもつながるはず」とあいさつし、岩本公明副市長が祝辞を述べたあと、開幕。「魂(ソウル)」などのほか、市の基本理念「南向きに生きよう」をイメージしたという新曲「南風(はえんかぜ)」も披露し、勇壮な響きで会場をわかせた。

 ほかに尺八奏者の田嶋直士(ただし)さんとギタリストの山口修さんも出演して盛り上げた。入場料としてもらった一人1,500円の協力金の収益は市を通じて被災地に送ることにしている。

[2007/05/25:島原新聞]



[2007/05/30:しまばらNOW]

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幼児の森万穂ちゃんら5人が最優秀賞に輝く - 水と緑の子どもスケッチ大会 - 【動画あり】

 島原市の白土湖や耳洗公園、八幡神社などを題材に白山地区の子どもらが描いた第23回水と緑の子どもスケッチ大会(白山地区青少年健全育成協議会主催)の入賞者23人が決まり、雪野咲良さんら5人が最優秀賞に輝いた。

 水と緑に育まれた郷土を大切にし、子どもたちの豊かな心を育てようと、4月29日の「昭和の日」に実施し、応募のあった39点をこのほど、元美術教員の城代成美さんら七人が審査。最優秀賞五点のなかから特別賞3点も選ばれ、雪野咲良さん(島原三小6年)が青少協会長賞、雪野明星さん(同3年)が婦人会長賞、宮川敏尚君(同5年)が八幡神社賞に輝いた。

 全作品は24 - 26日、白山公民館に展示され、26日午前11時から表彰式を行う。受賞者は次の通り。

[2007/05/24:島原新聞]



[2007/05/02:島原新聞]

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雲仙殉教祭で記念ミサ - 韓国馬山から巡礼団迎え -

 ミヤマキリシマが開花し、国立公園雲仙が一年中で最も美しく耀く五月、恒例の雲仙殉教祭が20日(日)に催され、韓国からの巡礼団をはじめ県内外の信者約2千人が殉教者の信仰を讃えて参集。お糸地獄の傍らに立つ記念碑に巡礼し、メモリアルホールで記念ミサを捧げた。

 1983年に始まり、今年で24回目になる同殉教祭は今回、特別な「思い」が込められた。日本の殉教信者のうち新たに選ばれた列福申請者188人が、年度内に「福者」に認可される予定があるからだ。その件について、バチカンのローマ教皇庁枢機卿委員会はすでに申請通り「福者」にすることを認めているが、高見三明長崎教区大司教は、「まだ教皇様が正式に認可を発表していないので、たとえ6月20日頃までに(認可が)発表されたとしても、予定の11月20日列福式開催は大変難しい状況にある。あるいは来年はじめになるかもしれない」と解説。「韓国でも124人の殉教者の調査が終わり、列福のための準備が進められているので、互いに理解を深め、新たな気持ちで信仰を深めていきたい」と語り、了解を求めた。

 雲仙メモリアルホールで午後1時から始まった記念ミサでは冒頭、韓国馬山(マサン)教区からの巡礼団27人の紹介があり、朴正一司教(前教区長)があいさつ。「韓国でも殉教者の中から124人を選び、列福運動に私が責任者として取り組んでいます。それで今回是非、雲仙殉教祭に参加したいと思いました。日本の188人と韓国の124人が、できるだけ早く列福されるよう祈りたい。そして、この機会を通じて韓日両国の教会と、政府が緊密な関係になるよう、みなさんとともに祈りたい」と述べた。

 高見大司教の主礼で行なわれたミサ聖祭では、デ・ルカ・レンゾ長崎二十六聖人記念館館長が雲仙・島原での殉教者、12歳のディエゴ・林田、内堀作右衛門の子供アントニオ内堀(18歳)の例を上げながら、説教。「考えてみれば、こんな(山の中の)寂しい場所での出来事、彼らの生きざまが記録され、全世界に伝えられたことは不思議なことだ。私たちはその記録をもとに、殉教を実際に見た人びとと同じように"振り返る"ことができる。私たち(の信仰)が危ないのは、振り返りをしないことだ。その出来事と私がどういう関係があるのか、その振り返りがないと、フーッと流れていってしまう。それは、この救いのメッセージを与えてくれたイエス様に対しても礼を失することになる。188人が、いつ福者になるかということは問題ではない。私たちが彼らへの理解をいかに深めるかである」と語りかけた。

 これに対し、信徒の代表が祈りをささげ、高見大司教も「私たちも、キリストの愛のうちに力強く生きることができるように-」と祈祷。参列者(信者)一同が聖体を拝領した。引き続き地獄の記念碑(十字架)まで巡礼し、殉教者の足跡と自らの歩みとを重ねていた。

[2007/05/23:島原新聞]

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清掃奉仕と車いす体験 - 少林寺拳法「開祖デー」 -

 少林寺拳法島原城南支部(飯塚久雄支部長)と同長崎有家支部(馬場高嗣支部長)が20日の日曜日、島原市有馬武道館で開祖デー行事として同館周辺の清掃活動とボランティア学習(車いす体験)を実施した。

 拳士・保護者51名が3班に分かれて、有馬武道館を中心に霊丘公園一帯の清掃活動を行ったが、空き缶やタバコの吸殻、ペットボトルなどが多く散乱していた。

 ボランティア学習では、「車いす」についての知識を学んだあと、実際に介護福祉士による「車いすを使った介助方法」を学んだ。

 障害者の立場になって体験しようと正座で車いすに座り、ハンドリムを手で動かすことの大変さを実感したあと、2人1組になって坂道や段差の操作を学んだ。

 車いす介助ではコースで脱輪させたり、段差でティッピングバーを操作せずに車いすが動かせない拳士も見うけられた。

 全員が体験したあと、車いすの人に対する基本的なマナーとして、[1]腰をかがめて相手と目線を合わせる。[2]相手の立場に立って声かけをする。[3]車いすを押すときは一声かけてから動かす。[4]押すときにはゆっくり歩く。 - など心配りの大切さを学んだ。

[2007/05/23:島原新聞]

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森林の重要性を再認識 - 垂木台地で『新緑のつどい』 -

 木々にふれるなどして森林の機能について知ってもらうイベント本年度「新緑のつどい」が20日、島原市南千本木町の垂木台地森林公園であり、霊南緑の少年団や有明緑の少年団など島原半島内の児童や保護者ら約100人がツツジ苗300本の植樹や丸太切り競争などを楽しみ、森林の重要性を再認識した。

 県と、緑の募金活動などを展開する県緑化推進協会(理事長=渡辺敏則県農林部長)が主催。水を蓄えたり、木材を供給したり、二酸化炭素を吸収したり、災害防止の機能をもつ森林の役割を知ってもらい、緑豊かなふるさとを守り、育んでもらうのが目的で、長崎市や佐世保市など県内7か所で実施される。

 開会式で、県島原振興局の毎熊元農林部長が「地球にはさまざまな動植物が住んでいるため、その環境バランスを守らねばならない。昨今問題視されている地球温暖化の防止のために、森林は温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収して温暖化を止める働きをもっているため、森や森林を大切にしてゆきましょう」とあいさつ。

 同振興局林務課の職員が▽水を蓄える「緑のダム」▽木の根が張ることで土砂の流出を防ぐ▽二酸化炭素を吸収し成長することで地球温暖化防止につながる - ことなどについてパネルを使って解説したあと、参加者はツツジの苗を植えて郷土の緑化を願ったほか、丸太をノコギリで切る競争や森林の役割を問うクイズを解きながら公園を歩き回るクイズラリー、丸太で鳥などをかたどったり、本立てをつくったりする木製クラフトづくりなどを楽しんでいた。

[2007/05/21:島原新聞]

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促進!!日韓の友好親善 - めでたく姉妹都市調印式 -

 雲仙市と韓国全羅南道の求礼(クレ)郡が姉妹郡市の契りを結び、相互の観光振興などに協力をすることになり、18日に雲仙のホテル東洋館で調印式典があった。

 式典には両市郡の議会議員や行政幹部、県関係者など約100人が出席。奥村市長と求礼郡の除沂東(ソ・ギドン)郡守は「豊かな自然に恵まれた両市郡が姉妹結縁を結んだことを機にさまざまな分野で協力し合い、相互理解と友好を図ることで、日韓両国の友好親善にもつながるはず」などと述べ、姉妹結縁締結書に署名し相互の友好を宣誓。締結調印を見守った立石暁副知事(金子知事代理)らは「両市郡の友好を祈念するとともに、韓国との交流が広がることを願いたい」などと期待を込めた。

 韓国南部に位置する求礼郡は人口約3万人で、四季折々の表情を見せる自然や古い寺などを有し、年間700万人の観光客が訪れるという観光特区。互いに国際交流相手を探していた両市郡は、自治体の木がツツジであることや国立公園第一号認定の自治体であることの共通点から意気投合し、県地域振興部国際課などの仲介により昨年6月から相互に訪問を重ね、友好協力関係を結ぶことに。今年は韓国が朝鮮通信使を最初に日本に派遣した1607年から400年目という記念すべき年であり、1899年に国際紛争平和的処理条約が締結され「国際デー」となった5月18日に結ぶことにしたという。

 県国際課によれば、本県と韓国の自治体が友好締結を結ぶのは1986年5月に現在の対馬市と釜山広域市の影島(ヨンド)区が結んで以来、2例目。

 今後、両郡市は観光客誘致を目的とした合同観光宣伝隊を組織し両国の主要都市でPRを行ったり、農業生産者同士の交流や市の瑞宝太鼓や韓国の伝統能楽サムルノリなど文化団体同士の交流を行ったり、サッカーなどのスポーツ交流を図るなど他分野にわたり交流および協力をすることにしている。

[2007/05/20:島原新聞]

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島原病院、黒字転換目指し - 県と地元自治体の共同運営軸に -

 県立島原病院(島原市下川尻町)の運営等について話し合う「県立及び離島医療圏組合病院あり方検討懇話会」では現在、県と地元自治体による共同運営を軸に検討を進めている。病院事業者等への意見書は6月をメドにまとめる方針。

 昨年12月に発足した同懇話会ではこれまで計六回の会合を開催。第5回までのまとめとして島原病院については「地域の中核病院として現在の医療機能は維持したまま存続すべき」との見解で一致している。

 一方、運営主体については、「現体制」では他の医療圏域との比較や医師確保の面から単独での運営は困難なため見直すべき、「地元自治体だけでの運営」は医師確保や多額の財政負担の問題があり適当でない、「民間移譲」は二次医療圏の基幹病院として不採算医療を担っており民間では医療機能を果たすことが困難として、「県と地元自治体での運営」を軸に検討が進められている。

 事務局の県病院局経営管理課では「運営主体は県と地元自治体、それに離島医療圏組合も一緒になった経営の選択肢もあり、経営形態については一部事務組合や独立行政法人が考えられる」としている。6月中にあと2回程度会合を開き、意見書をまとめる方針だ。

 これに対し地元行政関係者は「できれば今の体制で運営してほしいが、単独では医師の確保が難しいので共同運営により確保できればという考え方はやむを得ないだろう。ただ、運営全体を離島医療圏組合病院のようにするというのであれば話はまた違うのでは-」としており、県とはやや温度差がある。

 同病院は昭和41年、リハビリ専門の「県立島原温泉病院」として開設し、同48年に脳神経外科を新設、平成8年には災害拠点病院の指定を受けた。同14年には建て替えが完成し、現在の病院名に改称した。県立の一般病院があるのは県内では島原半島だけ。

 病床数254床をもつ同半島地域の中核病院だが、平成17年度決算の経常収支は2億6,700万円の赤字。経費の削減等による収支の改善に努めており、平成21年度の黒字転換を目指しているところだ。

[2007/05/19:島原新聞]

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全国身障者野球に - 島原ビューティフル出場 -

 島原ビューティフルウォーターズが、19、20の両日、神戸市のスカイマークスタジアム(メイン・サブ)で開催される第15回選抜全国身体障害者野球大会に出場する。

 全国から18チームが出場、島原ビューティフルウォーターズの初戦の相手は神戸コスモス。

 同チームは九州身体障害者ソフトボール大会の福岡大会(平成9年)、佐賀県大会(平成11年)、鹿児島大会(平成12年)、福岡大会(平成13年)、長崎県大会(平成17年)で5回も優勝に輝いた戦歴を誇り、今大会での活躍が期待されている。

[2007/05/19:島原新聞]

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合掌!!奉祝大祭で供養 - 高島観音回向堂が落成 - 【動画あり】

 毎年陰暦4月1日になると島原市高島町の高島観音回向堂から読経が流れてくる。島原大変(寛政4年=1792年)による犠牲者の供養祭だ。主催者は地元町内会、住民らで組織する同観音回向堂護持会(内島昭治会長)。大変から215年目になる今年も17日(陰暦4月1日)、昨年夏に成就した同回向堂大改修の完成祝いとあわせ、法要が営まれた。

 この回向堂は大変後、当時の藩主・松平忠馮が建立。瑞雲山本光寺に永代供養が命じられた。以来二百有余年、その伝統は地域住民らの篤い信仰心に支えられて継続され、昨年夏には老朽化した堂宇の大改修事業に着手し、本光寺(片山秀賢住職)、同護持会、高島一丁目町内会(坂梨祐輔会長)、同二丁目町内会(中村景義会長)の一致協力のもと成就した。

 したがって今回の供養祭は、「高島観音回向堂落成法要」と銘打って実施。本光寺の住職、副住職の読経により奉祝大祭が執り行われ、参列者一同、「南無釈迦牟尼仏」を唱和し、合掌した。

 谷口副市長(市長代理)は、その歴史を振り返り、「こんにちまで連綿として続いていることは、感銘深いこと。堂宇改修により面目一新された関係各位のご尽力に心から敬意を表します」とあいさつ。「火山とともに生きてきた本市」で今秋、アジアではじめて開催される第5回火山都市国際会議もあわせて紹介した。

 また、ホトトギス同人・平尾圭太氏が献句「回向堂改築成りて大変忌」、「藩侯の扇重ねて回向継ぐ」を披露し、内島昭治会長夫妻が自作の漢詩「高島観音回向堂に賽(さい)す」と「西国第五番霊場御詠歌」を有吉健太郎氏の尺八演奏にあわせ朗詠。一同とともに大改修の完成を祝賀した。

 途中、内島会長は「昨年の例祭後、本光寺様のご主導により大修理工事が完成いたしましたのは、まことに皆々様のご尽力のお陰。このお堂の地下に祀られている諸精霊に成り代わり、幾重にも厚く御礼申し上げます」と重ねて謝辞。あわせて「世は移り、人は変わってもこのお堂の仏様は変わりません。みな様の子々孫々の方々と地域縁故の人びとに語り伝え、供養を続けてくださいますようお願いいたします」と熱い思いを述べた。

[2007/05/18:島原新聞]



[2007/05/24:しまばらNOW]

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旧大野木場小などを見学 - 鉄板が巻きついたタブの木の生命力に驚く - 【動画あり】

 島原四小(前田清英校長)の4年生38人が16日、雲仙・普賢岳噴火災害の被災地や災害関連施設を訪れ、ふるさとの災害や復興などについて考えを深めた。

 「杉谷復興プロジェクト」と題した総合学習で、災害当時の脅威や被災体験などの調査、砂防施設の役割や復興の状況を知ることで後世に語り継いでゆくことなどが目的。国交省雲仙復興事務所の職員が説明をしながら、島原市の南千本木川二号砂防えん堤や千本木展望所、南島原市の旧大野木場小校舎や大野木場砂防みらい館など6か所を見学してまわった。

 千本木地区の砂防指定地内にある火砕流の爆風で飛ばされた鉄板が絡まりながらも驚異的な生命力で生き残ったタブの木を見た?原君と吉田君は「鉄板が巻きついても頑張って生きてきたのはすごいな」と驚きの表情。職員は「皆さんは緑豊かだった千本木を知らないけれど、地元のボランティアの方々によって回復が進められているため、それを伝えていってね」などと呼びかけた。

 この日学んだ内容は、6月1日の「6・3いのりの日」集会で発表するほか、11月19 - 23日の火山都市国際会議島原大会の期間中にも参加者向けに発表する予定。

[2007/05/17:島原新聞]



[2007/05/23:しまばらNOW]

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交通事故の悲惨さ学ぶ - 新採用の市職員が講習 -

 島原市は15日、職員を対象とした交通安全講習会を開催し、今春採用された若手職員ら約30人が実際に起きた事例などをもとに交通事故の悲惨さを学んだ。

 春の全国交通安全運動にあわせ、新人の教育も兼ねて毎年実施しているもの。講師は島原署交通課事故捜査係長、松永昭二警部補が務めた。

 同署管内の昨年の人身事故発生件数は計258件でうち死亡事故が4件、物損事故まで含めると1,000件を超え、ことしも今のところ前年並みで推移している、という。

 松永氏によると、追突や出会い頭の事故が多く、わき見や運転者の勝手な判断、左右の確認不足、無理な進入などが主な原因。事故が多い場所として、国道251号では有明地区のスーパー前、三会地区のスーパー - 神社 - 病院前、島原駅周辺、道路が狭い蛭子町 - 浦田一帯、安徳地区のスーパー前、農道ではコンビニ前、市道ではかんぽの宿前など。

 運転操作を誤ってパニックになり事故を起こす「ヒューマンエラー」や、最新式ブレーキの操作方法のほか、自転車と歩行者の事故で歩行者が死亡したケースなど、実際に発生した事例を紹介。酒を飲んだ状態を疑似体験できるメガネを使った講習も行った。

 松永氏は「自転車の運転でも十分、加害者になり得るので、大人が子どもに運転の見本を示してあげることも大事だ。車を運転すれば優良ドライバーでも事故に遭うことがあり、被害者になって仕事を辞めた人もいる」と強調。そのうえでさらに「交通事故は自分の過ちだが、飲酒運転は自分の意思でやったこと。本人は処罰されても仕方ないが、可愛そうなのは家族だ。タクシー代や代行代を惜しんで飲酒運転すれば損失は百倍。飲酒運転で事故を起こせば人生は終わり。何一つ良いことはない」と断罪した。

[2007/05/16:島原新聞]

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杉永選手が県代表に - ねんりんピック卓球大会 -

 第4回長崎県ねんりんピック卓球交流大会(主催=長崎県すこやか長寿財団と長崎県老人クラブ連合会)が12日、60歳以上の愛好者150名が参加して諌早市小野体育館で行われた。

 島原からは卓球ラージボール部門に、普賢卓球クラブを中心とした男子8名、女子11名が出場。男子60歳以上の部の決勝では、杉永俊博選手と水野和三選手の島原勢同士が対戦した結果、2-1で杉永選手が勝ち、11月に茨城県で開催される全国健康福祉祭への出場権を獲得した。

[2007/05/15:島原新聞]

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ヒマワリでいっぱいに - 南島原市の花を有家の国道沿いに、遊休農地を利用して種をまく -

 「南島原市の花」であるヒマワリの種を市民や園児らが11日、有家町の国道251号沿いの畑に植え、「南島原がヒマワリでいっぱいになる」ことを願った。

 今年4月に市議などによって設立された任意団体「南島原環境循環ネットワーク」(下田利春会長)が推奨する活動の一つ「遊休農地を利用したヒマワリの植栽」に賛同した市のボランティアグループ「5月会」(高木幸介会長)が、白百合保育園と有家たちばな幼稚園の協力を得て取り組んだもので、約75人が参加。

 この日、園児らは会員らの手ほどきを受けながら、田植えの要領で一列に並び、ヒマワリの種を土に埋め込んでいった。有家町内で植えたのは国道251号沿いの2か所、これまでに同ネットワークによって布津町内にも植えられている。高木会長と下田会長は「汗を流して植えたことを思い出にしてもらい、満開のヒマワリを楽しみにしてもらえれば」、「『ヒマワリと言えば南島原市』と言われるように、この活動を市全体に広めてゆきたい」と話していた。

[2007/05/13:島原新聞]

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土石流災害に備えて - 復興事務所が情報伝達演習 水無川では昨年も発生 -

 ことしの出水期を前に国土交通省雲仙復興事務所(所長=秦耕二氏)は11日、土石流の発生に備えた情報伝達演習を行った。

 普賢岳噴火により水無川、中尾川両流域には現在も約1億7,000万立方メートルの不安定な土砂が堆積している。水無川支流の赤松谷川上流では一昨年の台風で土石流が発生、昨年の梅雨時期にも2度にわたりそれぞれ3-5万立方メートル規模の土石流が確認されたが、いずれも砂防施設内で捕捉し、幸い民家等への被害はなかった。

 演習は毎年この時期、土石流発生時に迅速・的確に対応できるよう取り組んでいるもの。大雨洪水警報が発令され、水無川上流で土石流が発生したという想定で実施。秦所長以下職員38人が参加した。

 警報発令に伴い同事務所では警戒態勢に切り替え支部を設置し、災害情報・各種データの収集から関係機関への伝達、現地巡視訓練で現場を確認した後、南島原市深江町大野木場の水無川2号砂防えん堤右岸袖部では画像伝送装置を使った被災箇所の画像伝達演習を行った。

 カメラ車からの現地映像を無線で約300メートル離れた大野木場砂防みらい館へ飛ばし、光ケーブルを使って同事務所まで送信。事務所では砂防えん堤が破損したとの想定で復旧演習も本番さながらに繰り広げた。

 秦所長は「砂防工事が進み市民の皆さんは安心して生活しているが、時として自然の力は人間の想定を超えることがある。防災施設を過信することなく、自分の身は自分で守るという基本を忘れないでいてほしい」と呼びかけ、「我々も砂防施設を100%安全だと過信してはならず、不測の事態にも慌てず行動し、被害を最小限に食い止められるよう緊張感をもって適切に対応していかなければならない」と語った。

[2007/05/12:島原新聞]

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堆肥コンクールなども - 8月に活性化研究大会 -

 島原地域農業振興協議会(会長=吉岡市長)の通常総会が9日、島原観光ホテル小涌園で開かれ、農業活性化研究大会の開催などを盛り込んだ本年度の事業計画を決めた。

 同協議会は島原半島地域の実情に即した営農総合指導活動を展開するための組織。県や地元自治体(半島三市)、農業団体、指導機関の代表らで構成しており、指導理念の統一と機能分担の明確化、連携強化に努めながら、多様な担い手の育成、産地課題の解決、改善技術の確立など地域農業の振興に大きな役割を担っている。

 総会では昨年度の事業実績報告・収支決算を承認したあと、本年度の事業実施計画案・収支予算案を審議。「経営所得安定対策」により農業施策は認定農業者に重点化される歴史的な転換期を迎えていることから、「意欲ある担い手の育成確保」をはじめ、「地域の特性を生かした産地づくりによる生産の維持・拡大」、「新鮮で安全な農産物の持続的生産と供給体制の確立」を主要推進事項とする本年度の事業計画案を承認した。

 新たに実施する「島原地域堆肥コンクール」を盛り込んだ本年度の「島原地域農業活性化研究大会」は8月上旬、南島原市ありえコレジヨホールで開催する。テーマは「島原半島農業の担い手として」。

 一方、農業振興協議会組織の運営を支えてきた県補助金(地域農林業推進体制強化事業費補助金)は平成17年度で廃止予定だったもの。強い要望により対前年度比50%で2か年存続してきたが、市町村合併の進展に伴い振興協議会組織の活動運営はそれぞれ地元自治体の主体性を重視し、同補助金は来年度から廃止される。

 今後さらに農業関係予算の縮小が懸念されることから同協議会では来年度以降のあり方について、農業改良普及センターからの新たな予算(本年度45万円)を含め、県農政ビジョン推進対策事業補助金(同50万5千円)など予算獲得に努める方針を確認した。

 島原半島が県内農業生産額の四割以上を占める実情等を踏まえ、県の農業関係予算の確保については同半島三市の市長が同様の見解。松島南島原市長は「担い手中心の農業施策に転換しており、それも考慮しながら半島農業の実績と役割を踏まえ予算要求をしていかなければならない」と述べた。

[2007/05/11:島原新聞]

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お手玉もらって大喜び - 母子福祉会が800個寄贈 -

 児童福祉週間の行事の一環として「島原市母子寡婦福祉会」(村上静恵会長)は7日、同市有明地区の幼稚園や保育園など8施設に手づくりのお手玉を計800個贈った。

 子どもの支援事業に積極的な同会が県連合会の呼びかけに応じ、今回初めて取り組んだもの。洋裁部のタンポポ会が中心となり、持ち寄った布と購入した大豆を材料に2か月間かけ、丹精込めて仕上げた。

 有明地区の清華、誓願、心香、東向、向陵、勝光、恵祥、みやまの各保育園・幼児園・幼稚園を村上会長ら関係者五人が訪問して寄贈。心のこもったプレゼントに子どもたちは大喜びだった。

[2007/05/11:島原新聞]

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梅雨を前に防災対策 - 万一に備え現状を確認 - 【動画あり】

 梅雨を前に島原市は9日、本年度の防災対策現地視察を関係機関とともに実施し、土石流など万一の災害発生に備え現状を確認した。

 視察には市議会、国交省雲仙復興事務所、県島原振興局、長崎森林管理署、警察、消防など関係8機関から計55人が参加。市街地の背後にそびえる眉山を皮切りに現地を見てまわった。

 1792年(寛政4年)の雲仙岳噴火に伴い大崩壊した眉山は「日本三大難山」の一つに数えられ、大正時代から治山工事が鋭意進められている。

 最初の視察地の6渓治山ダム上流では眉山治山事業所の職員が「崩壊した土砂は国有林内で抑え、水だけを下流に分流する」という眉山独特の治山事業計画について説明した。

 同事業所によると、眉山の治山事業は進み下流の待受ダムの整備はほぼ終了し、上・中流域の施設整備に移行している状況だ。火山灰は少なくなり浸透能力も回復し、待受ダムまで到達する土石流はここ数年発生していないが、寛政時代に大崩壊した1-4渓は土砂の移動が活発になっている、という。

 なかでも1-3渓では昨年5月の雨(総雨量600mm)により国有林の扇状地まで達する土石流が発生したことから同事業所では「雨の降り方次第では待受ダムまで到達することが考えられる」とし、「上中流域では待受ダムまで安全に流す施設の充実が求められ、下流の待受ダムでは万一の土石流に対応できる状態にしておく必要がある」などと説明した。

 一行はこのあと、水無川砂防、千本木砂防、湯江川砂防を順次視察した。

 吉岡市長は「去年から今年にかけて各機関により防災対策が施されているが、それぞれの立場で現地を視察し検討してほしい。国内では地震が多発しており、いつ起こるか分からないのが災害だ」と述べ、備えを呼びかけた。

[2007/05/10:島原新聞]



[2007/05/10:しまばらNOW]

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531人が踏破 - 第34回105ウォークラリー -

 佐世保市 - 島原市の105kmを夜通しかけて歩く「第34回105ウォークラリー」が3 - 4日、ことしも盛大に繰り広げられた。県内外から過去最多の782人が参加し、うち531人が24時間の制限時間内に踏破した。

 大型連休期間中の恒例イベントとなっている同ウォークラリー。佐世保駅横のアルカス広場を3日正午にスタートし、大村湾や有明海などを眺めながら途中6か所のチェックポイントを経てゴールの島原城(島原文化会館前)を目指した。

 夜明けとともにあいにくの雨に見舞われたが、参加者の約68%が制限時間内にゴールし、目標を達成。昨年に続き夫婦で参加した島原市職員(火山都市国際会議島原大会実行委事務局長)の杉本伸一さん(57)は「瑞穂あたりで雨が降り出し、ことしは大変だった。歩いている時はもう参加したくないと思うのにゴールした途端、また出たいと思う。多くの人たちと色んな話ができるのも魅力で、一度参加したらはまってしまう」と話していた。

[2007/05/09:島原新聞]

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地元勢では二中が8位 - 島原招待中学生サッカー - 【動画あり】

 大型連休を使った恒例の中学サッカーの祭典「第17回島原招待中学生大会」(同大会実行委主催)が3-5日、島原市を中心に9会場で行われた。

 全国中学校サッカー大会の開催を記念して平成3年5月、第1回大会を開催したもの。競技力の向上と参加チームの親睦を図る同大会には今回、九州を中心に遠くは高知や島根、広島県などから来島し、初出場の3チームを含む計35チームが参加。1チーム7-8ずつ、計約200試合で熱戦を繰り広げ、競技力の向上を図った。

 大会事務局では勝敗数や得失点差をもとに順位をつけた。島原半島勢の成績は次の通り。

 △8位=島原二(5勝1敗2分け)
 △9位=国見(5勝2敗1分け)
 △18位=島原一(3勝3敗2分け)
 △19位=有明(3勝5敗)
 △23位=FC雲仙(2勝4敗1分け)
 △24位=深江(2勝5敗1分け)
 △25位=千々石(同)
 △30位=島原三(1勝6敗1分け)
 △34位=三会(6敗)

[2007/05/08:島原新聞]



[2007/05/08:しまばらNOW]

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水の都の発展を願い - 錦鯉130匹を放流 - 【動画あり】

 島原市中心部にある観光スポット「鯉の泳ぐまちポケットパーク」で五日、地元の下新町町内会(会長=西田正剛氏)による恒例の「鯉供養と放流」が行われ、130匹の錦鯉を清流に放った。

 名水百選のきれいな「島原湧水群」をさらに引き立てようと29年前、地元の発案で始まった鯉の放流。その翌年からは鯉の供養もあわせて行われている。

 風物詩にもなっている行事には今回も西田正剛会長をはじめ、吉岡市長、地元の住民や子どもたち、観光客らが多数参加。この一年間に死んだ鯉を供養したあと、色とりどりの錦鯉を放流。?水の都?をPRし、観光地のさらなる発展を願った。

[2007/05/08:島原新聞]



[2007/05/07:しまばらNOW]

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子どもたちの成長願い - 吉岡市長らが施設を訪問 - 【動画あり】

 5日の「こどもの日」から始まる本年度の「児童福祉週間」を前に吉岡市長らが2日までに市内の幼稚園・保育園など33か所を訪れ、園児らの健やかな成長を願い、ミニ鯉のぼりやお菓子を1,907人分贈った。

 同週間の啓発行事として毎年実施しているもの。この日は吉岡市長と古川隆三郎市議会教育厚生委員長、金子副市長と吉田市福祉事務所長、宮崎教育長の3班に分かれ、いずれも有明地区の施設を皮切りに各園を回った。

 吉岡市長らの班がまず有明町大三東の心香保育園(坪田光祥園長・園児90人)を訪れると、待ちわびた園児らは元気よく朝のあいさつ。吉岡市長は「皆さんがとてもおりこうなので、こどもの日のお祝いにプレゼントを持ってきました」と話しかけ、園児代表に贈りものを手渡すと、子どもたちは演奏にあわせ「鯉のぼり」を元気よく歌い、お礼の気持ちを伝えた。

 同週間の行事としては合併後初めて有明地区の施設を訪れた吉岡市長は「将来の島原を担ってくれるこの子どもたちが素直に、健やかに育ってくれることを期待している」と語った。このあと向陵保育園で同市長らは園児と一緒に鯉のぼりを揚げて交流した。

 同市では本庁舎に11日まで鯉のぼりを揚げて子どもたちの健やかな成長を願う。また、市母子寡婦福祉会(村上静恵会長)は7日、有明地区の8施設を訪れ、計800個の手づくりお手玉を園児らにプレゼントする予定だ。

[2007/05/03:島原新聞]



[2007/05/02:しまばらNOW]

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畏敬して 仰ぐ山容 大変忌 - 島原大変遭難者供養祭 - 【動画あり】

 1792年(寛政4年)の眉山崩壊で亡くなった先祖の御霊を慰める「島原大変遭難者供養祭」が1日、島原市の一番街アーケードにある市指定史跡「宝篋印塔型流死供養塔」前で厳かに営まれた。

 当時「水頭」と呼ばれたこの地は島原内港の船着場で、城下随一の繁華街だった地域だが、眉山崩壊によりまち並みは全壊、住民の大半が溺死する甚大な被害に遭った。雲仙の一乗院七世弘輝和尚は当地に供養塔の建設を藩に願い出、許可を受けて有力者の協力にもと災害の翌年建立したもの。「道すがら礼拝すれば極楽浄土の彼岸に達し、現世の諸人は災害を免れる」という意味の経文が刻まれており、合掌を勧めている。

 従来は一部住民による供養が行われていたが、昭和56年から中堀町上町内会(田中正之会長)、同中町内会(隈部政博会長)、供養塔奉賛会(北尾繁好会長)の3団体主催で毎年営まれているもの。27回目。

 供養祭には地元関係者をはじめ、来賓として吉岡市長、安藤市議会議長らも参列。江東寺住職らによる読経の中で焼香し、商店街を訪れた買い物客らも静かに掌を合わせ犠牲者の冥福を祈った。

 中堀町上町内会の田中正之会長(70)は「町内会活動として長年続けているが、そばに建った高齢者住宅の方々の関心も高く、参列者は例年より多かった。町内会の皆さんも懸命に協力してくださっており、これからも地元の先祖を供養していかなければ-」と語った。

[2007/05/02:島原新聞]



[2007/05/01:しまばらNOW]

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格差社会の是正など訴え - 島原地区メーデーで連帯を呼びかけ -

 連合島原地域協議会と島原地区労働者福祉協議会でつくる「島原地区メーデー実行委員会」(実行委員長-下田吾一氏)は1日、第78回メーデーを島原市体育館で開き、格差社会の是正などを訴え、労働者の連帯を呼びかけた。

 恒例の労働者の祭典には松本直樹副実行委員長(下田委員長代理)をはじめ、来賓として連合長崎の渡邉昭吉副会長、吉岡島原市長、松島南島原市長、楠県議、島原地区労の五島喜盛議長、社民党島原支部委員長の松本匠市議らが出席し、組合員ら総勢550人が参加した。

 松本副実行委員長は「わが国の経済は戦後最長の景気拡大が続いていると言われるが、地方で働く者にその実感はなく、企業規模、地域間、あるいはパートや派遣社員など格差社会は広がり、教育関連法案や国民投票法案、ホワイトカラーエクゼンプションなど労働行政の改悪も見込まれる。多くの働く仲間と連携を深め、選挙では価値観を同じくする候補者を当選させていかなければならない。県議選に続く島原市議選、参院選でも最大限の取り組みをお願いしたい」とあいさつした。

 また、来賓の渡邉副会長も景気拡大の実感がない国民の実情を訴えるとともに、長崎市長が凶弾に倒れた事件については「政治の中で暴力は許されず、あってはならない」と強調。間近に迫った市議選と参院選での勝利、とりわけ参院選では与野党逆転を目指している連合の姿勢を示し、「一人区での当選がカギを握る。統一地方選の力を参院選にも発揮し、勤労者を中心とする民主主義の実現を-」と訴えた。

 このあと「働く者の連帯とNGO・NPOとの連携で『平和・人権・労働・環境・共生』に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう!」というメーデー宣言を採択。さらに「日本国憲法の改悪と教育関連三法案の成立を許さない決議」に続き、暴力団幹部による長崎市長襲撃・死亡事件では「自由と民主主義に対する暴力を糾弾する特別決議」を行った。

 最後に「STOP!THE格差社会」をサブスローガンに掲げた島原地区メーデースローガンを再度確認し、参加者全員によるガンバロー三唱で団結を図った。

 さらに集会終了後は同体育館から市役所前、アーケードでデモ行進を行い、市民にも啓発。午後からはミニバレー大会で働くものの連帯とともに親睦を深めた。

[2007/05/02:島原新聞]

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