炎天下の島原で熱戦…九州U-14選抜サッカー

 中学サッカーの「2007九州U-14選抜大会」(主催=九州サッカー協会など)が十日、炎天下の島原市営平成町多目的広場で開幕した。

 ナショナルトレセンを見据えた九州代表選考会で、夏の今大会が第一次選考となるもの。沖縄を含む九州八県から、U-14とU-13の各県選抜計十六チームが出場している。

 U-14は60分ゲーム、U-13は50分ゲーム。初日はともにA・Bの二ブロックに分かれてリーグ戦八試合を行った。U-14はきょう十一日、各ブロック上位二チームによる決勝戦と三位決定戦まで行う。

[2007/08/11:島原新聞]

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半島の中学11校が参加…マーチングの講習会

 島原半島内の中学校吹奏楽部が集うマーチングの講習会が七日に島原復興アリーナで開催され、十一校から約三百九十人が参加して六時間ほどの練習に励んだ。

 マーチングの活性化を図るために島原半島吹奏楽研究会(会長=高橋繁保・南串中校長)の主催。ほとんどの生徒が動きながらの演奏は初めてだったそうだが、小浜中吹奏楽部の指導者、森下晃英さんらの手ほどきにより次第に動きにも慣れ、最後には全ての学校が練習の成果を披露し、講習会を締めくくった。

[2007/08/11:島原新聞]

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さわやか杯少年サッカーで熱戦…FC・雲仙がPKで優勝、下田君最優秀選手に

 「さわやか杯第36回NBCサッカー大会島原大会」(島原市サッカー協会主催)が4・5の両日、同市営平成町多目的広場で行われ、市内のサッカースポーツ少年団やクラブチームの計8チームが出場して熱戦を繰り広げた。

 決勝はFC・雲仙エスティオールと杉谷サッカースポーツ少年団が対戦し、3 - 3の同点。延長戦でも決着がつかず、PK戦の末、FC・雲仙が4 - 2で下して優勝した。FC・雲仙は9月8・9日、大村市で開催される県大会に出場する。

 島原大会の最優秀選手には下田拓哉君(FC・雲仙)が輝き、川上翔大君(森岳SSS)ら8人が優秀選手に選ばれた。

[2007/08/10:島原新聞]

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鰻家小にょろさんの落研始まる…人情話は患者さんにも良い、閣僚の交替など時事ネタも

 島原市森岳公民館で7日夜、自主講座の「落研(落語研究会)」が始まった。今後サークル活動を展開し、経験の有無や上手下手を問わず落語好きの集まる場にし、落語の実演や落語談義を楽しむ場を目指す。

 講師は「鰻家小にょろ」の芸名で活動し昨年暮れに独演会もやった同市有明町のアマチュア落語家、菅智憲さん(30)。初日は市内外の落語好きの男女5人が参加し、菅さんが落語家の立川談志氏の傑作選の一作品「道灌」をやって幕開け。

 先の閣僚の交替劇を「きゅうま(急場)しのぎ」とする時事ネタも披露するなど、会場は笑いの絶えない場に。参加者は車座になって登場人物の入れ替わり方や扇子の使い方、声の出し方などを学び、道灌の導入部分「雪てん」を練習した。

 プロの独演会やDVDを観るなど独学で学んでいる菅さんは「大好きな映画を何度も見て覚えるように場面をイメージしながら長い台詞を覚えている」などと独自の覚え方を教え、「落語の良さは最後まで言わずに、観客の想像に任せること」と、その醍醐味を語った。

 高校時代からの落語好きという精神科医の川口哲さんは「落語の人情話は患者さんにも有効であり、話をする時の目のおき方も参考になる。都合のつくかぎり参加したい」と意欲満々だった。

[2007/08/10:島原新聞]

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豊後高田市から58名…市長を訪問 - 兄弟校交流も

 本年度の兄弟校児童会交流事業で豊後高田市の児童ら58名が8日来島し、吉岡市長を表敬訪問した。

 同市が島原藩の支藩だった歴史的な縁を背景に両市は昭和44年、兄弟都市を提携。平成11年度には兄弟校の関係を結び、夏休みを利用した相互交流を行っている。

 今回訪れたのは、豊後高田市の都甲桂一教育長を団長に7校の児童会代表38名と引率の計58名。同日午前9時に出発し、陸路で島原入りした。

 島原市役所西側玄関で宮崎教育長をはじめ市職員らの温かい出迎えを受けた豊後高田市一行はこのあと、吉岡市長を表敬訪問した。

 同市長は「30年前に兄弟都市を提携し、平成11年度から兄弟校を締結し交流を続けている。この輪を広げ、兄弟校の絆を深めてほしい」と述べ、合併後の新しい島原市や今秋開催される火山都市国際会議などを紹介しながら、「今回の訪問が素晴らしい思い出となるよう、その成果に期待している」と歓迎の言葉を述べた。

 訪問団長の都甲教育長は「この3日間、島原市の兄弟校やホームステイでたいへんお世話になるのが、よろしく。島原のことをたくさん学び、そして学校や保護者にも伝え、絆が一層深まるよう取り組む」と温かい歓迎に感謝しながらあいさつ。

 児童を代表して高田小6年の廣嵜健太君が「行事やホームステイが楽しみ。島原で多くの友だちと出会い、たくさんのことを学びたい。帰ったら島原のことを友だちや家族に話したい」と抱負を述べた。

 一行はこのあと、島原文化会館で行われた全体交流会で島原市の児童代表らと楽しく交流した。

 10日まで2泊3日の日程で、夜は市内にホームステイする。きょう9日は市内の各兄弟校を訪ねて学校行事に参加し、午後からは雲仙岳災害記念館や本光寺、島原城など市内を中心に施設・史跡を見学する。

[2007/08/09:島原新聞]

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夏休み親子実験教室で学ぶ…多い着色料使ったお菓子

 簡単な実験を通じてお菓子の成分などについて学んでもらう本年度「夏休み親子実験教室」が7日、島原市森岳公民館であり、親子約40人が着色料を調べる実験などを楽しんだ。

 科学的視点から商品の品質や安全性などを学んでもらおうと県消費生活センター(長崎市)が平成14年度から実施し、本年度は7、8月中に県内3か所で計5回実施。開会式で同センターの樋口利秋次長は「食品の安全・安心が叫ばれるなか、身近なおやつを使った実験を通じて商品の安全性について考えるきっかけにしてほしい」とあいさつ。

 この日の実験材料は市販のお菓子やジュース。着色料を調べる実験では、色とりどりの飴やグミなどと一緒に着色料の分解を促す酢酸と湯をビーカーに入れて熱し、白い毛糸を浸すと、毛糸はお菓子と同じようなきれいな色に染まり、歓声をあげる子どもたち。講師は「黄や赤などに染まるのは人工の合成着色料が使われている証拠。体に影響はないけれど、思ったより着色料を使ったお菓子が多いことを知ってほしい」と呼びかけた。

[2007/08/08:島原新聞]

 
国際ワークキャンプ in KUNIMI …6か国から学生が13人、茶道・書道・華道なども体験

 雲仙市国見町で3日、外国人学生らがボランティア活動などを通じて市民らと交流を図る「国際ワークキャンプIN KUNIMI」が始まった。韓国やフィンランド、スペイン、エストニア、フランス、日本を含め六カ国の学生13人が16日まで地元住民らと一緒に福祉体験やボランティア活動などに取り組む。

 外国の大学生との共同ワークやホームステイなどの交流を通じ外国への理解を深めるとともに、国際交流の輪を広げることを目的に同市社会福祉協議会が主催し、旧国見町社協時代から12年連続開催。

 日本や東アジアで国際ワークキャンプを展開する民間非営利団体「NICE」(Never-Ending International WorkCampus Exchange)が発したワークキャンプ開催情報を得て学生らは自ら希望する開催地に赴いたもので、同市以外にも日本各地で同様のワークキャンプが行われている。

 4日は国見町総合福祉センターで、「日本文化に親しむ」と題して茶道や書道、華道を体験。書道などを教える市民の手ほどきを受けながら筆を走らせたり、生花を生けたり。茶道では自ら茶をたてて「お点前」も体験し、「和敬 静寂」という?茶道の心?も学んだ。

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二軒茶屋バス停にOPEN…せいか福祉ステーション

 知的障がい者福祉施設や保育園などを経営する島原市有明町大三東の社会福祉法人松風会(蒲池興照理事長)はこのほど、市内前浜町二軒茶屋に「せいか福祉ステーション +1(プラス・ワン)」を開設。8日、オープンする。

 保育園が遠回りになる保護者のため朝、通勤途中に園児を預かり、夕方、仕事の帰りに寄って子どもを迎えたり、所用で子どもの育児が困難な場合の一時保育。保育園に通っていない子どもたちのふれあい、障がい者を持つ家族へのケア、子育てサークルの活動の場。その他、学園生らが製作した作品の展示即売など、多様な機能を持つのが"福祉ステーション"。二軒茶屋バス停の国道251号沿いの、元食堂を改装。芝生広場や遊具なども設置した。

 市内はもとより県内でも「あまり聞いたことがない」先駆的な取り組みであり、蒲池理事長は「私が思う社会福祉事業のひとつ。新しい(事業)展開の拠点として開所した」と談。狙いは「島原市に安心が一つ増えた、便利が一つ増えたと思っていただければいいな」との、福祉のまちづくりへの思いにあり、その意味を込めて「+1(プラス・ワン)」と命名した。

 今月1日、開所式があり、島原福祉事務所、松風会役員、地元自治会長、市議会議員ら約40人が出席。蒲池氏が開設に寄せる熱い思いを語り、吉田正富福祉事務所長(市長代理)が「保育も障がい者福祉も、これからますます地域との連携が必要。より利便性に富んだものが要求されるようになる」と、同ステーション開所を祝うメッセージを贈った。

 問い合わせ等は、同福祉ステーション(電話 0957-63-5817)または清華学園(電話 0957-68-1161)、清華保育園(電話 0957-68-1163)へ。

[2007/08/05:島原新聞]

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日本大学フィールドリサーチ…現場に目を向けて研究、きのこのもぎ取りなど体験

 日本大学(神奈川県)の生物資源科学部の学生が7月31日 - 8月2日、雲仙市を訪れ農業の現場や特産品の加工体験などに取り組むフィールドリサーチに取り組んだ。

 同学科では「持続的な食と農のあり方」をテーマに教育、研究を進めており、学生が研究室ごとに分かれ、農山漁村をはじめ食品産業、流通業、外食産業などの現場に出かけて、その実態を調査・分析する実践的演習のフィールドリサーチは2年次の必修科目。2年生150人が北海道から九州まで分散し、「食卓の先にある現場」を探っている。

 同市を訪れたのは川手督也准教授が率いる食品経済学科の2 - 4年生19人。市の農林水産業、農水産加工の現状や課題、特産品の現地視察、農業体験、資料の収集などを目的にしたもので、吾妻や千々石、国見など各町で有機農業の取り組みや伝統野菜、雲仙こぶ高菜やエタリの塩辛などについて生産者から学んだり、実際に食品加工の体験をしたりした。

 最終日の2日は同市愛野町にある(株)雲仙きのこ本舗(本社・南島原市有家町)の「雲か山か」愛野店を訪れ、エノキなどの生産・加工場を見学し、キノコのもぎ取りも体験。楠田喜熊代表取締役は「食品の安全・安心について学んでほしい」と呼びかけた。

 川手准教授によれば、卒業論文のテーマに同市の農家が取り組む有機農業を掲げた4年生もいるという。「座学だけでなく、現場での体験が学生たちにとって良い経験になるはず。食卓の先にある現場に目を向けて研究に取り組んでもらえれば」と話していた。

[2007/08/04:島原新聞]

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一般初段組演武で3年連続優勝…少林寺拳法島原城南支部

 先月16日、大村市のシーハット大村で開催された少林寺拳法の第30回長崎県大会には33支部から約1千人が出場。

 島原城南支部の選手たちの活躍もめざましく、一般初段の部の組演武で3年連続優勝し、全国大会への出場権を獲得するなど素晴らしい成績をあげた。

 なお、今年は30周年に当たるため、記念イベントとして全支部による団体演武や少林寺拳法の技法、錫杖の披露とともに、護身術などの紹介があった。

[2007/08/04:島原新聞]

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懐かしさに包まれ『銀水』復活

 閉店した島原市白土桃山の「銀水」が7日までの期間限定で復活。第20回島原水まつりの一会場として所有者の了解を得て開放。タイル張りの水槽など面影がそのままの店内には割烹着姿の「名物おばあちゃん」故田中ハツヨシさんの写真も。1日は「懐かしかね」と住民が訪れたり、子どもが水で涼んだり。4、5日は寒ざらしなどを売り出す。

[2007/08/03:島原新聞]

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クジラの復活を目指して…県高等学校生徒商業研究発表大会、長崎商高が最優秀賞

 県商業教育研究会主催の第41回長崎県高等学校生徒商業研究発表大会が27日、島原市の復興アリーナ(サブアリーナ)で開かれ、9校が出場。長崎商業高校が最優秀賞に選ばれ、九州大会出場の切符を手にした。

 商業科を有する県内の高校は、次第に減少の傾向にあり、「昨年度11校出場したのが、今回は9校。来年度は、さらに減少が見込まれる」。

 そんな中、今大会に出場した九校は、いずれも奮闘。最優秀賞に耀いた長崎商高は、本県が特異的に育んできたクジラの食文化を見直し、復権を目指そうと「クジラのまちNagasaki - 食文化「クジラ」の復活を目指して - 」のタイトルで発表した。長崎市はもとより、北松生月など「足をいろんなところに運んで取材し、よく勉強した」深みのある調査。「歴史的商業捕鯨を商業クラブ研究の大きな柱に据えた」視点の置き方など、光るものがあった。

 優秀賞には、「1万8千円でペイする若者をターゲットにしたフリーペーパーを制作」した佐世保商業高校。地元ケーブルテレビに自作番組を売り込んだ諫早商業高校の2校が選ばれた。

 一方、地元の島原商業高校は、マスコットキャラクター「がんばっちゃん」を考案し、町づくり活性化のイベント企画を提案した「島原ガンバ!計画 - マスコットキャラクターで町づくりを - 」を発表。入賞は逃したものの、このほど「市商工観光課から「11月に行なわれる火山都市国際会議で"がんば"を使ったファーストフード製作の計画がある。島商の生徒たちが制作したマスコットキャラクターを(参考のため)見せてほしい」などと(引き合いの)連絡があった。

 表彰式のあと、県教育庁高校教育課課長補佐の中園順喜氏(指導主事)は、参加各校の発表について詳しくコメントを述べ、「新しい取り組みが多かった反面、中途半端なところも感じられた。これを(次年度も)継承して深みを増してほしい」と総括。島商については、「火山都市国際会議を一つの腕だめしのチャンスとし、活用してほしい」と助言した。

[2007/08/02:島原新聞]

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小中学生4名が3泊4日…友好クラブの韓国浦項中央と島原LC、島原で体験交流を楽しむ

 島原ライオンズクラブ(前田保幸会長)と友好関係を結ぶ韓国・浦項中央ライオンズクラブ(ホン・ヨンテ会長)との青少年交流事業で来日している小中学生4名が1日、吉岡市長を表敬訪問した。

 世界一の"製鉄のまち"として知られる浦項市。浦項中央と島原の両組織は1987年に友好クラブの関係を結び、これまで各種交流事業を繰り広げてきたが、さらに2002年からは「将来を担う青少年の交流が不可欠」として交換学生によるホームステイ交流事業が始まった。

 今回来島したのはラ・ユナさん(15)、ヤン・ヘイランさん(14)、キム・ヒョンス君(11)、チョ・ソクヒョン君(11)の小中学生4名。浦項中央LCの総務を担当するチョ・インホさんと通訳のキム・ウンジョンさんが同行し、島原LCの前田保幸会長(ホームステイ先)と松崎忠明さん(同)、田浦賢二・YCE委員長とともに三会の神社を参拝したあと来庁した。

 吉岡市長は島原市と韓国の間で行われている各種交流事業やその成果などを紹介。浦項中央LCのチョさんは温かい歓迎に感謝し、吉岡市長に記念品を贈呈。両国で盛んなサッカーや野球の話などで盛り上がった。

 一行はこのあと島原城や武家屋敷、みずなし本陣ふかえ、雲仙岳災害記念館などを見学した。きょう二日は有明海でのイルカウォッチングや南島原市加津佐町での海水浴など、あす3日まで3泊4日の日程でホームステイしながら島原での体験交流を楽しむ予定。

 前田会長は「今回は特に島原の風土を韓国の子どもたちに見せてあげたい」と話していた。

[2007/08/02:島原新聞]

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寺中少年が見事!!優勝…三県架橋少年ソフト大会、坂上主将に最優秀選手賞

 島原・天草・長島をつなぐ三県架橋構想の必要性をアピールする「第9回三県架橋推進少年ソフトボール大会」(主催=牛深ソフトボール協会)が28、9の両日、天草市牛深グラウンドで行われた。三県の子どもたちが交流しながら熱戦を繰り広げ、寺中少年ソフトクラブ(島原市)が見事!!本県勢として初優勝を飾った。

 島原半島から天草を経て鹿児島にいたる架橋構想は新全総(平成10年閣議決定)と第五次九州開発計画(平成11年閣議決定)に位置づけられており、九州西岸地域を一つにする "夢の架け橋" と言われている。同少年ソフト大会は構想の実現を目指し、次代を担う子どもたちにスポーツを通じて架橋の必要性をアピールするため開催されている交流イベント。

 今回は開催地の熊本県から13チーム、鹿児島県から6チームなど計22チームが参加。本県からは寺中少年、分校YS、有明湯江の3チームが出場し、2日間にわたり熱戦を繰り広げた。

 初日は5パートに分かれて予選リーグを行い、分校YSと有明湯江の両チームは惜しくも予選で敗退したが、2勝した寺中少年は決勝トーナメントに進出。その後も寺中少年は快進撃を続け、準決勝では延長戦を制するなど粘り強く戦った。

 米ノ津バッファロー(鹿児島県出水市)との決勝戦は1回表に早々1点を失ったが、寺中少年はその裏、坂上聖嗣主将(6年)の先頭打者ホームランで同点に追いつくと、その後もバントなどを絡めて追加点を奪い、米ノ津の追撃を振り切りゲームセット。長崎県勢として初めて栄冠を手にした。また、最優秀選手賞には寺中少年の坂上主将が輝いた。

[2007/08/01:島原新聞]

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子どもボランティア教室…目の見えない人に付き添い買い物も、福祉センターに1泊2日

 島原市社会福祉協議会の宿泊福祉体験事業「子どもボランティア教室」が7月30、31日に行われ、市内の小学6年生47人が目の不自由な人に付き添って買い物に行くなど交流を図った。

 福祉体験活動を通じて社会福祉への理解を高めてもらうことなどを目的に、平成元年ごろから続く夏休み恒例の事業。児童らは市福祉センターに1泊2日宿泊し、市内のデイサービスセンターや知的障害者福祉施設を訪れて高齢者らと交流したり、手話などに取り組んだり。

 31日は、車イスやアイマスク、盲人卓球の体験などのほか、目の不自由な人6人と一緒に外に出かけ一緒に買い物をする場面もあり、児童らは視覚障害者から、どのように対応すればいいか学んだ。

 アイマスクを付け視覚障害者の状態を体感した湯江小6年の前田若菜さん(11)は「階段がどこにあるのか、どこで下りたらいいのか分からなくて恐かった。目の不自由な人には優しく接するようにしたい」と話していた。

[2007/08/01:島原新聞]

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