親子で火山をまるかじり…チョコレートやゼリーで実験

 雲仙岳災害記念館の夏休み親子火山教室キッチン火山実験講座「火山をまるかじり」が29日に行われ、親子19組約60人がチョコレートやゼリーを使った実験を通じて「マグマ」の謎を学んだ。

 災害の伝承と火山学習などを推進する「平成新山フィールドミュージアム」の一環で、身近な素材を使い火山現象などを楽しく学び、火山と共生してゆく知恵を育むことなどを目的に開催。

 講師は同記念館スタッフと九州大学地震火山観測研究センターの学生の4人。テーマをマグマに絞った実験は「マグマの通り道(火道)」と「チョコレートの溶岩流」の2本立て。1.5リットルのペットボトルに入れた無色のゼリーに注射器で赤色のシロップを注入すると、板状に広がりながら上昇する様子に、親子は興味津々で見入った。

 ほかに火山の形をしたプリンの下部からチョコやシロップを注入し、溶岩が流れる様子を観察する実験も。学生たちは平成新山の実際の写真を見せながら板状の溶岩の状態を教えたり、溶岩の成分などを解説したりと分かりやすく説明していた。

[2007/07/30:島原新聞]

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サン・リーグ島原で開幕…米田さんの孫・長沼君も出場、熱戦!!思い出多い大会に

 全国各地区の硬式野球中学生球団が集う第1回サン・リーグ九州大会 島原大会(サン・リーグ全国少年硬式野球協会主催)が24日に島原市で開幕。29日まで北海道、関西、九州各地区の12球団がトーナメントで熱戦を繰り広げる。

 24日夕方に市営野球場であった開会式で、大会会長の福田精一・サン・リーグ九州連盟会長は「全国大会ともいうべきこの大会が島原市のご厚意などにより開催できることに感謝したい。35度超の気温のもと給水を欠かさず、思い出多い大会にしてほしい」とあいさつ。

 選手代表で福岡アンビシャスの大島大樹主将(河東中3年)が「島原の地で一球一打に感動を与えるプレーを見せたい」と力強く選手宣誓。始球式でバッター役を務めた大会名誉会長の吉岡市長は「ようこそ島原へ。ふだんの成果を発揮してもらい、素晴らしいプレーに期待したい。この球場は鉄腕・稲尾和久がいた西鉄ライオンズ(当時)がキャンプを張った地であり、皆さんも素晴らしい試合を展開してほしい」と呼びかけた。

 試合は島原農高グラウンドや雲仙市の遊学の里運動公園など三会場で行い、29日は島原市営球場で準決勝、決勝を行う。地元のチームは出ていないが、市白土町の米田内蔵七さん((株)米田建設取締役社長)の孫、長沼慧君(野間中3年)が福岡ブルースターズの選手として出場する。

[2007/07/29:島原新聞]

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津田さんが最優秀賞に…社明・雲仙市中学弁論大会

 第57回「社会を明るくする運動」の一環で第2回雲仙市中学生弁論大会(主催=島原地区保護司会、市、長崎保護観察所)が26日、南串山ハマユリクスホールで開催され、津田綾香さん(小浜中3年)が最優秀賞の市長賞に選ばれ、県大会(8月1日・アルカスSASEBO)に出場することに。

 中学生弁士17人が身近なことや命の大切さなどについて自分の思いや考えを5分以内で発表し、約600人が聴き入った。島原地区保護司会雲仙分区の保護司、岩崎哲太郎さんを審査委員長に五人が論旨と表現の2項目で審査した。

[2007/07/28:島原新聞]

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安全・安心ステーション…瑞穂の西郷と小浜の北野に

 雲仙市瑞穂町西郷と小浜町北野に26日、住民の自主防犯活動などの拠点施設「安全・安心ステーション」2か所が開所した。

 いずれも昨年4月に交番など統廃合により廃止となった旧西郷駐在所と旧北野駐在所を市が県警から無償で譲り受け、地域住民らの自主防犯のためのパトロール集合場所や会議などの場として開放することに。

 このうち、「瑞穂安全・安心ステーション」の開所式には市職員や雲仙署員、地域住民ら約40人が出席。吉田副市長は「地域の安全は地域で守るという意識で犯罪防止に努めてもらい、行政と市民が一体となった防犯活動に取り組んでゆきたい」、柳川政俊署長は「瑞穂の防犯活動拠点として大いに活用を - 」とあいさつし、看板を設置。

 住民代表で瑞穂地区少年補導員の峯信介さん(54)は「犯罪や事故から郷土を守るために意識を高め、安全で明るい市づくりを目指します」と決意表明。今後ステーションを有効活用しパトロール活動などを展開するために、町内の少年補導員を中心に自治会などを含め組織化を図ることにしている。

[2007/07/27:島原新聞]

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田中・松本両君を激励…少年少女囲碁全国大会出場

 東京都千代田区の日本棋院で31日 - 8月1日開催される「第28回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会全国大会」の小学生の部に県代表として出場する島原一小5年の田中佑磨君(10)と同四小2年の松本直太君(8)が25日、島原市を訪れ、吉岡市長の激励を受けた。

 5月の県大会で見事!!優勝、準優勝に輝いた田中、松本両君。2人とも保育園時代の5歳から囲碁をはじめ、ともに永代塾(永代和盛氏指導の囲碁教室)に通っている。現在、田中君は小学生では最高の四段、松本君も三段の見事な腕前。家でも本を見ながら囲碁を学び、インターネット上の対戦でさらに腕を磨いている、という。

 激励会では吉岡市長が田中、松本両君にそれぞれ激励費を手渡した。同市長は「県大会での優勝、準優勝はとても名誉なこと。全国大会でも日ごろの練習の成果を発揮し、是非頑張ってほしい」と激励。全国大会3年連続出場を果たしたが、まだ予選突破の経験がない田中君は「ベスト8を目指したい」と意欲。初出場の松本君も「頑張ります」と健闘を誓った。

 全国大会の小学生の部には選手102人が出場し、予選リーグのあとリーグ1位選手による決勝トーナメントが行われる。

[2007/07/26:島原新聞]

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島原一中高見君と島原翔南高近藤さん…社明運動・島原地区中学高校生弁論大会、最優秀賞に輝き県大会へ

 第57回「社会を明るくする運動」の行事の一環として島原市白山公民館で24日、第54回中学・高校生弁論大会が行われ、弁士18人が熱弁をふるった。審査の結果、高見彰平君(島原一中3年)と近藤芳美さん(島原翔南高2年)が最優秀賞の市長賞に選ばれ、8月1日に佐世保市のアルカスSASEBOである中学・高校生県弁論大会に出場する。

 同運動島原地方実施委員会(会長=吉岡市長)などが主催。開会式で副会長の宮崎金助市教委教育長が「弁論大会は運動強調月間の7月の締めくくりの行事。倫理観の欠如など青少年を育む社会の力が低下しているため、地域と連携した活動を展開せねばならない。皆さんの主張がより多くの人に届き、明るい住みよい社会づくりにつながることを願いたい」とあいさつ。

 弁士は中学生8人、高校生10人。それぞれ5分、7分以内で発表し、審査委員長の元島和男・日本弁論連盟副会長ら5人が論旨と表現から審査。生徒たちは日常生活で感じた思いや平和、いじめなどに対する自分の考えを訴えていた。

[2007/07/26:島原新聞]

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小学生の水泳教室始まる

 島原市立温水プールで24日、小学生対象の水泳教室がスタート。市内の小学3 - 6年生79人が27日までの4日間にわたる練習を始めた。

 市体育館の夏休み恒例の自主事業で、市水泳連盟(藤田昌之会長)のインストラクターや同プールの指導員が指導。古瀬太一市体育館長は「泳げる人はさらに泳げるようになって。泳ぎが苦手な人もプールに大いに親しんで」と呼びかけた。

 準備体操のあと、泳げる距離に応じてクラスを分け、水に慣れたあと、もぐる練習やバタ足、ビート板を使って足だけで泳いだり。最終日には泳力テストを行い、何?泳げるか一人ひとり記録をとり修了証をあげることに。児童らは心地よいプールのなかで、さわやかな汗を流していた。

[2007/07/24:島原新聞]

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折り鶴を四千三百羽…市長に託して長崎原爆病院へ、二中と中央高校生徒会

 「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」 - あの凄惨な原爆投下からことしで62回目の夏を迎える。長崎に投下された8月9日を前に島原市内の中高生らが23日、今なお後遺症に苦しむ被爆者のため、世界平和を祈りながらこしらえた折り鶴計4300羽を吉岡市長に寄託した。

 島原第二中学校(林田行弘校長)の生徒会(319人)、島原中央高校(古瀬正昭校長)の生徒会(103人)と同校インターアクトクラブが毎年、平和学習の一環として取り組んでいるもの。

 二中では「被害者としての日本」(1年)、「加害者としての日本」(2年)、「政界情勢など」(3年)と学年ごとにテーマを設け、平和学習を実施。折り鶴づくりは全生徒が総合的な学習の時間や昼休みなどを利用し、13日から一週間かけ計2300羽を仕上げた。一方、島原中央高でも全生徒が平和学習の一環で年間通じて取り組んでおり、昼休みや放課後を利用して計2000羽をこしらえた。

 二中生徒会からは文化部長の本田翔太さん(14)=3年=と永石美智さん(14)=同=、人権・平和担当の宮野耕一教諭、島原中央高からは生徒会長の金城夏希さん(17)=3年=、文化厚生部長の西村浩一さん(17)=同=、インターアクトクラブ会長の大場友仁さん(17)=同=、同クラブ顧問の古瀬裕子教諭が来庁し、それぞれ持参した折り鶴を吉岡市長に寄託した。

 子どもたちの心がこもった折り鶴を受け取った吉岡市長は「(長崎原爆病院の)入院患者を激励するため、皆さんの気持ちを届ける。原爆投下から62年になるが、苦しんでおられる皆さんのことを思うと心が痛む。被爆県として忘れられない出来事であり、後輩の皆さんにも取り組みを引き継いでいってほしい」と述べた。

 二中の本田さんは「被爆された皆さん、とても苦しかったと思う。被爆された一人でも多くの人の気持ちが癒されれば」、金城さんは「いまも争いが続いている地域があり、世界が早く平和になってほしい。被爆者に少しでも元気になってもらいたい」と語った。

 吉岡市長が来月1日、日赤長崎原爆病院を訪問し、折り鶴を届ける予定。

[2007/07/24:島原新聞]

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青色回転灯パトロール…「いけんばこ」も設置、深江・活動を更に強化

 南島原市の自主防犯活動グループ「深江地区安全安心まちづくりボランティアくすのき会」(薄田藤和会長、会員11人)はこのほど青色回転灯一基を導入し車両によるパトロールの出発式を20日に行った。

 少年補導員や学校長などでつくる同会は6月から深江町丙の旧川原駐在所を借りて「地域安全安心ステーション」として活用し、毎週土曜日の午後1時 - 午後5時に会員が常駐して相談活動などを実施。これまではステッカーを貼った車両パトロールを行ってきたが、南島原署と市防犯協会の協力を得て青色回転灯を導入し活動を強化することに。

 夏休みの始まりに合わせた出発式には会員ら16人が参加。南島原署刑事生活安全課の森広美課長が「パトロールされる皆さんの姿が地域に安全・安心の意識をもたらすはず。子どもを犯罪から守り、犯罪抑止につながることを願いたい」とあいさつしたあと、パトカーとともに南島原署や市役所を経て市内を巡回した。

 また、子どもらの悩みを聞き力になりたいと、同ステーション前に青色の箱「いけんばこ」を設置し、この日に除幕。氏名や相談事を明記して投函すれば、会員が即対応することに。箱には鍵をかけ相談者のプライバシーも厳守。薄田会長は「学校や家庭で話せない子どもたちの相談にのり、少しでも手助けができれば」と話していた。

[2007/07/22:島原新聞]

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さあ!!きょうから夏休み…学ぼう!!イチロー選手の地道な努力

 20日、小中学校や高校で一学期の終業式があり、長い「夏休み」が始まった。

 大三東小(松?亮介校長、358人)では午前10時25分すぎから体育館で行い、松?校長は「自分のめあてを思い出しながら一学期の生活を振り返って。皆さんは成長の手ごたえを感じたのでは。通知表には皆さんの頑張りが書いてあり、良いところはさらに伸ばして、直すべきところは努力して直すように」と語りかけ、大リーグで活躍するイチロー選手の地道な努力を紹介しながら「私たちも大いに学びましょう」と - 。「皆さん一人ひとりは素晴らしい『宝』を持っている。長い夏休みに貴重な体験をし、自分の宝をさらに伸ばしてほしい」と呼びかけた。

 続いて各学級に戻り、担任の先生から一人ひとりに通知表「あゆみ」が手渡されたが、1年生にとっては初めての通知表。1年1組の27人は通知表を受け取り、友達と見せあったり、自分の頑張りを確認したり。ほかに無欠席で登校したり、多くの本を読んだり、係の仕事を頑張ったりした全員にそれぞれ「賞状」も手渡され、子どもたちは歓声をあげ、拍手でたたえていた。

 二学期の始業式は9月3日。夏休みは登校日を含め、実に44日間 - 。

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災害募金箱設置…新潟県中越沖地震など

 島原市福祉事務所は19日、今月16日に発生した「新潟県中越沖地震災害」と6日からの「熊本県大雨災害」に対する募金箱を市役所西側玄関と市民課内、有明庁舎正面玄関、市社会福祉協議会の計4か所に設置した。期間は新潟募金が8月19日まで、熊本募金が同月8日まで。市民の協力を呼びかけている。

[2007/07/20:島原新聞]

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広く議論を重ねて提言…雲仙市庁舎建設市民懇話会

 雲仙市の庁舎建設のあり方について広く市民の意見を募る市庁舎建設市民懇話会の初会合が12日、吾妻町ふるさと会館であった。今後、公募市民など委員10人が市民の代表として協議を重ね意見をとりまとめ、市長に提言する。

 庁舎建設については、新市発足前の合併協定書において愛野町に新庁舎を建設し、暫定的に吾妻町の現庁舎を使用するものとし、新庁舎建設については合併特例債が活用可能な期間において新市にその方向性を委ねるもの、とされていたが、合併後、歳入の四割ほどを地方交付税に依存している など厳しい財政状況などを踏まえた庁舎建設の協議が必要となったため、さまざまな見地から議論を重ねることに。

 懇話会は、7地区ごとに15人ずつで構成する各地域審議会の会長や委員7人、公募委員2人、学識経験者1人の計10人で構成され、座長に(財)ながさき地域政策研究所の常務理事、菊森淳文さん(52)、副座長には公募委員で南串山町乙の農業、松尾一茂さん(53)を選出。奥村市長は「庁舎整備は大きな課題。このほど策定した市中期財政計画においては今後厳しい財政状況が続き事業の取捨選択や縮減が必要となるため、庁舎建設のあり方については財政状況を鑑みながら市民の皆さんの意見を反映させねばならず、さまざまな見地から市民の方の意見をとりまとめ、提言をお願いしたい」と述べた。

 続いて、庁舎建設のあり方を議題に掲げている地域審議会との合同研修会があり、約75人が出席。庁舎建設に関する合併協議時の考え方や庁舎の現状と課題、市の財政状況などについて市当局から説明があり、参加者は聞き入っていた。

 庁舎建設市民懇話会は今年度5回開く予定で、次回は8月下旬に開催予定。並行して地域審議会も開かれ、庁舎建設のあり方について広く議論を重ねてゆく。

[2007/07/19:島原新聞]

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一緒に習字なども学ぶ…日韓交流三中で授業に参加し

 韓国高陽市の鼎鉢(ジョンバル)中学校の生徒32人が17日に島原三中を訪れ、生徒との交流会を楽しみ、日本の中学校の授業も体験した。

 国際的視野を広げることなどを目的に日韓の中学生が両国を訪問し合い、交流を図る本年度島原市中学生交流事業で、今年3年目。キム・ジェスク校長が団長を務める一行は16日に島原入りし、17日は市長表敬訪問や島原城や雲仙岳災害記念館などの見学を楽しんだほか、18日までの滞在中は地元家庭への2泊3日のホームステイで日本の生活習慣も学んだ。

 交流会では、三中生徒会長の加藤真裕君が「島原城なども見学し、島原の良さも理解してもらえたのでは。きょう一日皆さんと一緒に交流できることを嬉しく思います」と歓迎のあいさつをし、ジョンバル中代表のキム・ボラさんは「初来日だが、温かい歓迎を受けて力がわいてきた。私たちが日本を訪れ日本について学ぶことは大変意義がある。皆さん、どうか存分に学べるよう手助けをして下さい」と述べた。

 続いて互いの校歌を斉唱して紹介しあい、一本しか弦のない韓国の伝統弦楽器の演奏なども披露され、互いに拍手で演奏を讃えあう両国の生徒たち。ジョンバル中の生徒たちは国語、美術、技術の授業にも参加し、1年生の教室では一緒に習字に挑戦。「大志」という字を書いたほか、お互いに名前を尋ねあいハングルや片かなで紙に書いて交換しあうなど、日本語や英語まじりの会話でコミュニケーションを図っていた。

 一行は、18日早朝に島原を出発し帰路へ。島原市からは7月31日 - 8月3日、市教委の松本正教育次長を団長に中学生20人が韓国を訪れ見聞を広げるにしている。

[2007/07/19:島原新聞]

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日韓交流をさらに…鼎鉢中の生徒ら島原へ

 日韓交流事業で来島している韓国・鼎鉢(ジョンバル)中学校の生徒らが17日、吉岡市長を表敬訪問した。

 来庁したのは団長のキム・ジェスク校長と引率の教諭、生徒代表3名の計6名。3年目を迎えた交流事業についてキム校長は「尊敬する吉岡市長にまたお会いできて光栄だ。これからの日程も皆さんのおかげで楽しめる。日韓の交流がさらに深まることを願っている」などと期待を込めて感謝の言葉を述べた。

 前日からホームステイしている生徒たちは「ボーリングやバーベキューパーティーがとても楽しかった」、「島原の新鮮な空気に満足している」、「仲良く、歓迎してくださる気持ちを感じる」などと感想を述べ、キム校長から吉岡市長に記念品も贈られた。

 温かく歓迎した吉岡市長は「韓国を訪れた島原の生徒たちはあいさつが良くなり、交流の成果を高く評価している。短い期間だが、島原の子どもたちと交流し、街を散策など楽しんでほしい」と呼びかけた。

[2007/07/18:島原新聞]

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新切少年が九州大会へ…少年ソフトボール大会

 28日から宮崎県で開催される「全九州少年ソフトボール大会」の切符を手にした南島原市・新切少年ソフトボールクラブの選手たちが19日、市役所を訪ね、松島市長に大会出場を報告し激励を受ける。

 新切少年は先月9・10日、有家町総合運動公園で行われた県大会の1回戦でグローング奈留(五島市)に6-3、2回戦は大村少年ソフトボールクラブ(大村市)に12-1と圧勝。準決勝では大会優勝チームの神昴ボーイズ(佐世保市)に0-7で敗れたものの、九州大会出場決定戦で為石ライオンズ(長崎市)を3-1で下し、日向市お倉ヶ浜総合運動公園で28-31日開催される九州大会の出場権を獲得した。

 新切少年の金子祐弥主将ら選手25人と林田憲明監督、コーチ2人が市役所を訪ねる予定。

[2007/07/15:島原新聞]

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「我がまち」を売り込む…県観光情報説明会で商談

 県内の観光情報を九州・中国地方のバスツアー企画旅行会社に提案し旅行商品の充実を図る県観光情報説明会と視察が11、12の両日行われた。

 県内各地域のあらたな観光素材や旬の食材、郷土料理、イベントなどの情報を旅行会社にPRすることで、あらたな旅行商品をつくってもらおうと、県観光連盟が主催し、6回目。いわば観光関係者と旅行会社の「商談の場」。この場で話がまとまれば、本年度後半に、あらたな旅行商品が生み出されることに。県観光連盟によると過去5回の開催で、生み出された新商品もあるという。

 11日は島原市のホテル南風楼で説明会があり、県内の自治体など14の観光関係機関と、広島や山口、九州各県の旅行会社19社が参加。全体説明会で島原、雲仙、南島原市など自治体ごとにイベントなどのPRをしたあと、それぞれ地元の特産品やイベントなどのパンフレットを備えたブースを設けて個別相談の場へ。

 各ブースは積極的に旅行会社の担当者に「我がまち」の観光素材を売り込んだり名刺交換をしたり、座ったまま出迎えたり?とさまざま。宮崎市の宮崎交通(株)国内旅行企画課の桑山英之係長は「こういった場は他県にはなく、いかに長崎県が観光に力を入れているかが分かる。自治体ごとのコンセプトもつかめる」と称賛。

 島原半島について尋ねると「施設など新しいものより昔からあるものが良い。『長崎さるく博』が有名になったが、もともと島原市などはボランティアガイドもいて散策ルートもある。今の旅行客は地元の人とふれあえるものを求めており、人と人とのつながりを売ってゆくべきでは」と話していた。

 なお、12日は、島原市の漁人(ふなと)市場とっとっとや雲仙岳災害記念館などを視察した。

[2007/07/14:島原新聞]

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「平和のたからもの」活動…寺田さんら長崎大の6人

 長崎大学1年の寺田志桜里さん(18)ら島原高出身の大学生六人がサークル「平和のたからもの実行委員会」をつくった。8、9月中に県内の保育園や小学校などで自作の紙芝居「平和のたからもの」の読み聞かせや「被爆クスノキ二世」の苗木の植樹を行うことを計画しているため、受け入れ先を探している。

 寺田さんらは小学2年生の頃から活動し続け、もう10年ほど。長崎に落とされた原子爆弾で被災した山王神社のクスノキと出会ってからだ。寺田さんはその体験をもとに紙芝居をつくり、平和について考えてもらおうと、著書「平和のたからもの」(くもん出版)を2001年に発刊。昨年まで保育園や小学校などで読み聞かせ活動や被爆クスノキの種から育った苗木を植える活動を続けたり、紙芝居の複本を島原市内の中学校に配布したりと、ずっと「自分たちにできる平和活動」を続けてきた。

 今春、島高から長崎大に進学した寺田さんら4人に、あらたに島高出身の2人が加わり、島高教頭から長大教授に転任した地頭園健司さんに顧問をお願いし、サークル活動を始めることに。紙芝居の読み聞かせなどのほか、福祉施設での家庭教師活動も計画している。10年来の親しい仲間たちのささやかな願いは、自分たちより年下の子どもたちへ平和の尊さや原爆の悲惨さを伝えたい - その一心だ。

[2007/07/12:島原新聞]

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写真でわかる栽培管理…いちごメール会員を募集

 県島原農業改良普及センターでは、写真で栽培管理が分かる「いちごメール」の会員を募集している。

 同センターは平成16年8月から携帯電話のメール機能を活用し、栽培管理指導や気象情報などその時々の状況にあった情報を提供。今年度はさらにメールに画像を加え、より分かりやすい情報の発信に取り組んでいる。

 会員数は現在156人。今月2日現在で118号のいちごメールを発信した。生産者の反応は「メールが届くのが楽しみ」、「写真が来るようになって分かりやすい。みんなに勧めている」などと評判だ。

 会員の募集は随時行っている。問い合わせは同センター普及企画課まで。

[2007/07/12:島原新聞]

長崎県島原農業改良普及センター

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EM菌で草花を栽培…中央高校独自のがまだせプロジェクト、サルビアなど五種類が育つ

 島原中央高(古瀬正昭校長)はEM菌(有用微生物群)を活用した植物の栽培に取り組んでおり、現在ポーチュラカやサルビア、ヒャクニチソウなど五種類が約百個のプランターに育っている。

 同校はこれまで老人ホーム慰問や視覚障害者のために市の広報をテープに録音するなど数々のボランティア活動を積極的に推進。平成18年度からは県の「ながさき私学活性化事業」の指定を受け、ボランティア活動や地元事業所でのインターンシップ(体験就業)に取り組んだ生徒に単位を認定するなど独自の「がまだせプロジェクト」に取り組んでいる。

 EM菌を活用したボランティア活動は同プロジェクトの一環として、昨今の環境問題を受け取り組むことに。昨年度は島原市提供のEM菌と糖蜜などを混ぜて生徒らが培養したEM培養液を使い地域の公衆トイレや公園の清掃を実施したが、今年度はEM培養液で土をつくり草花を育てて福祉施設などに贈ろうと、生徒八人でつくるインターアクトクラブ(大場友仁会長)をはじめ全校生徒が栽培に取り組んできた。

 EM菌により虫がつかず草花は順調に育ち、きれいな花を咲かせるように。夏休み前の20日までに、実習などで訪れた福祉施設や公的施設に感謝の意を込めて届けることにしている。

[2007/07/12:島原新聞]

島原中央高校

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ヒツジとヤギで除草実験、振興局と農高が取り組む

 8日午前中、島原外港ターミナルの臨海公園に草を食(は)む5頭のヒツジとヤギの姿があった。のんびりと食べていると伸び放題だった草は見る見るうちにカット。県島原振興局と島原農高の共同による雑草処理実験で、公有地の雑草処理費用軽減を目的とした一つの検討案として取り組んだ。

 鉄柵で囲った2m×2mを一頭が担当し、5頭の計20平方メートルで実験。大人のヒツジが一日に食べるエサの量は10キロ、併せて一日中食べ続けるという性質があり、「雑草処理に役立つ」と島農の山田善光教諭。一頭あたりと五頭の群集による食べる能力を測る実験には、ヤギなどを飼育する島農の社会動物部員九人も参加し、「ヤギ・ヒツジECO大作戦」と命名。この日は雨のため午前中の2時間で切り上げたが、残りの実験は後日取り組むことに。

 島原振興局建設部河港課によれば、県管理の同公園や霊南埋立地の海浜公園、三会新港入り口の斜面の3か所の昨年度の雑草処理費用は、刈り取りや刈り取ったあとの引き取り経費などを含め計約200万円。動物が雑草を食べれば体内で消化してくれるため、その分費用がかからないことに。動物による雑草処理は大阪府などが導入しているという。

 同課港湾漁港班の井手哲主任技師は「生徒さんと一緒にやることで地域の港を地域の人とともにきれいにしてゆく大切さも実感した。今後、住民の皆さんとの協同による取り組みが必要になる」と話していた。

[2007/07/10:島原新聞]

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列車事故を想定し島原病院で災害訓練

 災害拠点病院に指定されている「県立島原病院」(松尾繁年院長)で9日、列車事故を想定した大掛かりな災害訓練が行われた。

 災害拠点病院は年、阪神淡路大震災で災害医療体制の不備、とりわけ医療施設の対応が不十分だった反省から厚生労働省の指導で始まった体制。24時間緊急対応で、災害発生時に傷病者の受け入れなどが可能な体制や救急診療に必要な部門を設けていること、ヘリの離着陸場を備えていることなどが指定の要件。島原病院は平成8年12月に指定され、国内には現在500施設以上ある、という。

 災害拠点病院としての役割を再認識させるため毎年実施している訓練。今回は有明駅付近で列車事故が発生し約20人が負傷、消防本部から受け入れの依頼があったとの想定で実施した。

 県立シーボルト大学看護学科の学生20人を含め同病院の職員ら約60人が参加。大規模地震を想定し、外科医師や看護師ら5人で編成された災害医療派遣チーム(DMAT隊員)も活動した。

 院内に災害本部を設置し、救護組織を編成して各班の役割分担や報告態勢などを確認したあと、次々に運び込まれる負傷者をけがの程度によって手際よく振り分け、それぞれ必要な治療を施す訓練などを本番さながらに繰り広げた。

[2007/07/10:島原新聞]

長崎県立島原病院

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長崎の教会群が正式に - 世界遺産「暫定リスト」入り -

 県はこのほど、南島原市の国史跡・原城跡や長崎市の大浦天主堂などを含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が世界遺産暫定一覧表に登録された、と発表。6月23日からニュージーランドのクライストチャーチで開催されている第31回ユネスコ世界遺産委員会で世界遺産暫定一覧表への登録が報告されたそうで、世界遺産登録へ向け、あらたな第一歩となった。

 県教育庁世界遺産登録推進室発表の資料によれば、今後、ユネスコによる2年間の調査・審査を経て毎夏開催のユネスコ世界遺産委員会の年次会議で審議・決定されるという。また、世界遺産登録に必要な作業としては▽国内外の同種の世界遺産との比較研究▽国内における万全の保護措置-などが挙げられている。

 県は、「世界遺産暫定一覧表への登録は本県の文化財や歴史・文化が世界的に高い価値を有するとの評価を受けたものであり、県民に誇りと自信を与え、観光をはじめとする地域の活性化にもつながる。今回の報告を世界遺産登録へ向けたあらたなスタートと受け止め、早期登録に向けて所有者や関係市町、県民の皆様と一体となって積極的に取り組んでゆきたい」と知事コメントを発表した。

 なお、日本の世界遺産は鹿児島県の屋久島など文化遺産10件、自然遺産3件。暫定一覧表記載物件は今回の分を含め9件。

[2007/07/08:島原新聞]

社団法人日本ユネスコ協会連盟 - 世界遺産活動
世界遺産 - 世界遺産
NHK世界遺産の旅

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世界遺産登録を目指し馬場さんの作品を採用 - 長崎の教会群とキリスト教関連遺産 -

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産登録を目指し県内5市2町と共同で取り組んでいる県は六日、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のシンボルマークを決定したと発表した。最優秀賞に輝いた南島原市の主婦、馬場美保子さんの作品をもとに作成したもので、教会やステンドグラス、豊かな自然などをイメージし色鮮やかなデザインに仕上がった。

 世界遺産登録のためには価値の証明など様々な条件整備とともに、県民の協力が不可欠なことから県はことし5月14日-6月5日、シンボルマークの作品を公募。県内外から73人が応募し計132点が出品された。

 最優秀賞に輝いた馬場さんの作品は、▽ステンドグラスの手で支え包まれた教会=信者が自らつくり上げ守ってきた教会のこれまでの歴史を表し、今後は人類の「たからもの」として世界がともに守っていくこと▽教会背後の島や山=多くの教会が入江地や海に面した場所に建ち、あわせて教会や集落が自然・地形と一体となり優れた文化的景観を形成していること▽教会から導き出ている道=信仰や教会が海によってつながってきた歴史-を表現したものだという

 加えて国外にも広くPRできるよう、世界遺産暫定リストに登録された英語訳「Churches and Christian Sites in Nagasaki」を表記した。

 県は今後、「県民意識の醸成などに幅広く活用する」としている。

[2007/07/08:島原新聞]

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キハ20国鉄色の列車 - 南島原駅-諌早駅間を -

 島原鉄道(株)(塩塚吉朗社長)は7、8月の毎週土、日曜日に南島原駅-諫早駅間で国鉄色車両の限定運行を行う。きょう7日が初日で、最終日は8月26日。2か月限りの運行だ。

 運行ダイヤは南島原駅15時06分発(諫早駅16時17分着)と諫早駅16時47分発(南島原駅18時11分着)の2本。キハ20国鉄色の列車は朱色とクリームのツートンカラーの「旧国鉄色」の2013、2016と、愛称「タラコ色」で親しまれている朱色一色の「首都圏色」の2008の3車両のうち2車両を組み合わせて使う。7月7、8日の車両組み合わせはツートンカラー2車両。その後の組み合わせはホームページ(kttp://www.shimatetsu.co.jp/)に掲載する。

 島鉄の国鉄色限定運行を特集した列車専門誌「j?train」(イカロス出版)のvol・26によれば、キハ20はローカル線用として1960年前後に登場し、筑豊、熊本エリアのローカル線のほか、県内でも長崎本線や大村線などで活躍。国鉄で廃車されたのち1985-1987年に島鉄に払い下げられ、今なお現役で活躍する、昭和の面影を残す「懐かしの国鉄列車」という。

 島鉄鉄道課によると、来年3月末で廃線予定の島原外港駅-加津佐駅間の「南目線」で国鉄色車両をカメラにおさめようと貸しきりの臨時運行を企画する鉄道ファンが相次いでいるほどの人気ぶりだったそうで、そういった熱い要望に応えようと、今回の限定運行を企画。鉄道課では「ファンの方30人が2泊3日で撮影会をされることもあり、経済効果にもつながっているのでは。多くのファンの方々に楽しんでもらいたい」としている。

[2007/07/07:島原新聞]

島原鉄道(株)

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青い目の人形を迎え - 有馬小で「平和の集会」を開く -

 青い目の友情人形「リトル・メリー」ちゃんが2日、南島原市の有馬小学校(吉田英則校長、児童数255人)に出かけ、同小の子どもたちに自身の体験を語り、平和への思いを伝えた。

 有馬小は4年前、旧町内4つの小学校が1つに統合されてできた、真新しい学校。旧校舎が取り壊される際、古い資料の中から「昭和2年」、同校で催された「亜米利加人形歓迎会」の写真2枚が見つかった。1枚には「昭2・6、人形メリー」と鉛筆書きがあり、その名が「メリー」であることも分かったが、実物はなかった。他の多くの青い目の人形同様、戦時中「敵国人形」として処分されたものとみられている。

 この日、島原親善人形の会の中島一雄会長、北田貴子さんとともに同小を訪れた島原第一小学校(大村好喜校長)の青い目の友情人形リトル・メリーは、「日本のお母さんの仕事着(である)もんぺの布で作った服に着せ替えられ、雛人形と一緒に木箱に中に姿を隠し、戦禍を免れた」。中島氏は、「何故この人形が生き残ることができたのか」、実際に木箱に入れてその様子を再現して見せ、昭和59年に再発見されるまで「43年間、箱に中に眠っていた」ことをあわせて紹介した。

 子どもたちは、そんな話を聞いて「戦争がおきて、悲しかったです。これから平和について考えていきたい」と、雨の中、遠路同校を訪ねてくれた人形に感謝の気持ちを添えて感想。「また会おうね」、「元気でね」と声を掛けていた。

 同小では先月、4年生児童が長崎市に出かけ、長崎歴史文化博物館で開催中の「青い目の人形展」を見て学習した内容を、全校集会で発表。今後、学年ごとにビデオや紙芝居等を使って学習を進め、5、6年生は中学生と合同の学習会にも参加する。8月9日には戦争体験者を学校に招き、平和集会を開く予定。

 平和学習(教育)担当の池田富美子教諭は、「青い目の友情人形を通しての平和学習は今回はじめてでしたが、すでに80年も前に日本のアメリカが仲良くなるようにと(願って)人形を交換したことを知り、嬉しくなりました。これからの取り組みを通して子どもたちの平和への思いを広げていきたい」と話した。

[2007/07/05:島原新聞]

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火砕流の脅威など - 大野木場小災害学習 -

 南島原市深江町の大野木場小(渡邊林校長)の5年生14人が4日、災害学習に取り組んだ。同校は平成3年の雲仙・普賢岳噴火災害の火砕流で旧校舎などが被災した9月15日を、平成10年から「メモリアルデー」として災害継承の取り組みを続けており、今年は9月14日に同デー集会を開く。

 災害学習は国土交通省雲仙復興事務所が協力。児童らは大野木場砂防みらい館を訪れ展示物や四階監視室を見学し、溶岩ドームが成長する様子など災害当時の映像を視聴したり、砂防工事や現在の山の状況を監視カメラで見学したり。火砕流や土石流が家屋を飲み込む瞬間の映像には悲鳴をあげる児童も。5年の長野真也君(11)は「火砕流のスピードや大きな石も流してしまう土石流の力強さはすごいと思った」と圧倒されっぱなしだった。

 火砕流の脅威などを伝えた同事務所調査課の水田貴夫調査員は「210年前から何度も噴火が起きているが、火山は温泉などの恵みも与えてくれるため、火山と共存している。災害のことは皆さんが大きくなってから孫にも伝えてほしい」と呼びかけた。児童らはこの日学んだ成果を9月14日の集会で発表することにしている。

[2007/07/05:島原新聞]

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地域とともに清掃活動 - 農地・水・環境保全対策 -

 島原市の「三会原土地改良区」(神田秀孝理事長・組合員405人)は本年度から、地域とともに区画整理事業地内の環境美化活動に取り組む新たな事業に着手。初めての清掃活動を30日、同市出の川町で行った。

 国の新たな補助事業「農地・水・環境保全向上対策支援事業」の適用を受け、平成23年度まで5年間取り組むもの。全国の集落では現在、高齢化や混住化が進み、農地や農業用水などの資源が十分管理できない状況。このため農業者だけでなく地域住民が参加する組織による農業用施設の維持管理、地域の生態系保全、景観形成などの活動に対し支援金が交付される。

 同改良区では活動主体の「三会原地域活動組織」(代表=同理事長)を結成。改良区組合員と町内会・婦人会・育友会・農業後継者・消防団員ら地元住民が協力し、区画整理事業が完成した三会原第1地区、事業が予定されている同第2地区、出の川町の一部で市道・農道・農業用排水路の管理などに取り組む。

 初回の30日は出の川町内会の全面的な協力のもと、約30人が参加して実施。鎌や草刈り機、ダンプなどを投入し、農道や市道の延長約2kmを早朝から半日かけてきれいにした。

 今後も地元住民や各種団体の協力のもと定期的に地域の清掃活動等を行い、集落の環境保全・向上に取り組む。

[2007/07/04:島原新聞]

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送迎用車両を贈る - 寄付金付年賀はがきの配分金 -

 平成18年用の寄付金付年賀はがきの配分金で購入した「送迎用車両」1台が29日、島原郵便局(小谷学局長)から島原市秩父が浦町のNPO法人「生きがい福祉サービス」(平川順三理事長)に贈られた。

 日本郵政公社の寄付金付年賀はがきは1枚55円のうち3円が寄付金。本県に配分されたのは今回、24か所で総額4,700万円分。

 同法人が運営する認知症高齢者グループホームには現在、6人のお年寄りが入所している。贈られたのはリモコン操作できる車椅子自動昇降リフト付の送迎用特殊車両。スバル製軽ワゴン車(排気量660cc)で定員は4人(運転手含む)、介助席もあり、横積みの安全な車椅子用リフトが特徴だ。同法人には平成15年にも車両が1台贈られている。

 贈呈式は同施設で行われ、小谷局長が目録のキーを平川理事長に手渡した。小谷局長は「寄付金付年賀はがきの購入者から寄せられた多くの善意を社会福祉の増進に役立ててほしい」などとあいさつ。

 平川理事長(43)は「皆さんの善意でこんなに高価なものをいただき、施設一同喜んでいる。これから入所者の通院や買い物などに有効に利用していきたい」と感謝の言葉を述べた。

[2007/07/03:島原新聞]

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「つながり」の大切さ学ぶ - 大三東小「やまびこ集会」で -

 「勇気という種をまき、努力という水をまき、協力という肥料をまき、ひまわりという花が咲く。…みんなの心にひまわりが咲いていると気付いたとき、みんな優しくなった。仲良くなった…」

 ひまわりの花を手に、五年生全員が宿泊体験で得た協力することの力、感動、すばらしさを『ひまわり』の詩に託して、大きな声で発表した。大三東小学校(松崎亮介校長)で先月29日にあった群読発表会「やまびこ集会」の一幕だ。

 この集会は、同小が長年、国語科研究のひとつとして「児童みんなで声をそろえ、文章を読む」群読に取り組んできた経緯を踏まえ、七月一日からスタートした本県教育週間の一環として開催された。群読の伝統は、同小で学ぶ子どもたちの心を耕す種として播かれ、学年を重ねるごとに確実に"生長"している。

 高学年の五年生が体験を踏まえての実感を『ひまわり』の詩で。六年生は未来を見据えて『平家物語』と『枕草子』の古典の情感の世界を発表すると、三年生は昔話に題材をとった『むかしむかしのおかしなはなし』の愉快な話。四年生も、怠け心をひょうきんに表現した『なまけ忍者』を。それら先輩に負けず一年生、二年生も元気な声で『おがわのマーチ』、『スイミー』の話を発表。四年生の『あめ』は、強弱や音の高低、リズム感も加味され、さながら?ことばの音楽?を聞いているかのような感動の世界を創出した。

 今春同校に赴任した松崎校長は、「正直言って、これほど立派にできるとは思っていませんでした。涙が出そうです」と感激。有明中学校に進んだ先輩らの活躍を交えて「力を合わせるとこんなことができるのですね。みんなを指導してくれた先生方にも大きな拍手をおくりたい」と述べた。

 この日、多くの保護者、家族らが参加。子や孫たちと感動をともにし、拍手を贈っていた。

[2007/07/03:島原新聞]

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感謝状を受けて大喜び - アメリカ人のグリムジョエルさん -

 島原地域広域市町村圏組合南島原消防署(井上義明署長)は28日、南島原市布津町のアメリカ人英会話塾講師グリムジョエルさん(32)と(株)田中ボデー工業(田中保社長)に対し、感謝状を贈呈。6月6日夕方、布津町内で発生した火災をいち早く発見し、消防署への通報、消火活動など「適切な対応で最小の被害に食い止めた」消防功労をたたえた。

 グリムジョエルさんは昨年8月、ALTで同市布津町に赴任した奥さんとともに来日した。今月6日、自転車で旧国道を走っていた際、たまたま火災を目撃。そのまま走って60メートル先の(株)田中工業に通報した。それと知った同社の田中保信専務(深江町消防団団員・40歳)が社員に消防署への通報を指示するとともに、火災現場に急行。水道ホースで初期消火を行ない、追って駆けつけた従業員らに消火器を持参させるなどして、未然に火災を防いだ。

 式は同市有家町の南島原消防署であり、井上署長は「天ぷら油に火がついて天井まで炎が上がっていた現場には、女性が気を動転させていた。適切な行動で最小の被害に食い止めることができた。我々消防人としても、深く謝意を表したい」とあいさつ。とくに、日本語も十分でないグリムジョエルさんの勇気ある行動、田中工業従業員の連携プレーなどを評価した。

 グリムジョエルさんは「火災というハプニングで、一人もケガ人がなかったことは、とても嬉しいです」と、英語に日本語を交えながら気持ちを表した。

[2007/07/01:島原新聞]

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新古品茶道具 - 展示即売会 -

 抹茶碗や花器、棚、風呂先など茶道具の新古品展示即売会が市内亀の甲町のフリースペースきた田(北田物産2階)で開かれている。古美術の正美堂(市内新湊一丁目)と珈琲店シーホース(市内中堀町)の主催。

 昨年に続く第二弾の今回は、元茶道師範の家三軒から「大量の入荷があった」ため企画した。

 茶道にはそれぞれに流派があるが、今回は「裏も表もある。抹茶碗、水指、釜(鉄瓶)、棚、風呂先をはじめ小物類を含め、茶道具全般約四百点を展示している。

 専門の道具には違いないものの、「茶碗、花器などは一般の人でも使え、楽しめる」主催者。「水指でも、置物として楽しんでいる人もいる」という。

 茶道具の新古品がこれだけ揃うのも珍しい。「通常の五十パーセント以下の価格」。「楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。7月3日(火)まで。

[2007/07/01:島原新聞]

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