アリーナなど安中を…国際会議を前にきれいに


島原三中の一年生82人と保護者ら計約140人が28日、11月開催の火山都市国際会議島原大会(COV5)の会場となる島原復興アリーナなど地区全体をくまなく清掃した。

各種大会の会場となる施設がある地区を親子の協力できれいにしよう、と実施し、安中地区の若手グループ「あんなか人」も協力した。18班に分かれ歩きながら国道やわき道、畑などくまなく探し、空き缶やペットボトル、ドラム缶などの粗大ゴミなど総重量530kgのゴミを集めた。

一年生保護者部長の吉岡悦子さんは「子どもと一緒に汗を流せて嬉しかった。COV5 や県 PTA の大会の開催を前に地区をきれいにできたのでは」と話していた。

火山都市国際会議島原大会

[2007/10/31:島原新聞]

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「島原の子守唄」の演奏も…ナイジェリア演舞団が熱演


アフリカの民族舞踊や音楽にふれてもらう「アフリカンカルチュラルフェア 2007」が27日、島原市有明文化会館であり、ナイジェリア国立演舞団のダンサーらが太鼓などの打楽器やダンスなどを繰り広げ、観客約600人を楽しませた。

アフリカの文化を直に体感してもらい国際交流を図ろうと、ナイジェリア国立演舞団島原公演実行委員会(松尾都志子代表)が主催。県内唯一の公演会場となった島原では6年前に開催したのが縁となり、再来市となった。

演舞団の8人は極彩色の衣装を着てリズミカルな楽器演奏とダンスを繰り広げ、地元の琴愛好会「如月会」をはじめ世界各国の音楽を奏でる「ナシーム楽団」や「しまばらジェンベクラブ」も出演しアフリカの楽器と和楽器の共演による「島原の子守唄」の演奏もあったほか、子どもたちはアフリカの民族衣装を着てすっかり現地の雰囲気にひたりっぱなし。

演舞団を率いるナイジェリア王子で大学教授のボヨ・ヘンリーさんは「アフリカでは音楽や歌を楽しんでいるとストレスもたまらない」などと現地の様子を紹介しながら、「日本で交流できることに感謝したい」と話していた。

ナイジェリア連邦政府

[2007/10/30:島原新聞]

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EM 泥団子を海に投入…漁協婦人部が浄化作戦


「宝の海、豊かな自然環境を取り戻そう」と、島原漁協女性部(安永ユキ子部長、約100人)が主体で取り組んでいるEM泥団子による水質浄化作戦が29日、島原市地先の有明海で行われた。

漁協合併に伴い休止していた各単協の女性部を昨年5月にまとめて再結成し、新たな活動の一環として地域の各種団体や行政と一緒に取り組んでいるもの。水質浄化に多大な効果をもたらす EM 菌が入った直径5 - 6cmの泥団子を先月下旬、約3000個作った。

このうち約1000個を29日、霊南一丁目の地先まで運び、同女性部や漁協、県島原振興局から約二十人が参加して海岸から海に投げ入れ、このあとさらに漁船を使って沖合いにも投入した。同女性部の皆さんは「海に関わる仕事をしており、環境浄化に役立ちたい」と話していた。

残り千個はきょう30日、市児童館や浦田保育園の園見らも参加し、同児童館前の船だまりに投入する。さらに残り1000個は大手川河口への投入を予定している。

[2007/10/30:島原新聞]

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「原城土搗唄」で田辺さん…民謡全国大会で準優勝


本年度民謡民舞全国大会が18 - 21日に東京の両国国技館であり、本県代表として出場した南島原市南有馬町の田辺徳子さんが高年部で準優勝に輝いた。民謡を習い始めて5年ほどの田辺さんにとって初の全国の舞台で初の栄冠に。「ただ驚くばかり」とほほ笑む。

長崎市の(財)日本民謡協会長崎中央支部(丸木覚誠支部長)に所属し、「民謡太鼓踊り」を指導する南島原市南有馬町の宮川浪枝さんと丸木支部長の2人の師匠のもとで月1、2回のけい古に励む。全国大会では宮川さんの囃子と丸木支部長の尺八伴奏で「原城土搗唄」を歌い上げ、見事に準優勝を手に。

昨年11月の(財)日本民謡民舞長崎県連合大会の高年部で優勝して今年の全国大会への出場権を獲得。若い頃からラジオを聴いて民謡に親しみ、「独特の張った声と節回し」のとりこに。「いつかチャンスがあれば習いたい」と機会をうかがっていたところ、60歳代後半にして「やっと良い先生に出会えました」。

全国大会には「生涯のなかで良い経験になればいいかな」と、賞を狙わず無心で挑んだことが功を奏したようで、緊張せずに「リラックスしてふだんどおり歌えた」うえ、「やっぱり一緒に舞台に立っていただいたお2人の力添えがあったからこそ」と感謝の言葉は尽きない。

財団法人日本民謡協会

[2007/10/28:島原新聞]

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島原病院の健康まつり…ミニコンサートなども


地域住民に楽しみながら健康について考えてもらおうと県立島原病院(院長=松尾繁年氏)は27日、「健康まつり」を開催し、訪れた多くの市民らが健康チェックや体験実習、健康ミニ講座などに参加した。

健康に対する意識啓発はもとより、島原半島の中核病院として救急・急性期医療の充実を図り、総合的な診療体制(13科)を整備している同病院の果たす役割について認知してもらおうと昨年に続き開催した。

外来ホールを主会場に開催し、勤務以外の医師や看護婦ら約60人がスタッフとして訪れた市民に対応。血管年齢や骨密度、体脂肪、血圧などを測定する「健康チェック」コーナーをはじめ、「体験実習」では自転車トレーニングマシンが体感でき、人工呼吸・心臓マッサージの救急医療も学べた。

このほか脳卒中やメタボリックシンドロームなどについて専門の医師が分かりやすく解説する「健康ミニ講座」、食事や薬に関する相談コーナーや各種パネル展示などがあり、ミニコンサートでは市内の女性合唱団「マーマレード」や同病院のドクターらでつくるバンドも登場して歌や演奏を繰り広げ、ナースの歌声も披露された。

放射線科コーナーでレントゲン写真を見ながら脳梗塞の説明に耳を傾けていた同市浦田一丁目の中井さんは「専門の先生にとても分かりやすく説明してもらった。健康を過信せず、注意を怠らないようにしなければ - 」と話していた。

島原病院ホームページ

[2007/10/28:島原新聞]

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仲間10人の冥福を祈る…動員学徒殉難者慰霊祭


旧制島原中学など出身者でつくる動員学徒殉難之碑奉賛会(宮崎昌長会長)は25日、島原眉山治山祈念公苑内の動員学徒殉難者慰霊の碑の前で慰霊祭を行い、約35人が参列して、戦時中に若くして亡くなった仲間たちの冥福を祈った。

島原中42期生の瑞穂智洞さんが読経したあと、戦時中に東洋一と言われた航空機工場「第二一海軍航空廠(しょう)」で爆撃を受け亡くなった人々を祀った大村市の殉難者慰霊塔に関する新聞記事を読み上げ、「亡くなった方々のために慰霊を続けるのが私たちの務めではないか」と呼びかけた。

昭和19年10月25日の昼間にB29の爆撃を受けた同海軍廠には島原中学、島原商高、島原高女の学徒も動員され、動員学徒や工員、一般市民らが犠牲に。犠牲者には3校の学徒10人も含まれており、仲間たちが昭和55年に金を出し合って慰霊碑を建立して以来、毎年冥福を祈り続けている。参列者は読経に続き焼香し、白菊をたむけていた。

[2007/10/26:島原新聞]

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ゆうすい婦人学級と協力…ずっと先まで、明るくしたい 九電・文化会館周辺を清掃


『ずっと先まで、明るくしたい。』 - 地域に根ざし社会に貢献し続ける企業を目指す「九電(株)島原営業所」(所長=針尾忠男氏)は24四日、森岳公民館を拠点に活動する「ゆうすい女性学級」(学級長=西川幸子さん)の皆さんとともに島原文化会館周辺で清掃奉仕活動を行った。

「九電『お客さま ありがろうございます』キャンペーン 2007」(10月19日 - 31日)の一環。同学級では普賢岳噴火災害後の平成5年から同社の清掃奉仕活動に協力しており、6月の環境月間では噴火被災地の緑化を目指し同社が植樹した垂木台地の除草作業も行っている。

今回の清掃作業には総勢約60人が参加し、鎌やごみ袋を手に同館周辺の除草・清掃作業に汗を流し、一帯をきれいにした。

同事業所では「皆さんと一緒に取り組むことにより地域とのコミュニケーションも取れるので、意義ある奉仕活動ができている」と同学級の協力に感謝。参加者には同社特性のエコバックなどが贈られた。

同キャンペーンの一環として「しまばら温泉不知火まつり市中パレード」や「一人暮らし高齢者家庭訪問」にも参加した同事業所。来月1日には島工の生徒による玄海原子力発電所施設見学会なども予定している。

[2007/10/25:島原新聞]

九州電力

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原城歴史民俗資料館…松永氏が古園小前に


原城歴史民俗資料館(館長=松永麟蔵氏)が11月4日、南有馬町古園小学校前にオープンする。

開館するのは日曜日と祝祭日で午前10時から午後6時まで。入館料は一般200円、高校生100円、子供(父兄同伴)無料。

展示品は◇太古の時代の握槌、◇旧石器時代の白木野尖頭器、縄文時代 - 弥生時代?北岡・今福・口之津三軒屋遺跡の土器・石器、◇第三紀末火山群 - 鳳上岳・上原・愛宕山の溶岩、◇普賢岳火砕流被災遺品 - 焦げた郵便ポスト、◇江戸時代 - 原城土一揆の砲弾・土師器(はじき)・古伊万里、◇明治期のくらしの用具、◇原城の火縄銃、◇戦時中 - 原爆被災物・日本軍隊の戦争道具。

[2007/10/24:島原新聞]

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乗客30万人を突破…島鉄観光トロッコ列車


島原鉄道(株)(社長=塩塚吉朗氏)が運行している「観光トロッコ列車」の乗客が23日、30万人を突破した。記念セレモニーが同日、島原駅ホームで行われ、30万人目に当たった福岡県の森内シカさん(87)に記念品が贈られた。

普賢岳噴火の土石流災害で軌道を度々寸断された同社が高架化により平成9年4月、全線開通の復興を遂げたのを機に運行を始めた観光トロッコ列車。

深江駅で折り返す島原駅発着の1日3便(来月土・日曜日は4便)を春先から11月末までシーズン運行し、年間2万 - 4万人が楽しんでいる。普賢岳噴火被災地を巡る観光の目玉として人気を博し、運行3年目の平成11年には10万人を突破。ことしで運行10周年の節目を迎えている。

30万人目の乗客となった森内さんは高齢者健康まつりの団体旅行で来島したもの。島原は3度目だが、トロッコ列車に乗るのはこれが初めて、という。

第2便の発車前にセレモニーが行われ、旅行に参加した友人の男性と一緒にくす玉を割り、女性社員から花束、塩塚社長から島鉄グッズや島原特産品の目録を受け取った森内さんはみんなの祝福に笑顔で応えながら、「老人会から米寿のお祝いをいただいた矢先の出来事でびっくりした。嬉しい。長生きしてよかった」と大喜びだった。

島鉄では経営上の理由により来年4月から島原外港駅 - 加津佐駅間を廃止する予定。このため観光トロッコ列車の運行もことしで最後になる見通しだ。

[2007/10/24:島原新聞]

島原鉄道

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田中君が最優秀賞に輝く…来年の観光年賀絵はがき


島原市は22日、同市が発行する平成20年版観光年賀絵はがき(私製)に採用するため実施した絵画コンクールの審査結果を発表した。最優秀賞には島原第三小学校5年の田中彰馬君(10)の作品「私たちの島原市」が輝いた。

観光振興を目的に毎年発行されている同絵はがき。コンクールには今回61点の応募があり、市内の美術教育関係者ら5名の審査員で最優秀賞1点を含む4点の入選を決定した。

市小中学校図工美術教育研究会の松崎善幸教諭(島原一中)は「今回の応募作品は非常に質が高く、力作ぞろいだった。なかでも最優秀賞は非常にあたたかく、楽しく描けており、子どもらしいのびのびとした線の美しさがあり、島原らしさがとてもよく表現されていた」と評価した。

同市では田中君の作品を印刷した絵はがき3万枚を発行し、希望者に無料で配布する。問い合わせ等は同市商工観光課まで。

[2007/10/23:島原新聞]

島原市役所

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島高の山口さん特別賞に…県高校文化祭弁論大会


県内の高校生が日ごろの思いや考えを訴える第19回県高校総合文化祭弁論大会が19日、島原文化会館であり、12校の高校生弁士16人が熱弁をふるった。

開会式で大会会長の柳川伸一島原高校長は「自分の意見を訴えることで自らを成長させるとともに、聴く人に感動を与えてほしい。聴衆の高校生たちも同世代の考えに耳を傾けることで今後の自分の生き方に思いを馳せて」とあいさつ。6 - 7分間で発表が行われ、県立シーボルト大学の山本喜代治教授ら審査員7人が論旨と表現から審査。

島原半島からは馬場奈津美さん(島原高2年)と大場友仁君(島原中央高3年)、基準弁士として山口郁子さん(島原高1年)が登壇。うち合唱部員という馬場さんは「ふるさとの心、ふるさとの歌」と題して「島原の子守唄」に込められた作者の思いや悲しい作曲背景について語り、「歌はハーモニーだけでなく歌詞の方言の意味も理解しないと表現できない。私たち若い世代はテレビなどで標準語で育ち方言が理解できないこともあるなか、島原の方言は自分の気持ちを正直に伝える郷土の宝と思う。子守唄を歌い続け、この宝を次代につないでゆきたい」と訴えていた。

審査の結果、最優秀賞は中島美穂さん(長崎北高1年)に。公平を期すため審査基準となる弁士として最初に登壇した山口さんには特別賞が贈られた。

[2007/10/21:島原新聞]

長崎県高等学校文化連盟

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活発な意見 - 明るい未来…奥村市長ら中学生と懇談


雲仙市内の中学校九校の代表生徒18人と奥村市長らが意見をかわす「 Unzen 中学生会議」(市教育委員会主催)が20日、市千々石庁舎で開催され、「今、私たちが考えていること、市長に伝えたいこと」をテーマに市の将来像や身近な問題について語り合った。

身近な問題をもとに自分の暮らす地域のことや将来のまちづくりなどについて中学生の立場で意見を述べてもらい、市長の考えを中学生に伝えることを目的に初めて企画。市側は市長、金子副市長、鈴山教育長が中学生の質問に答えた。

生徒らは事前にまとめた内容をもとに約二時間にわたり▽車の交通の危険性▽公共交通機関や買い物の不便さ▽図書館の充実 - など日常生活や学習環境の改善など多岐にわたって質問や提言をした。うち「将来へのまちづくりについて」の議題では、「仕事の場を増やすべき」、「借金のない市にしてほしい」、「自然に人が住みたいと思うまちづくりを」 - など活発な意見があがった。

最後に奥村市長は「自分の意見を述べ、他の人の意見を聞きながら取り組むことが大事。活発な意見を出した皆さんの未来は明るく希望のあるものだと感じた。健全な市として皆さんに引き継ぐことができるように明るい未来をプレゼントしたい」とメッセージ。国見中3年で生徒会役員の松本翔太君(15)は「ジョークを交えながら分かりやすく市の取り組みを教えてもらい、リーダーとしての姿を学んだ。未来のプレゼントを楽しみにしたい」と話した。

[2007/10/21:島原新聞]

雲仙市役所

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福田さんが銀メダル…全国障害者スポーツ大会


国体に引き続き秋田県で行われた「第七回全国障害者スポーツ大会『秋田わか杉大会』」のフライングディスク・アキュラシー競技に本県代表として島原市から出場した福田秀雄さん(39)が見事!!準優勝に輝いた。福田さんは19日、獲得した銀メダルを持って市役所を訪れ、吉岡市長に成績を報告した。

13日から行われた同大会には県選手団約50人が出場し、陸上、水泳、アーチェリー、卓球、ボウリング、フライングディスク、サッカーの7競技に挑んだ。

アキュラシー競技は五?離れた位置に立てられた直径約1mの円形枠を目がけて計10回投げ、通した回数で点数を競うもの。全国から六選手が出場し、福田さんは7点を獲得し優勝者と同点だったが、先に失敗していたため競技規定により準優勝となった。

手づくりの競技用枠を使って松光学園(立野町)で毎日練習してきた福田さん。島原市手をつなぐ育成会の平野嗣雄理事長とコーチの坂本勇一さんとともに来庁し、吉岡市長に銀メダル獲得を報告した。

同点での準優勝という紙一重の成績に同市長は「来年は是非、優勝してほしい」と期待をかけた。

[2007/10/20:島原新聞]

秋田わか杉大会

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高齢障害者のために - 若水会が車椅子を寄贈 -


島原市緑町の(有)プロスタ(代表取締役=奥村禎久氏)が運営するグループホーム「心」に17日、「『小さな親切』運動島原若水会」(会長=吉岡市長)から車椅子1台が贈られた。

小さな親切運動本部には年間約200台の車椅子が寄付され、各県各支部の実績に基づき配分されている。これを受けて島原若水会が毎年寄贈しており、今回で6か所目。

同ホームは平成16年11月に開設され、市内を中心に現在、定員9名が入所している。外出時には最低5台の車椅子が必要だが、個人所有の2台を含めても同施設には4台しかなく、待ち望んでいたもの。若水会から営利法人への寄贈はこれが初めて、という。

贈呈式は同施設で行われ、会長の吉岡市長から施設代表の奥村氏に目録が手渡された。

奥村氏は立派な車椅子の寄贈に感謝しながら、「高齢障害者の介護・介助に努力し、入所者の足として大事に活用する」と謝辞。

吉岡市長は「入所者の皆さんの元気な姿に接し喜んでいる。事務局長の元島さんが手配してくださったもの。大いに利用してほしい」と述べた。

[2007/10/19:島原新聞]

「小さな親切」運動本部 - できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように

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力作が揃い鑑賞の目光る…芸術の秋を彩る『市展』、佐世保などからの出品も


島原市の文化の秋を彩る第47回島原市美術展覧会(市展)が17日、島原文化会館で開幕した。21日まで(午前9時 - 午後5時)。入場無料。

芸術活動のすそ野を広げようと、審査をせず表彰もしないのが特徴。同市をはじめ雲仙、南島原、佐世保市などの芸術愛好家ら310人が絵画、書道、写真、彫刻・工芸・造形の各部門に計491点を出品し、色づいた紅葉やコスモスの花などを描いた油絵などの力作が並び会場はすっかり"秋色"に。

約50人が出席した開会式で同展覧会会長の吉岡市長は「近年は陶芸の人気が高く、自分に合った趣味や生きがいをもつことが長寿社会において必要なことだと思う」などとあいさつ、北浦守金市議会議長も「芸術活動こそが生活の豊かさにつながるのでは。さらなる愛好者の拡大と芸術文化の振興を期待したい」などと祝辞を述べ、関係者5人がテープカットをして開幕。同展運営委員の佐藤利宗代表の案内で、関係者は作品を鑑賞しながら芸術の秋の到来を感じていた。

[2007/10/18:島原新聞]

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今日の平和と繁栄の礎…戦没者皆さまのおかげ、島原市で厳粛に追悼式


島原市戦没者慰霊奉賛会(会長=吉岡市長)は17日、本年度の「市戦没者追悼式」を島原文化会館で開催し、郷土の繁栄と平和の礎となった二千二百余柱の御霊の冥福を祈った。

式典には吉岡市長をはじめ、市遺族会の石橋政俊会長、有明町遺族会の坂本梓会長、同奉賛会役員の木下康博氏、来賓として北浦市議会議長や酒井県島原振興局長(知事代理)、県議、市議、自衛隊、軍恩連盟関係者、市内の各種団体の代表らが参列した。

吉岡市長は「純粋な祖国愛に燃え、家族の無事を念じつつ戦場に散り、遠い異郷の地で亡くなられたあなた方の尊い命は永久に還ることはなく、いまあらためて過ぎし大戦の苦難に満ちた往時を偲び、悲痛な思いだ。わが国は焦土の中から立ち上がり、今日の平和と繁栄を遂げたが、それは皆さんの尊い礎の上に築かれたもの。しかし、地球上ではいまなお紛争や核の脅威が人類の平和を揺るがしている。戦争を知らない世代が社会の中心となり、あの悲惨な戦争体験が人々の心から遠くなる今日。過去を振り返り、尊い犠牲があったことを語り継ぎ、戦争の惨禍を繰り返さないよう恒久平和を築くことが我々の役目。全市民の幸せを願い、尊い教訓をもとに祖国の平和と郷土島原の尚一層の繁栄を誓う」と追悼の辞を述べた。

「国の鎮め」の調べが会場を包み、遺族代表による献花・献水に続き、参列者全員で黙とう。来賓を代表して北浦議長と酒井局長の両氏が追悼の辞を述べたあと、次々と献花。市遺族会の草野未江子さんによる献詠で哀悼の意を捧げた。

遺族を代表して石橋会長が「追悼式を厳かに開催していただき、ご英霊も喜んでいることだろう。遺族の援護にはご高配をたまわっており感謝している。これからは遺児が中心となってご英霊をお守りし、戦争について後世に語り継いでいかなければならない」と謝辞を述べた。

[2007/10/18:島原新聞]

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大会新記録で見事優勝…南島原市中体連駅伝競走大会、男子・布津中、女子・西有家中

 第2回南島原市中体連駅伝競走大会が12日、市内の8中学校から男女各12チームが出場して、諌早市の県立総合運動公園陸上競技場トリムコースで行われた。

 男子は6区間20キロ、女子は5区間1キロで熱戦を展開した結果、男子は布津中が1時間08分25秒、女子は西有家中が41分37秒のともに大会新記録で見事優勝!!躍進賞は深江中男子B(3分10秒短縮)と加津佐中女子(5分17秒同)が選ばれた。男女とも上位2チームは11月8日に同会場で行われる県大会に出場する。成績は次の通り。(◎=大会新記録・敬称略)
 
 △男子
 1.布津(高木勇弥、神崎潤、吉岡雅和、林田翔、伊藤英冶、大平淳貴)◎1時間08分25秒
 2.西有家(穐山春樹、松永拓也、堀江俊介、狩野佑輔、本多竜也、鹿田大樹)◎1時間08分45秒
 3.北有馬
 4.有家
 5.口之津
 6.有家B
 7.加津佐
 8.北有馬B
 9.西有家B
 10.深江
 11.南有馬
 12.深江B

 △女子
 1.西有家(池田真陽、草野琴美、木下琴美、植木那菜、井上由惟)◎41分37秒
 2.布津(吉岡祐衣、本多莉紗、山田里帆、山田美樹、中野歩)
 3.西有家B
 4.口之津
 5.北有馬
 6.布津B
 7.加津佐
 8.有家
 9.南有馬
 10.深江
 11.北有馬B
 12.南有馬B

 《区間賞》
 △男子
 【1区4キロ】吉田瞭(加津佐)13分15秒
 【2区3キロ】松永拓也(西有家)◎9分59秒
 【3区3キロ】堀江俊介(西有家)◎10分15秒
 【4区3キロ】林田翔(布津)◎10分22秒
 【5区3キロ】本多竜也(西有家)10分25秒
 【6区4キロ】大平淳貴(布津)◎13分39秒

 △女子
 【1区3キロ】池田真陽(西有家)◎10分26秒
 【2区2キロ】草野琴美(西有家)◎6分53秒
 【3区2キロ】木下琴美(西有家)◎6分50秒
 【4区2キロ】植木那菜(西有家)◎6分51秒
 【5区3キロ】井上由惟(西有家)◎10分37秒

[2007/10/17:島原新聞]

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佐原さんが優秀賞に…防犯標語コンクール

 ことしの全国地域安全運動の防犯標語コンクール部で、南島原市からは北有馬町の佐原太子(たいこ)さんが優秀賞に輝き、西有家小の植木奈緒子さん(6年)と近藤啓太君(同)の2人が佳作に選ばれた。(16日・南島原署発表分)

 少年非行防止、暴力団追放、子どもの犯罪被害防止、性犯被害防止などの標語を募集。県下で2429点(うち同市からは88点)の応募があり、最優秀1点、優秀4点、佳作10点が選ばれた。

 県防犯教会連合会長と県警本部長の連名による表彰状の伝達式が18日午後1時30分から、西有家小校長室で行われる。入選作品は次の通り(敬称略)。

 △優秀
 佐原太子「みんなの目 みんなの勇気で 暴力追放」

 △佳作
 植木奈緒子「守ろうよ 地域のみんなで 子供たち」
 近藤啓太「気をつけて 一人で歩くな。夜の道」

[2007/10/17:島原新聞]

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「平和の灯」 - 誓い新たに…中央高校生5人が長崎から、自転車リレーで学園祭へ

 長崎から島原へ平和の思いをつなげようと、島原中央高(古瀬正昭校長、102人)の生徒5人が12日、平和公園の「ナガサキ誓いの火」を蚊取り線香に移し母校まで約80キロを約4時間半かけて自転車リレーした。運んだ火は14日の学園祭(第15回緑が丘祭)で全校生徒や保護者らの前で灯し、「平和への誓い」を立てた。

 世界各地の紛争や国内でも殺人が相次ぐなか被爆地・長崎の高校生としてあらためて平和について考えてみようと、企画。雲仙・普賢岳噴火災害を機に相互訪問などの交流が始まった愛知県の弥富高と合同で取り組み、双方の学園祭で「平和」を統一テーマにして内容を練ったもので、弥富高は広島から母校まで車で平和の灯火を運んだという。

 学園祭には弥富高の生徒4人と教員1人も参加し、両校の生徒が平和への思いを文字や絵で描いた布製「ピースフラッグ」も掲示された。グラウンドであったフィナーレで、学園祭実行委員会委員長で3年の宮崎大輝君(18)が「世界では紛争や殺人が今なお続く。高校生の立場でできることを考え、恒久平和を次代につなぐため、平和を願いましょう」などと述べ、ランタンに保管した誓いの火を松明(たいまつ)に移し、段ボールなどで作った高さ約1メートルの原子爆弾「ファットマン」に火をつけ、「原爆がなくなるように」と願いを込めた。

 誓いの火は円形に並んだ全生徒のロウソクにも灯され、宮?君が「核のない平和の世界を願い平和の灯火を心にともして。心にともったら、そっとその火を消して」と呼びかけると、次々と吹き消す生徒ら。宮?君は「その火をずっと胸のなかで灯し続け、みんなが笑顔で過ごせる世界にしてゆきましょう」と語りかけた。

 自転車一台を乗り継ぎリレーした生徒5人を見守り、無事に学園祭を成功させた宮崎君は「みんなの協力があってこそできた。僕ら一人ひとりが明るい平和な社会になるよう考えてゆきたい」と話していた。

[2007/10/16:島原新聞]

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市長賞に交通安全母の会…第12回島原ガマダス阿波踊り大会

 14日のしまばら温泉不知火まつりの午前中を盛り上げようと、第12回島原ガマダス阿波踊り大会が島原市中心街で行われ、市内外の七グループ約120人がアーケードを踊り歩き中央公園の特設舞台で踊りを繰り広げ、にぎわわせた。

 雲仙・普賢岳噴火災害を機に交流が始まった徳島県阿南市の阿波踊りの元気とにぎわいを島原にも - と平成七年から同実行委員会(森本元成会長)が開催。島原半島内のグループをはじめ、本場・徳島から徳島市阿波踊り振興協会と阿南ささゆり連も参加し、しとやかさとダイナミックさを備えた本場の踊りで会場はヒートアップ!。

 もっとも優れた島原市長賞は同市交通安全母の会に贈られ、もっとも輝いた個人を讃える天水賞はしまばら不知火連の森拓人君(島原商高1年)に。他の賞は次の通り。

 ◇島原商工会議所会頭賞=西彼うずうず連
 ◇大会会長賞=有家おどんが連
 ◇ガマダシタ賞=にわか連

[2007/10/16:島原新聞]

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献湯祭で温泉に感謝 - さあ本番「不知火まつり」 -

 ことしで28回目を迎えた秋の一大イベント「しまばら温泉不知火まつり」の献湯祭が13日、島原外港泉源公園で厳かに行われ、まつりの本番を告げた。きょう14日はメーンイベントの市中パレードなどが市中心部で盛大に繰り広げられる。

 観光を支える島原温泉の給湯事業は昭和42年に始まり、元池と観音島の両源泉を使って市内の宿泊施設等に給湯してきたが、事業の安定と温泉の新たな利活用を目的に同市では新たな源泉を確保。従来よりも温度が高い41度の元池第二源泉を61度に加熱し、日量約350トンの温泉をホテル・旅館や一般家庭等に給湯している。

 一方、一番街アーケードに面した同市堀町のがまだす広場駐車場(国光屋跡地)には現在、市民や観光客が気軽に利用できる待望の温浴施設を建設中。年内には完成し、来春のオープンを目指している。

 この豊かな自然と温泉の恵みに感謝する献湯祭には、同まつり振興会長の久部貞男島原商工会議所会頭、吉岡市長、北浦市議会議長、酒井県島原振興局長、大場正文・市温泉給湯事業審議会長をはじめ、観光協会や旅館組合、商店街連盟、観光土産品協会、町内会・自治会、老人会、婦人会など各種団体の代表ら約30人が参列。献湯の儀や源泉清め祓いの儀、玉串奉てんなど神事を執り行い、まつり本番に向け準備万端整えた。同日夜には島原文化会館大ホールで賑やかに前夜祭も開催された。

[2007/10/14:島原新聞]

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大会新記録で見事優勝 - 男子・国見中、女子・千々石中 -

 第2回雲仙市中体連駅伝競走大会が12日、諌早市の県立総合運動公園陸上競技場トリムコースで行われた。

 雲仙市内の九中学校から男子13チーム、女子14チームが出場して、男子は6区間20キロ、女子は5区間12キロで熱戦を展開した結果、男子は国見中が1時間06分59秒、女子は千々石中が45分12秒のともに大会新記録で見事優勝!!躍進賞は雲仙中男子(6分19秒)と南串中女子(4分)が獲得した。男女とも上位2チームは11月8日に同会場で行われる県大会に出場する。成績は次の通り。(◎=大会新、○=タイ記録・敬称略)

 △男子
 1.国見(森田貴士、島隼人、松原利樹、高橋諒、角谷皇紀、横田洋平)◎1時間06分59秒
 2.瑞穂(福田慶次郎、森崎大地、大場貴瑛、樫澤将平、東健人、久保亮太)○1時間07分52秒
 3.千々石
 4.吾妻
 5.小浜
 6.愛野
 7.国見B
 8.北串
 9.吾妻B
 10.南串
 11.瑞穂B
 12.愛野B
 13.雲仙

 △女子
 1.千々石(林田華奈、山下紫穂、横田美幸、町田海香、大岡亜梨紗)◎45分12秒
 2.国見(三原志穂、須賀聖華、平愛里、植木成美、市田希実)◎45分13秒
 3.瑞穂(崎田明梨、俵麻紀、宮崎舞、原田美希、福田夢子)◎45分19秒
 4.南串
 5.吾妻
 6.北串
 7.愛野
 8.小浜
 9.国見B
 10.吾妻B
 11.瑞穂B
 12.愛野B
 13.小浜B
 14.雲仙

 《区間賞》
 △男子
 【1区4キロ】森田貴士(国見)13分02秒
 【2区3キロ】森崎大地(瑞穂)◎9分41秒
 【3区3キロ】松原利樹(国見)10分03秒
 【4区3キロ】高橋諒(国見)10分17秒
 【5区3キロ】角谷皇紀(国見)◎10分21秒
 【6区3キロ】横田洋平(国見)◎13分15秒

 △女子
 【1区3キロ】三原志穂(国見)◎10分34秒
 【2区2キロ】俵麻紀(瑞穂)◎7分15秒
 【3区2キロ】宮崎舞(瑞穂)◎7分20秒
 【4区2キロ】町田海香(千々石)◎7分20秒
 【5区3キロ】大村真結(南串)11分29秒

[2007/10/14:島原新聞]

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三中と有明中が優勝…島原市中体連駅伝大会

 本年度の「島原市中体連駅伝競走大会」(主催=市中学校体育連盟・市教委)が11日、島原復興アリーナ周回コースで行われ、男子は三中A、女子は有明中Aが優勝した。

 市内の5中学校から男子10チーム、女子九チームが出場し、男子は6区間17.416キロ、女子は5区間10.574キロで熱戦を繰り広げた。

 男子は59分2秒で三中A、女子は37分0秒の大会新記録をマークした有明中Aが見事!!優勝。男子2位の一中A、女子3位(上位2チームが有明中だったため)の三中Aを含む計4チームは11月8日、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場周回コースで行われる県大会に出場する。

 成績は次の通り(敬称略)。◎は大会新、○はタイ記録。

 △男子
 1.三中A(徳永竜輝・山本迅・原川和之・福崎樹宝・加藤真裕・松崎亮典)59分2秒
 2.一中A(本多健士郎・宮崎拓三・寺中誠司・松本広大・樫本和東・馬場良)59分53秒
 3.有明中A
 4.三中B
 5.有明中B
 6.一中B
 7.三会中
 8.二中A 
 9.有明中C
 10.二中B

 △女子
 1.有明中A(松島可苗・松本歩・菅崎加奈・林田紗季・菅瑞希)◎37分0秒
 2.有明中B(櫨本紗也加・橋本侑奈・平田裕姫・稲田好香・安野友梨)39分39秒
 3.三中A(鍬取舞・川端麻友・金本彩・柴田菜摘・松崎あゆみ)39分53秒
 4.有明中C
 5.三会中
 6.三中B
 7.二中
 8.一中A
 9.一中B

 △区間賞
 (男子)
 【1区3.732キロ】F9FE永竜輝(三中A)◎11分57秒
 【2区2.488キロ】森川大輔(有明中A)8分8秒
 【3区2.488キロ】原川和之(三中A)8分20秒
 【4区2.488キロ】福崎樹宝(三中A)8分16秒
 【5区2.488キロ】樫本和東(一中A)8分24秒
 【6区3.732キロ】村里拓馬(有明中A)12分58秒

 (女子)
 【1区2.488キロ】松島可苗(有明中A)◎8分26秒
 【2区1.866キロ】松本歩(有明中A)◎6分30秒
 【3区1.866キロ】菅崎加奈(有明中A)◎6分24秒
 【4区1.866キロ】稲田好香(有明中B)○6分44秒
 【5区2.488キロ】菅瑞希(有明中A)◎8分43秒

[2007/10/13:島原新聞]

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松本選手見事に準優勝…秋田国体島高村上選手も三位に

 秋田県内で開催されている「秋田わか杉国体」の陸上競技が5日から県立中央公園県営陸上競技場で行われ、成年女子やり投げ決勝で南島原TAC所属の松本百子選手が50m52の力投をみせ、見事準優勝に輝いた。

 また、潟上市昭和体育館で行われたレスリング少年男子フリースタイル96キロ級に本来の階級よりもあげて挑んだ島原高1年の村上貴之選手が三位に入賞する健闘ぶりを見せたほか、同74キロ級で松本岬選手(島原工高)、同84キロ級で岩永義成選手(島原高)がともに5位に入賞を果たした。

[2007/10/10:島原新聞]

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新曲・"親曲"で収穫の楽しさも…うんぜん ふるさとの歌まつり

 雲仙市の7町で歌い継がれ親しまれるなどしてきた歌を発表し、ふるさとへの思いを強くしてもらう「うんぜん ふるさとの歌まつり」(同実行委員会主催)が8日、吾妻町ふるさと会館であり、11団体計約110人が11曲を披露し、市民ら観客約450人をわかせた。

 開会式で同実行委会長の奥村市長は「合併して2年。7つの町に息づいてきた歌を持ち寄り、自分たちの歌として認め合い、ともにあらたな市として歩みを - 」などとあいさつ。吾妻町文化協会民謡部による歌と踊り「吾妻おどり」と「吾妻盆唄」で幕開け。

 瑞穂町の男女3人組「夢流」はジャンボかぼちゃのイメージソング「YUMEかぼちゃ」、小浜町の男性農業者デュオ「原茂者(はらしげもん)」は農業や収穫の楽しさを訴えるオリジナル曲「じゃがいもサンデー」などを歌い、このほど昭和五年当時の楽譜が同実行委に送られてきた「雲仙音頭」などが披露されたほか、愛野小合唱クラブの児童約40人はスクリーンに旧愛野町の風景写真を映しながら「ふるさと」や「あいのの歌」を歌い上げた。

 また、同市愛野町甲の主婦、畑中さんは雲仙の自然や景観などを歌詞にのせた自作曲「ふるさと雲仙」をピアノの弾き語りで披露した。声楽活動を続ける畑中さんは広報紙で歌まつりのことを知り、「親しまれてきた歌あるいは雲仙市をイメージした歌」という募集文句にピンときて2か月ほどで完成させた。

 この日が初お披露目で、澄みきったのびやかな歌声で歌い上げると、会場は拍手にわいた。「もともと曲づくりが好き。雲仙の歌をつくりたいという強い思いでチャレンジした。緊張したけれど、自分でつくった曲が皆さんに伝われば」と話した。

[2007/10/10:島原新聞]

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宮中献穀田で抜穂祭…実りの多い収穫を祝う

 「棚田百選」の地である雲仙市千々石町木場名下岳地区の棚田で七日、本年度宮中献穀事業に取り組む宮中献穀雲仙市奉賛会(会長=奥村市長)は稲刈りの儀「抜穂祭(ぬいぼさい)」を行い、実り多い収穫を祝った。

 児童らの木場浮立を先頭に鍬踊りや関係者約110人が下岳公民館を出発し、献上米が育った斎田上手の特設会場へにぎやかに行列行進。約200人が出席して神事がとり行われ、木場浮立や下峰鍬踊りが披露され住民が見守るなか、白装束の「田男」と菅笠(すげがさ)に絣(かすり)の着物を着て襷(たすき)をかけた「刈り女」の男女各15人が斎田に入り、鎌で黄金色に実った稲穂を刈り取った。

 奉耕者として生育を見守ってきた千々石町下岳の農業、山本さんは「台風が来なかったのが何よりの喜びで、ホッとした。みんなの力で実を結び、自然の恵みのなせるわざにより、良い仕上がりになった。自信をもって宮中に納められる」と安心顔。奥村市長は「台風など被害を受けることなく、たわわに実った稲穂を目の当たりにし大変喜ばしく、豊作の秋を実感。関係者や地域の皆様のご協力に感謝したい」などと述べた。

 宮中献穀事業は毎年全国各都道府県の農家代表が米を宮中に献上する伝統あるしきたり。4月の斎田清祓いから5月の御田植祭、8月の青田祭などを実施し育てられ、この日に刈り取られた米は脱穀、精米されたのち、11月23日にとり行われる新嘗祭(にいなめさい)において献納される。

[2007/10/10:島原新聞]

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殿様道路を歩き史跡巡り…若さまとお姫さま行列、白山の小中学生や大人達

 今から数百年前に島原の殿様や領民、旅人などが行き来していた島原市の「殿様道路」を歩きながら史跡などを巡り、ふるさとへの思いを強くしてもらおうという「殿様道路を若さまお姫さま行列が行く」が6日に行われ、ちょんまげや裃(かみしも)・袴姿の白山地区の小中学生や大人が白山地区から安中地区までの約2.5キロの道のりを完歩した。

 行列や救護班など約210人が参加。白山公民館であった出発式で主催の白山公民館土曜日開館事業実行委員会の横田一彦実行委員長が「昔の殿様道路と姿・形は変わっているが、こうして今でも残っているんだなあ - と思いを馳せながら楽しんでほしい」とあいさつ。主催者手づくりの駕篭一台に「若さまお姫さま」役の小学1年生が交替で一人ずつ乗り、小学5、6年生や中学生が数人がかりで担いで出発。

 道中、崩山観音堂に吊るしてある市指定文化財「鰐口」や「今村刑場跡」、「山番所」などを巡りながら、郷土史家の松尾卓次さんらが「この鰐口はお参りするとき観音様にお知らせするために鳴らすもの。昔の旅人は観音様にお参りをして道中の安全を願っていた」などと解説したほか、かつて島原と安中の境目に位置し旅人らの休憩所があったという「六本松」では、かんざらしとトコロテンがふるまわれ、ひと休みする場面も。

 裃を着た「家老」役として駕篭に乗った1年生を気遣った白山長生クラブ会長の小島さんは「昔の家老も道中の安全を見守るなど大変だったのだろう。子どもたちが大人になってこの日を思い出すことで、ふるさとの再発見につながれば」と汗をぬぐい、駕篭を担いだ島原三小6年の相川君らは「肩が痛かったけれど、島原の歴史のことが少し分かった。殿様が通ったところを僕たちも通っているんだなあ」と感動していた。

 道すがら行列のにぎわいに誘われて沿道で見学する住民も。交通整理をして安全を期した主催者は「ご迷惑をおかけしたと思うが、住民の方々のご協力に感謝したい」と話していた。

[2007/10/07:島原新聞]

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経営の発展に家族協定…市内10農家が新規や更新

 農業経営の発展を目指して結ばれる「家族経営協定」の調印式が4日、島原市有明総合文化会館視聴覚室で行われ、同市内の農家10戸が新規締結や見直しのための調印を行った。

 各経営体の家族間で結ぶ同協定はそれぞれの地位や役割、就業条件等を明確にすることで経営の改善を図るもの。協定締結によりやりがいや新たな意欲が期待できるほか、経営の実態を把握することで家族間の話し合いによる計画的な目標も立てやすくなるなど多くのメリットがある、という。

 島原半島内では昨年度末現在で605戸の農家がそれぞれ同協定を結んでいる。今回はここ数年間に後継者が就農した農家が新規締結や見直しを行ったもので、同市内の締結農家はこれで92戸になった。

 調印式には吉岡市長と県島原農業改良普及センターの松原功所長が立会人として出席。吉岡市長は「農業経営を担う個々人が能力を発揮できる環境づくりが大切。近代的な家族農業経営のための協定は地域農業に重要だ」などとあいさつ。このあと関係者がそれぞれ協定書に署名・押印した。

 松原所長は「それぞれ我が家の経営発展のため結ぶもので、今日がそのスタート。皆さんでこれから育てていってほしい」と激励した。

[2007/10/07:島原新聞]

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三会小が見事に三連覇…小学生クラス対抗30人31脚長崎大会

 9月24日に長崎市であった「小学生クラス対抗30人31脚長崎大会」(長崎文化放送主催)で、三会小(菅藤恒平校長)の6年1、2組でつくる「風林火山三会っ子ファイターズ」が10秒01のタイムで優勝し、三連覇を達成した。

 12回目となる長崎大会には県内から10チーム約400人が参加し、隣同士の選手の足をバンドでとめてかけ声に合わせて50メートルを走り、チームワークとタイムを競った。

 三会小は6年生54人のうち30人が選手、ほかは応援団にまわる。練習は夏休みから始め、早朝1時間の練習を21日間やった。が練習開始直後は12、13秒台と完走するのがやっと。学校が始まると早朝と放課後に練習に励むように。

 キャプテンの永田来樹君(12)は「長崎大会で優勝できるか不安だった。勝って自信がついた」と顔をほころばせ、11月に横浜市である全国大会に向け、「個人のレベルを上げ、全国制覇を目指したい」と意気込みをみせる。

 担任の林田芳仁、柾木個美両教諭によると、三連覇達成のウラには過去2年間培ってきたノウハウがあるという。いくつも並べたミニハードルを駆け抜けたり、連続もも上げや腹筋や背筋を重ねたり、と全体練習に加え自主練習もこなす。いまは25メートルの短距離走を繰り返し、50メートル走のタイムを各自0.3 - 0.5秒伸ばす練習や二人三脚を繰り返すなど「個々のレベルアップ」を目指す。

 30人31脚への参加は子ども自身が話し合い決めたこと。「自分たちで決めたことだから意欲がある」、「クラスのために自分に何ができるか考えて取り組んでいる」と両教諭が語るように子どもには良いことづくめの変化が。ちょっとしたけがなら応急手当をしてすぐに練習に戻るなど「強くなった」うえ、転んでも友達を非難することなく助け合うなど、「クラスの仲がさらに良くなり、絆も強まった」。

 保護者も応援用ボンボンを手づくりするなど全面的にバックアップ。応援団長の岡暢俊君(12)の母・和美さんらは「忙しくはなったが、楽しみが大きい。子どもの頑張る姿に励まされている」。放課後の練習には毎日仕事が終わってから駆けつけたりするなど救護班などの役目を担う。「責任感が芽生えた」、「みんなで助け合う姿勢が生まれた」などと語るように我が子の成長も楽しそうに見守るが、何より感動がひとしお。「日々の練習で転び続ける姿を見てきたから優勝したときは感激した」。「心を一つにして挑む」全国大会には、総出で応援に行くつもりだ。

 なお、10月6日午後2時からNCC(長崎文化放送)で長崎大会のテレビ放送がある。

[2007/10/06:島原新聞]

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島原ソーイングに奨励賞…長崎県産業安全衛生大会

 島原市大手原町甲の島原ソーイング(代表取締役=水元敦実氏)が、11日午後1時半から諌早文化会館で行われる長崎県産業安全衛生大会で、内田昭宏長崎労働局長から奨励賞を受ける。

 環境対策や「私のヒヤリ、ハット」、「私のアイデア」制度を設けて従業員の意見を積極的に受け入れるなど常に労働災害の防止を図り、23年間1件の災害も出していない実績が評価されたもの。

 なお、大会では快適職場の事例発表や落語家・雷門喜助さんの特別講演などがある。

[2007/10/06:島原新聞]

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一年生に「黄色い傘」を贈る…市社協が共募配分金で

 島原市有明町の高野小学校(平井節朗校長)に3日、島原市社会福祉協議会の木下康博会長らが訪れ、一年生児童8人に「黄色い傘」をプレゼントした。

 「黄色い傘」の贈呈は、市社協が赤い羽根共同募金配分金を活用し、市内全小学校の一年生児童を対象に7年前から実施。子どもたちの健やかな成長、雨の日の交通安全の願いが込められている。

 毎年、学校を変えておこなわれている贈呈式は今回、高野小が順番。一年生の教室であった。

 一列、横に並んだ8人の子どもたちを前に、平井校長が「黄色い傘」の意味を説明し、「みなさんも、困っている人がいたら助けてあげれる人になったら嬉しいです」とあいさつ。木下会長が「高野小の一年生は元気がいい。雨の日、事故にあわないよう(黄色い)傘をさして登下校してください。一生懸命に勉強して、えらい人になってください」と話し、一人ひとりに傘を手渡した。

 これに対し、児童八人がお礼のことば。「ぼくたち、わたしたちは毎日、お兄さん、お姉さんたちと一緒に、元気に学校に通っています。雨の日にこの傘をさして、車が通るとき気をつけて歩きます。大切にします。ありがとうございます」と述べた。

[2007/10/05:島原新聞]

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島商ブラスバンド部に…島原署と暴追協が感謝状

 島原署と島原市暴力追放運動推進協議会(大場正文会長)は4日、暴力団排除活動に貢献した島原商高ブラスバンド部(古瀬菜美部長、部員28人)に感謝状を贈り功績をたたえた。

 同部は同協議会の依頼を受け平成15年から5年間ずっと8月の島原温泉ガマダス花火大会において開催される暴力追放パレードを先導し、にぎやかな演奏で市民に啓発し続けており、「来て下さった方々に訴えるとともに私たちの演奏を聴いて楽しんでもらえるように演奏しています」と古瀬さん。

 島原署であった贈呈式には部長で商業科2年の古瀬さんと指揮者で情報処理科2年の田浦美早紀さん、顧問の下田雄二教諭が出席。安本眞二署長と大場会長が感謝状と盾を手渡し、来年以降の協力もお願いした。

[2007/10/05:島原新聞]

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くにみ子ども園を認定 - 教育と保育を一体的に -

 教育と保育を一体的に提供する「認定子ども園」が雲仙市国見町に誕生した。9月末に県から認定子ども園「くにみ子ども園」の吉田稔代表に認定書が授与された。

 同園は国見町多比良の認可幼稚園「くにみ幼稚園」と認可保育所「たいら保育園」で構成され、定員は270人。3 - 5歳児に一貫した教育および保育を提供するほか、子育て親子の交流の場の提供と交流促進事業など地域における子育て支援事業を展開。また食育担当者の配置および食育の推進も図る。

 県は昨年10月に認定子ども園制度を開始。県内では佐世保市に次ぎ2か所目、島原半島では初の認定となった。

[2007/10/04:島原新聞]

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箏など和楽器を題材に - 三会中1年が本物を学ぶ -

 三会中(城田忠信校長)の1年生が2日、箏の世界にふれた。和楽器を題材にした授業の一環で、1年生59人のうち音楽選択者九人が取り組んだもの。CDなどで聴くのではなく生の演奏や弾き方といった「本物」を肌身で感じてもらおうと願いをこめた。

 霊丘地区土曜日有効活用事業などで箏演奏の指導をしている島原市下新丁の生田流宮城会鳥山社中、鳥山あささんら二人が座り方や弦の弾き方、音の出し方などについて手ほどきをし、「さくらさくら」と「チューリップ」を練習。絃を弾くつめに卵白を塗って外れにくくする秘訣なども教わった。

 二学期から練習を重ねている九人は校内発表会や地区のイベントで披露する。1年の本石沙也加さんは「箏の音はとてもきれい。先生の指導で小さかった音が大きく出るようになった。練習を頑張って発表したい」と話していた。

[2007/10/04:島原新聞]

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赤い羽根 - 街頭募金…地域の福祉 - みんなで参加

 「地域の福祉、みんなで参加」を全国統一スローガン、「あなたのやさしさを、届けます。」をキャッチフレーズにした赤い羽根共同募金が今年も1日に始まった。県共同募金会島原市支会(会長=吉岡市長)は同日夕方、市内の5か所で街頭募金を行い、計約50人が道行く人に協力を呼びかけたところ、51,821円が集まった。

 同募金で集まった寄付金は市町社会福祉協議会が行う障害者や高齢者などに対する各種在宅福祉サービス事業などに配分されるもの。島原市支会では昨年度、約763万円の募金があり、島原市関係には約451万円の配分があり、一人暮らし高齢者への会食サービスなどに活用されたほか、同市津吹町のおさなご園の学童すくすくクラブに普通ワゴン車「赤い羽根号」115万円の配分も受けた。

 昨年度県内では約2億6848万円の募金があり、目標額に対する達成率は84.4%。本年度は3億1800万円を目標額にし、赤い羽根募金と12月31日までの「歳末たすけあい」募金を展開する。

[2007/10/03:島原新聞]

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記念切手も発売…民営郵政がスタート

 郵政事業が1日、民営化された。旧日本郵政公社は持株会社の日本郵政(株)とその傘下の郵便事業(株)、郵便局(株)、(株)ゆうちょ銀行、(株)かんぽ生命保険の4事業会社に分社化され、新体制で業務をスタートした。

 同公社から引き継がれた郵便事業、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の各社窓口業務は郵便局(株)に委託。このため旧島原郵便局には郵便・貯金・保険の窓口業務を扱う「郵便局(株)島原郵便局」(田上智博局長)と、集配業務を扱う「郵便事業(株)島原支店」(吉岡康弘支店長)の2社が入っている。

 社員数は同局が33人(非常勤含む)、有家と南有馬の両集配センターを含む同支店が142人(同)で従来と変わらないが、民営化に伴う窓口の手続きやコンピュータシステムの変更に対応するため同局でも数か月前から新体制に備え業務訓練を重ねてきた、という。

 新しい郵便局はオレンジ、郵便事業は赤をイメージカラーに設定し、ユニフォームも新調。民営化に伴う会社発足記念切手も発売された。同支店の白武浩美総務課長は「気分一新。今日から民間として頑張ろうという気持ちでみんな張り切っている」と話していた。

 新しい島原郵便局では「新たな業務の習得や民間企業としての収入確保と経費節減に努め、お客様に選んでもらえる元気で明るい局づくり」を目指している。初日、民営化に伴うトラブル等はなかった、という。

[2007/10/02:島原新聞]

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祝!!30万人目に下田さん…布津福祉センター『湯楽里』

 南島原市布津町の温浴施設「布津福祉センター『湯楽里』(ゆらり)」(古賀博志所長)の利用者が1日、平成16年4月のオープン以来、30万人を突破した。30万人目となったのは同市布津町向木場の下田靖浩さん。松島市長が記念品を贈り祝福した。

 下田さんは定休日の火曜日をのぞき週六日利用するほどの常連。現在、不動産会社経営を目標に宅地建物取引主任者の資格取得を目指して長崎市の日建学院に通って日々勉学に励んでおり、ふだんは「勉強疲れの気分転換に - 」と学校が終わった夜に利用するが、この日は偶然にも正午前に訪れ、「ただひたすらビックリです」。

 松島市長は花束や5000円分の利用券、シャンプーセットを手渡し、「勉強を頑張って」とエール。下田さんは「ここは一人でも来やすくて居心地がバッチリ。勉強したあとの肩凝りも解消しますね」と大絶賛だった。

 同施設は旧布津町が建設し、源泉かけ流しの天然温泉百%の布津温泉「健寿の湯」を備える住民らの憩いの場。オープン以来、1日平均で平日は約200人、土日曜日は約700人が訪れており、その多くが島原半島内の住民で、「ひざの痛みがなくなった」などと好評を得ているという。

[2007/10/02:島原新聞]


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