燃える国見、七度目V - 全国高校サッカー選手権大会、強剛八千代と1回戦 -

高校サッカー日本一を決める「第85回全国高校サッカー選手権大会」が30日、東京・国立競技場で開幕する。小嶺忠敏総監督率いる本県代表の国見は31日、柏の葉公園総合競技場で行われる1回戦で千葉県代表の八千代と対戦し今大会をスタート。3年ぶり7度目の優勝を目指す。

年末・年始恒例の大会となっている同選手権は今回も、同競技場を中心に首都圏とその周辺の計9会場で行われる。曉星(東京B) - 滝川第二(兵庫)が対戦する30日のオープニングゲームを皮切りに、31日までに1回戦16試合、来年1月2日に2回戦16試合、3日に3回戦8試合が行なわれ、ベスト8が出そろう。準々決勝4試合は5日行われ、6日の準決勝2試合からから会場を国立競技場に移して開催。8日午後2時5分から同競技場で決勝があり、今年度の高校日本一が決まる。

昭和61年度から21年連続出場を果たしている国見はこれまで、帝京(東京)と並ぶ6度の最多優勝を誇る。平成16年度の高総体優勝を最後に全国制覇を逃し、ことしも新人戦・高総体と無冠に終わったが、冬の選手権にはきっちりと照準を合わせてくるところはさすが国見。県大会も危なげないゲーム展開で代表の座を手にした。

GK・吉田良章選手(3年)を守護神に、ディフェンスでは増田辰三郎(同)、日野竜一選手(同)ら、中盤から前線にかけては小見川知也(2年)、長谷慎司(同)、幸野屋敏行(3年)、与那嶺隆博(同)、主将の田中信也選手(同)らが攻撃の中心になるとみられ、県大会で大活躍した白谷健人選手(2年)の出来もカギを握りそうだ。

「日本のためにも育て上げなければならない選手」という190センチの長身FW・高橋竜之介選手(1年)をワンポイントで起用する可能性を示唆した小嶺総監督。これまでリベロで使ってきたMF・谷川博史選手(2年)も成長著しく、「メドがつけばトップに上げたい」と語る。

一戦一戦を大切に!!自分たちのサッカーで

初戦の相手はサッカー王国・千葉県を勝ち抜いた八千代。選手権ではトップで起用される可能性が高いFW・白谷選手は「動きながら流れの中で点を取りたい。ゴール前の飛び込みなど、持ち味の泥臭いプレーで一戦一戦、チャレンジ精神で日本一を目指したい」と。

主将の田中選手は「八千代は強豪だが、初戦を大切に良い形で勝って流れをつくりたい。国見は伝統あるチーム。自分たちのサッカーをして日本一を目指す」と力強く決意を語った。

「志を立て、耐えて励まん」と常々、礼節・技術の向上を目指し指導。世界に通用する選手の育成を目標に小嶺総監督が鍛え上げた愛弟子たちが全国の晴れ舞台に舞う。

[2006/12/21:島原新聞]

[関連ニュース]
- 21年連続全国大会へ - 国見サッカー島商を下す -
2006/11/5:島原新聞
- 小嶺監督カボチャテレビ入り!! - スポーツ&文化の連携、社外取締役として強力支援 -
2006/12/11:島原新聞

[関連サイト]
- 長崎県立国見高等学校

<< Home
島原新聞
F-Secure 優待販売
広告募集
ニュース検索

ニュースアーカイブ

ブログパーツ
| ホーム | カボチャテレビ | しまばらTV | みどころ | 宿泊マップ | イベント | リンク | ショッピング | 履正不畏 | 問合せ | 運営会社 |
Copyright © 2006 Cabletelevision shimabara. All rights reserved. counter