国見中(女子)が初優勝…伊達杯ソフトテニス大会

 第19回伊達杯九州中学校ソフトテニス選抜大会が6、7の両日、遊学の里くにみテニスコートなどで行われた。

 九州各県の強豪校101チーム(男子62、女子39)が参加して熱戦を繰り広げた結果、男子Aグループは橘中Aが二連覇、女子Aグループは長田中Aが六度目の優勝。島原半島勢では女子Bグループで国見中Bが初優勝に輝いた。成績は次の通り。

△男子Aグループ=1.橘中A 2.国見中A 3.吾妻中A、大村中A
△同Bグループ=1.諫早中B 2.橘中B 3.諫早中C、喜々津中B
△女子Aグループ=1.長田中A 2.深江中A 3.郡中A、布津中A
△同Bグループ=1.国見中B 2.玖島中B 3.郡中B、江北中

[2008/12/11:島原新聞]

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独自のエコ活動を地域へ…国見高オリジナルマイバッグ、1000個制作して配布

 国見高(青木英明校長)の学校所在の旧部落名にちなんだ文化祭「第42回星原(ほしわら)祭」が10月31日に行われ、レジ袋の代わりに買い物時に使ってもらうオリジナルのマイバッグが登場した。学校ぐるみで省エネ活動「E‐COST」に取り組む同校が独自のエコロジー活動の一環として、地域住民らに配布し、地域への普及を図る。

 青、緑、ピンクの3色のナイロン製バッグは縦35センチ、横30センチで、交通安全に配慮した反射材で「KuNiMi」の文字やサッカーボールと地球を組み合わせたイラストをプリント。3年でサッカー部員の木下昴士郎君が「国見から環境活動を発信しよう」と、「Ku=工夫して」、「Ni=人間(仲間)が増えて」、「Mi=(省エネ活動が)未来につながるように」と願いを込めてデザインした。

 バッグは1千個制作し、全生徒と教職員に配布したほか、文化祭ではスタンプラリーを行い、サッカーの選手数にちなんで11個スタンプを集めた住民にもプレゼント。11月の独自の「環境週間」中または12月上旬に、近隣のスーパー3店舗で生徒らが「エコ活動署名」運動を展開し、家庭での電気使用量を削減するなど身近な地球温暖化防止活動に取り組むことを誓った市民先着300人にバッグを無料で配布する。

 一連の活動は、環境問題に関する県民のステップアップ運動を県が採択する平成20年度「+(プラス)エコ運動」の地域モデル事業(10事業)に選ばれており、E‐COSTの中心メンバー「環境づくり事務局」の生徒11人や教職員が中心となり、「エコを進めるみんなの手 手に手にバッグ マイバッグ」と命名して取り組み、学校のみならず地域への波及も図る。

 署名活動などを展開する環境づくり事務局で2年の横田真央さんと中島汐理さんは「マイバッグを通じて活動を地域に広げてゆきたい」と語った。

[2008/11/1:島原新聞]

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島商と国見がベスト4…全国高校サッカー県大会

 第87回全国高校サッカー選手権大会の県大会が始まり、4日目26日は準々決勝4試合が雲仙市の国見総合運動公園多目的芝生広場などで行われ、島原商や国見などがベスト4進出を果たした。

 18日開幕した今大会には24チームが出場。連覇を狙う昨年の覇者・島原商は今大会2日目の25日から登場し大村に3 - 1、続く準々決勝も長崎工に5 - 1と圧勝し勢いに乗る。

 一方、連覇が昨年途絶えリベンジに燃える国見は25日の初戦で瓊浦を3 - 0、準々決勝は波佐見を2 - 0で退け、ともにベスト4進出を決めた。

 準決勝は11月3日、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で行われる。第1試合は海星 - 島原商で正午、第2試合は国見 - 長崎日大で午後2時キックオフ。

[2008/10/28:島原新聞]

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日本の教育現場を視察…米国の教員が国見中訪問

 アメリカの各州から選抜された初等・中等教育機関の教員ら16人が20日から雲仙市を訪れて教育現場の視察などを行っている。23日は国見中を訪れ、書道などの授業を通じて生徒らと交流を図った。

 戦後に始まったフルブライト交流計画の創立50周年を記念して1996年4月に当時のクリントン大統領と橋本首相との首脳会談において日米の人的交流の促進と友好、相互理解を深めることを目的とした「日本フルブライトメモリアル基金」(JFMF)が設立されたのちに始まった教員招へいプログラム。

 プログラムでは教育制度や政治、経済、文化などについて学び、帰国後は日本での体験を自らの教育に活かすなどフィードバックする。年間320~600人を招へいし、2007年までに通算6千人以上が参加したそうで、今回は計160人が来日し、10か所に分かれて各種プログラムに参加。14~30日の15日間の日程のうち20~27日の7日間を同市で過ごすことになっており、20日には教育長表敬訪問や市内視察を行い、22日には愛野小、22日には小浜高を訪問し、25、26日には市内外在住の教員宅へのホームステイにも取り組む。

 この日、午前9時前から国見中を訪れたアメリカ人教員らは生徒らによる太鼓の演奏や剣道の披露などで歓迎を受けたあと、授業見学や書道体験などに取り組み、英語で話しかけるなどコミュニケーションを図ったり一緒に写真におさまったりして交流を図る生徒たち。

 アリゾナ州で小学校高学年の教育や新任教員の指導にあたるダニエル・エルブさんは「生徒たちは才能が豊かで自ら動くという姿勢があり、学校教育がすばらしい成果をあげていると感じた。また敬意を払ってくれるとともにフレンドリーであり、その姿勢が心に響いた」と好印象。自国では人間性を高めるための道徳の一環で読書の指導を行っているそうで、「日本で見聞きしたことを心の成長に役立てたい。何より生徒たちの姿が生きた教材になるはず」と話していた。

[2008/10/24:島原新聞]

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地元の風土や協力に感謝…15年続く『国際ワークキャンプ』、茶道や精霊流しなども体験

 韓国やドイツ、イタリアなど国内外の大学生など13人が4日から雲仙市国見町を訪れ、地元の子どもや住民とふれあっている。旧国見町時代から15年連続で実施されている「国際ワークキャンプIN KUNIMI」。夏の風物詩として定着している。

 日本や東アジアで国際ワークキャンプを展開するNPO法人NICE(Never - Ending International WorkCampus Exchange)の事業で、雲仙市社会福祉協議会が主催。今夏は同市を含め約50か所で実施されているという。NICE職員の沖野道子さんによると、同町は地元の受け入れ体制が整い、国際交流に対する積極的姿勢があり、1度参加した学生が再びキャンプ地に選ぶこともあるそうで、これほど長く継続実施されるのは珍しいという。

 韓国の明知(ミュンジー)大学3年のホン・ソンジンさんは視野を広げ日本の文化や日本語を学ぶとともに「異国の地方に魅力を感じた」と同町でのキャンプを選んだ。「穏やかな風景と親切な人柄を備えたピースフルなまち」と好印象をもち、「キャンプを通じて、そういった温かい心を学びたいですね」とほほ笑んだ。

 6、7日は同町総合福祉センターで、各種活動を通じてボランティア精神を育む「ボランティア少年少女探偵団」の国見中3年の安部朝美さんら地元の小中学生など9人との交流会があった。

 はじめは緊張した子どもらは自己紹介をし、学生から「ダンケ(ありがとう)」などのドイツ語やイタリア語、イスラエル語などを学んだあと、高さ約2メートルの六角形提灯づくりに挑戦。日本語や外国語を交えて徐々に打ち解けながら、灯ろうの部品となる長さ2メートル・幅80センチの和紙に好きな絵を描くなど一緒に取り組んでいた。

 学生らは同センターに宿泊したり同町内の家庭にホームステイしたりしながら17日まで滞在。茶道などの日本文化に親しみ、福祉体験や同町神代小路の清掃、精霊船の制作や精霊流しなども体験する。

[2008/08/08:島原新聞]

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有明フェリー就航50周年…記念式典さらなる発展を祈念

 昭和33年4月に雲仙市国見町の多比良港~熊本県の長洲港間で有明フェリーの運航を始めた有明海自動車航送船組合(管理者=元重雅博氏)の就航50周年記念式典が28日、国見町文化会館まほろばで盛大に開催され、両県や国、地元市の関係者など約180人が出席し、さらなる発展を祈念した。

 昭和31年9月に両県をはじめ九州中南部の社会的、文化的および経済交流の活性化を目指して一部事務組合として設立し、1年半あまりの準備期間を経て昭和33年4月に有明海を最短距離の14キロで結ぶ運航事業をスタート。

 就航当時はまだ自動車も普及していない時代で、初年度の輸送車両は約2万3千台と少なかったが、その後は「マイカー時代」の到来とともに利用客も伸び、昭和63年度にはピークとなる輸送台数84万5千台を記録。半世紀にわたる利用者は延べ約6600万人にのぼり、車両は延べ約2300万台を輸送した。現在フェリー3隻を運行し、船旅ではエサやりなどカモメとのふれあいも楽しめる。

 式典は、プロとして活躍し、この日「サントリー地域文化賞」を受賞した瑞穂町の勤労障がい者長崎打楽団「瑞宝太鼓」の勇壮なバチさばきで開幕し、関係者による2個のクス玉割りで50周年を祝福するとともに、次の50周年に向け、さらなる発展を祈念。

 元重氏は「半世紀を迎えることができたのは、地元の関係機関のご協力とお客様の多大なるご理解があったからこそ。今日を機にさらなる使命と責務を認識し、安全性、利便性、経済性とともに快適さを追求しながら地元の活性化に尽くし、100年に向け職員一同努めてゆきたい」とあいさつを述べ、来賓の金子原二郎、蒲島郁夫両県知事が祝辞をおくったあと、スクリーンに映し出された映像で50年の歩みを振り返っていた。

[2008/07/30:島原新聞]

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1日に100キロリットルを処理…神代にグリーンハット環境センター

 雲仙、島原両市で構成する南高北部環境衛生組合(管理者=奥村雲仙市長)が雲仙市国見町神代に建設していた汚泥再生処理施設「グリーンハット環境センター」が完成し、22日に落成式があった。

 処理区域は国見、瑞穂、吾妻、愛野町と有明町で、対象人口は4万1291人(今年3月末現在)。延べ床面積4630平方メートルの施設は処理棟や管理棟などからなり、し尿や浄化槽汚泥、下水汚泥など1日に100キロリットルを処理できる。有明海の環境負荷軽減と資源の再利用が特徴で、し尿などの主成分の窒素などを効率的に除去して滅菌処理したのちに海へ放流するとともに、余った汚泥は発酵させて堆肥を製造し区域内の農家などに無料で配布する。

 旧町時代の昭和38年に組織した組合の処理施設としては3代目だそうで、モダンな外観の屋根が緑色であることから命名。施設の老朽化や廃棄物の再資源化などの点から平成17年度から3か年で整備を進めてきたもので、総事業費は国の循環型社会形成推進交付金約8億8500万円や地方債約24億200万円など計約36億1800万円。(株)東和テクノロジー(福岡市)が設計監理、クボタ環境サービス?(兵庫県)が設計・施工した。

 落成式には市や県など関係者約40人が出席し、奥村市長らのあいさつに続きテープカットをして祝った。堆肥などの問い合わせはグリーンハット環境センターへ。

[2008/04/23:島原新聞]

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神代の小路遺跡を発掘調査…江戸時代の日用品など出土

 2005年、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された雲仙市国見町の「神代小路」で3月、同市教育委員会が発掘調査を実施。江戸時代の水路跡と同所に廃毀された陶磁器やガラス瓶、下駄や箸など当時の生活を物語る日用品の破片が出土した。

 調査(試掘)したのは旧国見繊維?跡地の、約60平方メートル。同所は戦後昭和22年、神代中学校が創設されたとき、グラウンドとして造成された場所。明治五年の字図や1852年の絵図によると、「水路」が通っていた。国見町が同所を買い取った平成13年、試掘調査をして水路の一部が発見されたため、今回、延長部分を確認するため調査を行なった。

 発掘は3月10日から23日まで実施。結果、石積みの護岸に囲まれた幅約四?の水路を確認。護岸は、石組みで3~4段あり、「改修の痕跡もみられた」。また、水路の中から江戸時代から昭和初期の茶碗、皿、火鉢、ガラス瓶等の遺物が出土。戦前まで水路として利用されていたことが判明した。

 陶磁器は「肥前」産の、おもに18世紀以降の染付け磁器を中心に、赤絵や青磁、唐津系も一部混入。「染付け」の中には繊細な絵付けがなされたものがあり、家老屋敷にふさわしい趣きがある。青磁は草花紋が浮き彫りされた鉢、耳付きの花瓶(いずれも破片)で、波佐見町井石郷の「長田山窯(1690~1740年)」産と見られている。ガラス類では、明治時代の「赤玉ポートワイン」のビン、「ロート製薬」の目薬入れ小ビンなどもあった。

 発掘調査を担当した同市教育委員会生涯学習課主査・辻田直人氏(学芸員)は、「絵図面通りの、江戸時代からの水路がそのまま(地下に)あることが分かった。神代小路地区は国の重要伝統的建造物群保存地区として整備が進められているので、審議委員会に資料を提出し、今後の整備事業に生かしていきたい」と話している。

 出土資料は現在、隣接する歴史民俗資料館(埋蔵文化財整理室)で整理作業が行なわれている。

[2008/04/18:島原新聞]

■関連サイト
-国見町神代小路歴史文化公園・鍋島邸 / ながさき旅ネット

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春本番!潮干狩り賑わう…神代地先・家族連れなど一心不乱、今年のアサリはやや太め


 春本番を迎えて島原半島沿岸にアサリ貝の潮干狩りシーズンが到来。うち雲仙市国見町神代地先では晴天に恵まれた3日、市内外から多くの家族連れなどが繰り出した。

 神代、土黒両漁協がこのほど合併した国見漁協の田村正孝副組合長によれば、例年9、10月に約33トンの稚貝を放流し育てているもので、昨秋に放流した稚貝は例年より「やや太め」だという。

 毎年、県内をはじめ佐賀県などからも訪れるそうで、この日も市内や島原市、長崎市などから来た家族連れでにぎわい、一心不乱にクマデで砂を掘ってアサリを見つけてはバケツなどに入れていった。

 同漁協では数年前からホタテ養殖にも取り組んでおり、1キロ1千円で販売している。潮干狩りの一般開放の第2回目となる今回は9日まで。3回目は16~23日、4回目が5月1~8日。大人1千円、小中学生500円。

 潮の関係により場所が若干異なるため、問い合わせは国見漁協本所(TEL:78-2834)へ。同漁協土黒支所や瑞穂漁協でも同様に一般開放を実施している。

[2008/04/04:島原新聞]

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神代小路に案内板…緋寒桜は昨年よりきれい


 緋寒桜の名所として知られる雲仙市国見町神代の旧鍋島家住宅(通称「鍋島邸」)は昨年6月、国の重要文化財に指定され、それ以前、神代小路のまちなみも国の伝統的建造物群保存地区に指定された。そんな経緯もあってか、同邸の緋寒桜は「去年よりずっと、きれいになった」。

 例年、いまごろ満開になるのに、今年はまだ三分咲き。連日押し寄せるツアー客をはじめ近遠の観光客らを前に、「はにかみ」がちだ。

 そんな中、同小路のまちなみと、歴史空間を散策する「緋寒桜の郷あるき」が今月17日、「緋寒桜の郷まつり」の一環として開かれた。同邸庭園での茶席「野点て」や、特設ステージでのオカリナ、ブラスバンド、和太鼓等の演奏。夜は同小路に灯りをともし、胡弓、尺八、琴、三味線などのライトアップコンサートで至福のひとときを演出した。

 また同日、財団法人十八銀行社会開発基金によって設置された案内看板の除幕式が午後1時半からあり、宮原泰治郎十八銀行常務執行役、奥村新太郎雲仙市長らも来路。宮原氏は「神代小路は、まちなみと情緒ゆたかなところ。歴史公園として整備する計画に私どもも賛同、(助成)寄贈を決定した。観光客はもとより、地元住民にも、さらに関心を持っていただく一助になれば幸いです」とあいさつ。奥村市長は「(案内板は)和瓦付きの、当地の景観にマッチする造り。案内役を果たしてくれるものと期待します。これから全国に誇れるまちづくりをすすめていきたい」と謝辞を述べた。

[2008/02/20:島原新聞]

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くにみ子ども園を認定 - 教育と保育を一体的に -

 教育と保育を一体的に提供する「認定子ども園」が雲仙市国見町に誕生した。9月末に県から認定子ども園「くにみ子ども園」の吉田稔代表に認定書が授与された。

 同園は国見町多比良の認可幼稚園「くにみ幼稚園」と認可保育所「たいら保育園」で構成され、定員は270人。3 - 5歳児に一貫した教育および保育を提供するほか、子育て親子の交流の場の提供と交流促進事業など地域における子育て支援事業を展開。また食育担当者の配置および食育の推進も図る。

 県は昨年10月に認定子ども園制度を開始。県内では佐世保市に次ぎ2か所目、島原半島では初の認定となった。

[2007/10/04:島原新聞]

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国際ワークキャンプ in KUNIMI …6か国から学生が13人、茶道・書道・華道なども体験

 雲仙市国見町で3日、外国人学生らがボランティア活動などを通じて市民らと交流を図る「国際ワークキャンプIN KUNIMI」が始まった。韓国やフィンランド、スペイン、エストニア、フランス、日本を含め六カ国の学生13人が16日まで地元住民らと一緒に福祉体験やボランティア活動などに取り組む。

 外国の大学生との共同ワークやホームステイなどの交流を通じ外国への理解を深めるとともに、国際交流の輪を広げることを目的に同市社会福祉協議会が主催し、旧国見町社協時代から12年連続開催。

 日本や東アジアで国際ワークキャンプを展開する民間非営利団体「NICE」(Never-Ending International WorkCampus Exchange)が発したワークキャンプ開催情報を得て学生らは自ら希望する開催地に赴いたもので、同市以外にも日本各地で同様のワークキャンプが行われている。

 4日は国見町総合福祉センターで、「日本文化に親しむ」と題して茶道や書道、華道を体験。書道などを教える市民の手ほどきを受けながら筆を走らせたり、生花を生けたり。茶道では自ら茶をたてて「お点前」も体験し、「和敬 静寂」という?茶道の心?も学んだ。

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国見が3年ぶり18回目 - 県高総体サッカーで優勝 -

 本年度の県高総体サッカー競技は8日、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で決勝が行われ、地元期待の国見が再延長戦の末、3-2で長崎日大を破り、3年ぶり18回目の優勝を決めた。

 前半1-1、後半1-1で延長戦も0-0。再延長戦で1-0とし、苦しみながら国見が最後は底力で勝利を収めた。国見の得点者は1点目が長谷慎司選手(3年)、2点目が小見川知也選手(同)、3点目が白谷健人選手(同)。

[2007/06/09:島原新聞]

長崎県立国見高等学校

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民間の補助で、完成祝う - ふれあい工房「野の花風館」 -

 雲仙市国見町多比良のグリーンロード沿いに完成した社会福祉法人ふれあい工房野の花(野島九三男理事長)の新しい活動拠点「野の花風館」の完成を祝う催しが25日、同館であった。

 ふれあい工房野の花は平成10年、精神保健福祉地域活動所として創設され、障害者たちが地域でふれあい、「普通に生きれる」場を支援者らとともに模索してきた。その間、小規模通所授産施設の法人認可を目指したものの、国の施策の変化(障害者自立支援法の制定施行)に伴い、法人認可が得られないまま推移。「財政的にも圧迫される」中、昨年夏、民間補助により新たな拠点施設「野の花風館」は建設できたが、「方針変更」を余儀なくされた。

 新拠点「野の花風館」が完成して、すでに1年。開所式が今になったのはその間の苦しい事情を物語っているが、野島理事長は冒頭のあいさつで、これまでの経緯を説明。「地域でどうすれば活動が継続できるのか、この1年考え続け、新たな取り組みも種々試行してきた。地域の一住民として - を基本に、今までの活動にプラスアルファーして、みなさん方と一緒に力を合わせてやっていくしかない。この地域から福祉の風を吹かせたい」と、その思いを述べた。

 また、職員らも「自分たち(自身)が持っている偏見を取り除く(ための)勉強をやっていきたい」。「これまでしてきた陶芸や料理、レクレーションなどはもとより、いま新たに味コンブ作りに励んでいる。通えない人たちにも気配りしながら、和やかにやっていきたい」。家族会のメンバーは「風館ができてから、活動が広がった。島原コンブの加工品作りで少しでも工賃が稼げるよう、仲間を増やし、一層おいしいものを作っていきたい」。「コンブを作り、食べて元気を出したい」などと今の心境を語った。

 これに対し来賓を代表して岡本直紀県南保健所所長と小川龍二雲仙市福祉事務所長が祝いの言葉を贈り、激励。野島理事長は、施設建設で奉仕的仕事をしてくれた織田建設有限会社の織田親宏代表取締役に感謝状を贈り、謝意を伝えた。

 このあと、鳥山あささん(島原市在住)らが琴で「花」(滝廉太郎作曲)と「友だち」を演奏。参加者全員で会食をし、同館の地域活動支援センターとしてのスタートを祝った。

[2007/05/26:島原新聞]

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