「初市大鍋」に行列ずらり…やっと晴天に恵まれ人出どっと

 城下町・島原市に春の訪れを告げる「しまばら初市」は7日、やっと晴天に恵まれ多くの人出でにぎわった。今年初の取り組みとして直径約1メートルの大鍋3個で500食を仕込んだ「初市大鍋」には行列がずらり。大鍋はきょう8日正午からも500食が無料でふるまわれ、午前10時からは「ステージイベント」で盛り上げる。

 霊丘公園中央付近に設けられた特設舞台では島農太鼓愛好会や舞岳太鼓の勇壮なバチさばきをはじめフラダンスグループや保育園児などが演舞を披露するステージイベントが繰り広げられ、コミュニティーラジオ局FMしまばらもテントのサテライトスタジオを設けて会場の雰囲気をお茶の間へ。

 島原産の白菜や大根など野菜や鶏つみれなどが盛りだくさんのアツアツの味噌味ちゃんこの「初市大鍋」は正午前から行列ができ、ミス島原の白須久美子さんらから器を受け取った来客はしきりに舌鼓を打っていた。

 江戸時代初期の1618年に島原藩主の松倉重政が島原城築城の際に各地から集めた労働者のために近郊の商人や農・漁民らが大手門前の広場で物々交換の市を開いたのが始まりとされ、約390年の歴史をもつ初市。

 島原初市振興会(大場正文会長)の主催で今年は10日まで開催され、植木や農具、刃物、陶器や食べ物などの露店約190軒が立ち並ぶ。午前9時~午後7時まで(日曜日は午後8時まで)。駐車場は霊南埋立地などへ。

[2009/3/8:島原新聞]

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