思い出を胸に33人巣立つ…いち早く島原中央高卒業式

 島原中央高(古瀬正昭校長)ではいち早く27日、第43回卒業証書授与式が行われ、33人が3年間学び親しんだ学び舎をあとにした。

 1、2年生102人と保護者や来賓らが見守るなか卒業生が入場。3年1、2組の3コースの代表3人に卒業証書を手渡した古瀬校長は「3年間の学業や部活動、生徒会活動などを通じて社会に必要な心構えを学んだことだろう。それは各自の努力のたまものであり、ご家族の愛情と激励、地域社会の温かさがあったからこそ。これから歩む道は順風満帆ではないだろうが、自身の判断と決断により行動し、それぞれの人生で大輪の花を咲かせてほしい」などと、はなむけの言葉 - 。

 横田市長の祝辞に続き、在校生代表で2年の永田孝平君が「先輩方はいま卒業の喜びと新生活への期待と不安でいっぱいでしょう。3年間で育んできた校訓『純朴剛健』と三愛三徳の精神を忘れずに自分を信じて頑張って下さい」などと送辞を述べ、卒業生代表の藤原剣太君は3年間の思い出を振り返りながら「それぞれの道を歩むが、ここはゴールではなく、あらたなスタート。困難に当たったら高校生活を思い出して立ち向かってゆきたい。3年間過ごせたことが幸せであり、多くの励ましとサポートがあったからこそ卒業できたことに感謝したい」などと涙ながらに答辞。

 卒業生全員で「蛍の光」と最後となる校歌を斉唱し、保護者らの拍手に包まれながら会場をあとにした。

 なお13人が進学し、4人が公務員、11人が県内外の企業に就職するなど卒業生全員の進路は決まっている。

[2009/2/28:島原新聞]

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今年に入り3人死亡…急務!!交通事故対策

 1月21日に歩行者が亡くなる交通死亡事故が発生した南島原市有家町山川の県道雲仙有家線で2月26日、南島原署などは現場診断を行い、事故防止対策などを図った。

 1月の事故は午後7時ごろ40歳代女性が運転する軽乗用車が道路を歩いていた女性(当時85歳)に衝突し、全身打撲などにより亡くなったもの。市内では今年に入り2月25日にも西有家町と加津佐町の国道251号で2件の死亡事故が発生し、3人が亡くなっており、交通事故防止対策が求められている。

 道路管理者の県土木部や島原振興局、市、地元自治会や老人会、県警本部交通企画課などから15人が参加して黙とうをささげたあと、実際に道路状況などを確認。▽高齢者が外出時に装着する反射材の配布▽路側帯が狭く高齢者や児童にとって危険なため整備 - が必要などの意見が出たほか、ドライバーに減速を促すラインを道路に引くなどの措置をとるなどの対策を協議することに。

 また県警本部交通企画課によると、2月25日には佐世保市でも死亡事故が発生しており、1日に3件の死亡事故が発生するのは平成16年9月以来約5年ぶりという。今年の県内の交通事故による死亡者は10人と前年同時期の5人を大幅に上回っており、深刻な状況に。県警では、夜間走行時に歩行者などに気づくためのハイビーム運動を推進するなど交通事故防止を呼びかけている。

[2009/2/27:島原新聞]

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南島原市が県内でいち早く…定額給付金の申請書を発送

 南島原市は26日、県内でもっとも早く定額給付金と子育て応援特別手当の申請書を世帯主に向け発送した。基準日の1日時点で市内の給付金支給対象者は1万9207世帯・5万4213人で、総額約8億5580万円。国の関連法案成立後、平成20年度内に給付することを目指す。

 給付金の申請は3月4日から9月4日まで郵送と各総合支所で受け付け、3月4~17日は市内の総合支所など8か所で集中受付を行い、4月末まではホットライン(TEL82-3792)も設置して対応。支給方法は銀行など口座振込を基本とし、病気などで申請が困難な人への対応も検討する。

 西有家町のあけぼの会館であった発送式で、松島市長が申請書の入った段ボール箱を郵便事業?島原支店の吉岡康弘支店長に手渡し、「より多くの市民の方々に年度内に給付できるよう取り組むとともに、ひまわり商品券により消費者の購買意欲の拡大と商工業の活性化を期待したい」とあいさつ。14箱を乗せた第一便の車両は午後1時前に出発した。

 発送した封筒には市商工会が発行する地元消費促進のためのプレミアム商品券「市ひまわり商品券」の引換券も同封された。500円券22枚つづりの1万1千円分を1万円で購入でき登録店舗で利用できるもので、引換券と交換に市商工会の8支所で4月1日から販売を開始する予定。

[2009/2/27:島原新聞]



[2009/2/27:カボチャテレビ]

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来月14日から…島鉄ダイヤ改正

 島原鉄道(株)は24日、来月14日から実施するダイヤ改正について発表した。

 鉄道は諫早駅~島原外港駅(南島原駅)の運転本数に増減はないが、南島原駅~島原外港駅間で上り3本と下り4本、延長運転する。また、諫早駅?本諫早駅間を上下1本増便するほか、急行列車(1両運転のみ)がワンマン運転になる。

 バスは[1]諫早駅前~多比良港~島原港の系統=島原方面行きを3便減(現行12便を9便へ)、諫早方面行きを2便減(現行12便を10便へ)[2]島原駅前~雲仙の系統=雲仙方面行きを1便増(現行9便を10便へ)、島原駅前行きを3便増(現行8便を11便へ)[3]諫早駅前~小浜~雲仙の系統=雲仙方面行きを1便増(現行10便を11便へ)- となる。問い合わせは同社営業部鉄道課・自動車課へ。

[2009/2/25:島原新聞]

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みずほカキ焼きまつり…雲仙牛やアサリなども

 雲仙市瑞穂町のみずほすこやかランドで3月1日午前9時~午後3時、「みずほカキ焼きまつり」(瑞穂漁業協同組合主催)が開催される。雨天実施。

 「雲仙ブランド」認定のカキなどを市内外に広くPRし水産資源の消費や普及を推進するのが目的で、併せて地元産の農畜産物も販売し、市の農林水産業の活性化を図り生産者と消費者の交流の場をつくり地域の発展につなげるもの。

 1キロ500円の特別か克でカキの販売をはじめ試食やカキ焼きコーナー、カキ3キロ以上買った人には1キロをサービス。カキ汁500食限定の無料サービスやアサリ、ホタテの販売もあるほか、直売所「みずほの郷」の野菜やイチゴの販売、雲仙牛の販売や試食コーナー、牛乳200パックやヨーグルト200個の無料配布も。午後1時からイベントとして和太鼓「吾魂」の演奏がある。

[2009/2/25:島原新聞]

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次は世界ジオパーク加盟へ…日本ジオパーク認定証授与

 「日本ジオパーク」に認定された「島原半島ジオパーク」など7地域に対する認定証の授与式が日本ジオパーク記念式典(20日・東京大学)であり、審査機関の日本ジオパーク委員会の尾池和夫委員長(京都大総長)から半島3市や県などで組織する島原半島ジオパーク推進連絡協議会(会長=横田島原市長)に認定証が手渡された。

 同協議会の横田、奥村、松島各市長らが23日、島原市役所で報告会見を開き認定証を披露。各市長は「3市スクラムを組んで半島の活性化につなげてゆきたい」などと述べ、世界遺産への登録を目指す取り組みや雲仙・天草の広域観光圏整備計画と組み合わせたさらなる地域振興に期待を込めたほか、横田市長は▽市民や県民への積極的なPR▽宿泊体験型ツアーの整備▽酒などジオパークにちなんだ土産品の開発 - などの方針を打ち出し、次の段階の「世界ジオパーク」認定に向け意欲を示した。

 ジオパークは活断層や火山現象跡など貴重な地質遺産を含む自然公園の一種で、地質遺産の保全のほか観光や教育などにも活用できる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が支援する世界ジオパークネットワーク(GGN)が世界各国の候補地を審査し「世界ジオパーク」として加盟を認めることに。中国やヨーロッパなど世界に58か所あるが、日本にはまだなく、日本ジオパーク認定はGGN加盟の第一段階。

 GGN加盟に向け島原半島、洞爺湖有珠山、糸魚川(いといがわ)の国内3地域が昨年12月に加盟申請をしており、今夏ごろまでに現地調査が予定されており、年末までには日本初の世界ジオパークが誕生する見込み。

[2009/2/24:島原新聞]

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『ジオパーク認定証』…横田市長の手にしっかり

 日本ジオパーク記念式典が20日、東京大学理学部の小柴ホールで開かれ、待望久しかった「認定証」が、尾池和夫・同委員会委員長の手から横田修一郎・島原市長の手にしっかりと手渡された。

 式典には地元協議会としての立場から吉田(雲仙市)、岩本(南島原市)の両副市長も列席。横田会長(島原市長)とともに壇上に上がって喜びを分かち合った。

 ジオパークはユネスコが進めている「地質遺産」構想。これまではヨーロッパ大陸を中心に認定作業が進められてきたが、今回新たに日本が参加することによってワールドワイドな取り組みに発展する。

 一方、観光振興面でも期待する声が大きく、JTB出身の舩山龍二・日本ツーリズム産業団体連合会会長が来賓を代表して「我々とともに新たな旅の創造を目指そう」と祝辞を述べた。
 ユネスコによる正式な認定は今秋にも予定されている、という。

[2009/2/21:島原新聞]

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一般会計273億6千5百万円…南島原市新年度予算案

 南島原市は18日、24日開会の市議会定例会に提案する議案を発表した。条例関係14件、本年度補正予算案11件、新年度当初予算案8件、その他11件の計44件を予定している。

 平成21年度一般会計当初予算案は総額約273億6500万円で、前年度と比べ5.4%の増だが、合併振興基金積立金を今回は当初予算案にすべて盛り込んだため、その増額分12億円を除いた実質的な伸びは0.8%となる。特別会計予算案は113億5500万円で10.1%の減。

 一般会計当初予算案に盛り込まれた主な事業を示すと、世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」関係では原城跡・日野江城跡・吉利支丹墓碑の「構成3資産整備事業」として1173万円を計上。同資産の中長期的な整備事業を実施するための整備計画を策定する。また、福岡をターゲットとした「観光ルート整備事業」として173万円を計上。3資産を中心に他地区のキリスト教関連遺産等を巡るモニターツアーを新たに実施する。

 そうめんや農水産物を南島原ブランドとして認定し他産地との差別化を図る「南島原市ブランド化推進事業」(8万円)、住民を対象とした「防災訓練事業」(30万円)など新規事業は計7件。

 一方、事業を見直し必要なところに予算を増額した拡充事業は計33件。主なものは▽情報発信強化事業(ひまわり観光協会運営費助成1180万円)▽地域物産販売支援事業(地元の地域資源産品等を利用した商品開発と販売支援1550万円)▽強い農業づくり交付金事業(低コスト耐候性ハウス施設と畜産物加工場等整備補助1億4000万円)▽農業後継者育成事業(結婚対策を検討実践する組織を設立し運営活動への助成320万円)▽農業用施設等整備支援事業(農業者の高齢化のもとで国・県の補助事業にのりにくい事業を単独実施1億3700万円)▽育児教室・両親学級開催事業(新規事業の親育ち講座も含め630万円)▽妊婦・乳幼児健康診査事業(妊婦一般検診の公費負担を5回から14回に拡充4000万円)▽特別支援教育推進事業(障害がある子どもの状況に応じる助手を4人から8人に倍増920万円)▽防災行政無線設備整備事業(デジタル化と再編整備1億4700万円)など。

 バス路線がない市内8地区の交通空白地帯で乗合タクシー実証実験等を行う「公共交通体系整備事業」に4000万円、中学校校舎の耐震補強工事にも本格的に取り組むため「中学校施設改修・耐震補強事業」として5億8600万円を計上した。自治会の活動に対し補助する「協働のまちづくり自治会活動支援事業」(5900万円)も引き続き実施する。

 一方、組織改編では現行2課2班体制の総合支所を4月から1課1班体制の「支所」とし、さらに来年4月からは堂崎出張所を廃止する予定だ。

 昨今の厳しい経済情勢から「積極的に地方の景気浮揚をやりたい」という松島市長。新年度一般会計当初予算案が実質的に0.8%微増の中で、人件費・物件費・繰出金の大幅削減により投資的経費を23.3%伸ばした。

[2009/2/20:島原新聞]

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「安中梅林」復活の芽吹き…被災地にほのかな梅の香り

 島原市安中地区の水無川導流堤左岸(北側)沿いに梅の花がちらほら。雲仙・普賢岳噴火災害前に梅の名所として知られていた「安中梅林」を復活させようという地区住民の思いが徐々に芽吹いているかのよう。

 NPO法人島原普賢会と安中地区まちづくり推進協議会による「花いっぱい・梅いっぱい・夢いっぱい」運動で、噴火災害被災地に梅の若木を植樹し、手入れを行っている。これまでに島原五小の6年生が卒業記念として植えてきたほか、在京しまばら会が設立15周年記念植樹などで協力してきた。

 平成12年春から平成20年春までに国道251号から国道57号までの間に植えられたのは計約700本。いま広域農道の高架下付近にある高さ約3メートルの白梅の花が咲き、ほのかな香りを漂わせている。

 梅の植樹とともにふるさとを思う気持ちも育む同運動は今年も3月4日、卒業を控えた6年生約70人が参加して行われる予定だ。

[2009/2/20:島原新聞]

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市民ボランティアを育成…火山との共生推進協議会

 2007年11月に島原市で開催された第5回火山都市国際会議島原大会(COV5)の成果を後世に活かそうと発足した「火山との共生推進協議会」(会長=金子副市長)は14日、市民ボランティア育成事業として研修会を実施し、参加した市民らが地形変動や火山現象跡の残る島原半島内のジオサイト(地質スポット)を巡り、その特徴などを学んだ。

 同推進協は市や市議会、日本火山学会、県島原振興局、雲仙岳災害記念館、島原商工会議所、NPO法人島原普賢会で2008年2月に発足。半島3市が一体となって国内認定第1号を目指している「世界ジオパーク」に関連した事業や火山・防災の啓発や災害の継承、火山・災害の調査研究、市民ボランティアの育成を目指している。

 研修会は、COV5で活動した島原観光ボランティアガイドや語り部ボランティア、外国語ボランティアの市民らの連携を深め地質スポットについて学んでもらおうと、初めて実施。参加者約40人はバス1台に乗り込み、南島原市深江町や西有家町の活断層など見学スポットを巡回。

 うち深江町の広域農道からは活断層を見学し、参加者は講師の県教育センター主事の寺井邦久さんの解説を聞きながら、地形がずれて生じた跡が今なお道路の形状にみられることなどを学ぶとともに、見学スポットが交通量の多い道路から見ることになるため観光客をガイドする際の注意点なども再確認していた。

[2009/2/15:島原新聞]

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島原一中が見事!!優勝…国見中とともに九州大会へ

 本年度の「県中学校サッカー競技新人大会」(兼第22回九州中学校新人大会県予選)の決勝が11日、長崎市のかきどまり運動広場で行われ、島原一中が3-1で国見中を下し優勝した。

 地元島原半島から口之津、島原第一、同第二、国見の4チームを含む計20チームが出場し、7、8、11の3日間にわたる決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。

 2回戦から出場した島原一中は初戦で大野に4-1、準々決勝で淵に4-0、準決勝で長崎南山に3-1と快勝。地元勢同士の対決となった国見との決勝も3-1で勝利を収めた。

 優勝した島原一中と準優勝の国見中は3月27~29日、福岡市で開催される九州大会に出場する。

[2009/2/14:島原新聞]

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特産品開発で最優秀賞…島農プロジェクト発表会

 島原農高(龍山不二男校長)の生徒らが日ごろの学習成果を発表する平成20年度校内プロジェクト発表会が10日に行われ、伊藤裕徳君(食品科学科2年)や松本梨奈さん(同科1年)他5人の「島原発!新たな長崎の特産品~フードマイレージの少ないECOな特産品開発~」が最優秀賞に選ばれた。

 食料・生産、環境、文化・生活の3分野で1、2年生の8グループが食品加工や経営・流通などに関する取り組みについて発表。牛乳を煮詰めてつくる古代チーズと言われる「蘇」づくりへの挑戦や県の在来馬「対州馬(たいしゅうば)」の保存活動、食用廃油から精製するBDF(バイオディーゼル燃料)の独自の取り組みなどについて生徒らはスクリーンに映像などを映しながら説明した。

 教員らが審査し、優秀賞には橋本千鶴さん(生活科学科2年)他7人の「ヤギ・ヒツジと共にできるECO活動」と伯川美樹さん(生活福祉科2年)や松尾美里さん(同)他2人の「育つチカラ」を選んだ。発表会は6月に同校で開催される農業クラブ県連大会の校内予選会を兼ねており、最優秀賞と優秀賞の3グループが3部門の学校代表に選ばれた。

[2009/2/14:島原新聞]

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ロボコンや島原土搗唄など…三会中の生徒らが成果披露

 島原市・三会中(増田登校長)の「第6回三會(みえ)中発表会」が10日にあり、1 - 3年生170人が取り組んできた学習成果を発表した。

 平均週2時間程度の総合学習の時間を使い1年間学んできた成果を発表する、旧校名にちなんだ年1回の発表会で、総合学習や選択授業の音楽や体育など14グループが合奏や合唱、ダンスなどを体育館で発表。「郷土コース」の3年生10人は地区住民らで組織する「島原土搗唄保存会」(本多喜代寿会長)から「土搗唄」を学び、太鼓や琴の演奏に合わせて唄と踊りを披露した。

 また、ニワトリの飼育を通じて命の大切さを育んだ島原農高との交流事業で学んだことや1月の創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会に出場した3年生4人の「ショールーム西口」のオリジナルロボット「全自動目玉焼き製造ロボット」などのオリジナルロボットの実演も。増田校長は「発表会で1年間の自身の学びを振り返り、次の学習に活かしてもらえれば」などと話していた。

[2009/2/11:島原新聞]

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小林監督らが技を伝授…Jリーガーサッカー教室

 15日まで雲仙市でキャンプをはっているプロサッカーチームJ1のモンテディオ山形によるサッカー教室が8日、瑞穂町のみずほすこやかランドで開かれ、市内の小中学生約80人が国見町出身の小林伸二監督らプロ選手から技術を学んだ。

 現役Jリーガーとの交流を通じて子どもらの夢を育み、努力することの素晴らしさや目標をもってもらうことなどを目的に開催。島原市出身の木藤健太選手や国見高出身の園田拓也選手ら14人が指導し、サッカーキッズたちは目の前で繰り広げられるリフティングの妙技やハイレベルのボールさばきなどに歓声をあげたほか、選手らも加わって8チームに分かれてミニゲームも体験した。

 他に選手らへの質問コーナーもあった。小林監督は「サッカーを通じて友達が増え、体も丈夫になる。自ら積極的に取り組むことを心がけて楽しんでほしい」などと故郷のサッカー少年らにエールを送っていた。

[2009/2/10:島原新聞]

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高校生の8割強がケータイ…フィルタリングは3割程度

 県教委が県内全ての公立小中学校と県立高校の児童・生徒計15万3776人を対象に平成20年10月中に実施した児童・生徒の携帯電話の利用状況調査で、高校生の9割が自分の携帯電話を持っていることが分かった。

 質問は[1]自分用の携帯電話を持っているか[2]フィルタリングを利用しているか[3]携帯電話などでインターネットやメールを利用しているか - の3項目。[1]は小学生8万2619人のうち7940人(9.6%)、中学生4万2082人のうち1万344人(24.6%)、高校生2万9075人のうち2万5791人(88.7%)が所持していると回答。

 [1]で持っていると答えた児童・生徒を対象にした[3]では小学5、6年生3654人のうち3048人(83.4%)、中学生1万344人のうち9552人(92.3%)、高校生2万5791人のうち2万4530人(95.1%)が利用していると回答。

 また[2]の「フィルタリング」とはアダルトサイトなど有害なサイトへの接続を制限するもので、[1]でケータイを所持している児童・生徒のうち利用しているのは小学5、6年生で1134人(31%)、中学生で3432人(33.2%)、高校生で6241人(24.2%)にとどまった。

[2009/2/7:島原新聞]

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生徒らが学習成果を発表…唯一の総合学科島原翔南高

 島原半島唯一の総合学科高校である島原翔南高(金子修司校長)の第4回総合学科発表会が6日にあり、1~3年生の代表14班が発表。全生徒約400人らが聞き入った。

 同校は島原南高と有馬商高が統合され、県内7校目の総合学科高校として平成17年4月に開校し、体験学習や部活動、ボランティア活動を通じて地域に貢献し、地域に支えられてもいる。同校の総合学科では政治や経済などが世界規模で変動する状況にあって、生徒らが「自ら学び」、「考え」、「行動」する力などを養うとともに、将来の目標に向かい「挑戦する意欲」や「職業観・勤労観」を育む「キャリア教育」を実践している。

 発表会は1年生が「産業社会」と人間における学習成果、2年生がインターンシップなどを通じた「総合的な学習の時間」、3年生が2年間取り組んだ「課題研究」と学年ごとのテーマに沿って研究を重ねてきた内容をスクリーンに映像を映しながら説明。

 うち1年生の松本祐里奈、馬渡由佳、吉田美里さんの班は「ライフプラン」と題して生涯の収入や家族構成などに伴う将来の支出など自身の人生設計を数値化したグラフなどを示しながら、「将来を見据えた職業選びの大切さなどを学んだ」などと感想を述べていた。

[2009/2/7:島原新聞]

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温泉街を彩る「花ぼうろ」…毎週土曜日には花火の宴も

 「花ぼうろ」と親しまれる雲仙の冬の風物詩・霧氷をイメージしたイルミネーションなどで雲仙温泉街を彩る「雲仙灯りの花ぼうろ2009」が1月31日、始まった。2月21日まで約3万個のイルミネーションが国道57号沿いなどを幻想的に輝かせる。

 雲仙温泉街の冬のあらたな魅力アップを図ろうと、2005年から開催し5年目。雲仙・普賢岳噴火を題材にした絵本「くろい山」を動物型イルミネーションで表現した「光の童話」、スタンプ3個を集めると景品をもらえ抽選でペア宿泊券などが当たるスタンプラリーなども。

 このほか◇飲食店でちゃんぽんなどを味わえる「アツアツおもてなし料理」(有料)◇プロガイド「さるふぁ」による「地獄のナイトツアー」(有料)◇雲仙ビードロ美術館で「雲仙灯りの花ぼうろ展」開催(有料) - などと目白押し。

 イルミネーションの点灯は午後5時~午後10時。毎週土曜日午後9時半からは花火を打ち上げる「花火の宴」も。問い合わせは同実行委(雲仙観光協会内 TEL0957-73-2233)へ。

[2009/2/6:島原新聞]

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もう梅がほころぶ…お城・見ごろは2月中旬

 島原市の観光シンボル・島原城の梅がいま3分咲き。晴天に恵まれた2日、福岡などからの女性観光客や犬を連れた老婦など見とれる姿が相次いだ。

 旧島原藩士の家柄の古野家の浄財で整備された「古野梅苑」など城内には紅梅28本と白梅257本が植わっており、枝先に小さな花がいくつも咲き、数多く膨らんだつぼみも出番を待ちかねているかのよう。紅梅が3分咲き、白梅が2分咲きだそうで、例年並の開花状況という。

 見ごろは2月中旬。県内外からの観光客でにぎわうほか、島原城梅林句会の詠み人やお城と梅を撮影する写真愛好家も多く訪れる。

[2009/2/4:島原新聞]

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1万円で1万1000分…南島原もプレミアム商品券

 南島原市は3日、1万円で1万1000円分の買い物ができる地元限定のプレミアム商品券「南島原市ひまわり商品券」(仮称)を発行すると発表した。9日開かれる臨時市議会に関連議案を提案する。

 現金で支給される定額給付金の趣旨に沿って消費を喚起するもので、商品券を使って市内の商店等から購入してもらうことにより地域経済の活性化を図るのが狙い。島原半島では雲仙市が同様に商品券を発行する。

 南島原市の商品券は500円券22枚つづりが1セット(1万1000円分)で1万円。市内の商工業者で商品券取扱登録をした店舗等で利用できる。登録については大型店も除外しない方針。今のところ4月1日から、希望世帯に対し引換券と交換に同市商工会8支所で販売を開始する予定。商品券の有効期間は9月末までの6か月間。

 同市商工会が主体となり2万セット(2億2000万円分)を発行するが、市内各世帯1セットを基本に想定しており、まずは全世帯分の1万8000セットを発行。残りの2000セットは当初発行の売れ残り分と合わせて再度売り出す予定だ。プレミアム10%のうち同市が4分の3を補助するが、登録した各商店も換金手数料として一部負担する。

 定額給付金事務費補助金交付要綱が施行されたことなどから同市では、同給付金事業の年度内給付を目指し準備作業を開始するための経費として約3067万円、また、同商品券発行事業にかかる経費として約1915万円の計4982万円を追加する本年度市一般会計補正予算案を9日の臨時市議会に提案する。

[2009/2/4:島原新聞]

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「鬼は外、福は内!」…園児の元気な声に鬼も退散

 季節の変わり目の「節分」の3日、島原市上の町の愛児保育園(永川多代子園長)では豆まき行事を行い、「怒りんぼ鬼」などさまざまな「鬼」を追い払った。

 昔ながらの習慣にふれてもらおうと、毎年実施。手づくりの鬼のお面をかぶった全園児約75人が集まるなか、「心のなかにいじわる鬼や怒りんぼ鬼がいるかも。豆を投げてそんな悪い鬼を追い払って」と呼びかける保育士。突然、永川園長ら2人が扮した赤鬼と青鬼が登場すると、怖がって泣き叫ぶ幼児も。園児らが「福は内!鬼は外!」と元気いっぱいに豆を投げると、2匹の鬼は退散した。

 他に節分にちなんだ紙芝居の読み聞かせもあり、「お福」という娘を守るために母親が鬼の嫌いな豆を投げつけたりイワシの頭やヒイラギの葉を飾ったりして鬼を追い払うという昔話に園児らは聞き入っていた。

[2009/2/4:島原新聞]

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現場の職員の声を聞く…横田市長とランチルーム

 より良い市政の推進を目指し島原市は2日、「市長のランチルーム」を開催し、横田市長と職員が昼食時間を利用して懇談した。

 市政に対する新市長の方針を職員に理解してもらい、併せて市民と接する職員の声を直接トップに届ける機会とするもの。これからの市民サービスや福祉の向上に役立てるのが狙いで、初回は採用から数年経過した20代前半の若手職員10人が本庁と有明庁舎から参加した。

 横田市長は「現場の状況はよく分からないので、皆さんが各職場で日ごろ考えていること、悩んでいることを含め気軽に話してほしい」と呼びかけた。

 参加した若手職員からは市民サービス向上のための手続きの簡素化や施設面の改善点、ごみの分別方法に対する問い合わせが多いことなど、市民に直接応対する中で日ごろ感じていることや業務改善に向けた提言があった。

 「都会とは違って島原にしかない良いところを伸ばしていければ - 」などと郷土への思いを語った税務課の濱崎耕輔さんは懇談後、「市長と直接話せる機会はあまりないので有意義な時間が過ごせた。自分の話も聞いてもらえるいい機会だった」と話していた。

 同懇談会は管理職を含む全職員418人を対象とし、若者と年長者から各10人、今後は週2回のペースで開催する方針。市長就任後の初議会を終え、12日からは初めての「市長を囲む懇談会」も始まる。『新しい光を放つ島原市』を目指し、独自色を打ち出す横田市政が本格的に始動した。

[2009/2/3:島原新聞]



2009年2月4日、カボチャテレビにて放送

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国見が2年ぶり21度目V…サッカー高校新人大会

 サッカーの県高校新人大会の決勝戦が2月1日、諫早市の県立総合運動公園であり、国見が長崎工を4-0でやぶり2年ぶり21度目の優勝を飾った。国見は13~16日に佐賀県である九州大会への出場権を得た。

 大会には各地区予選代表などの24校が参加し、1月24日から4日間にわたりトーナメントで熱戦を展開。オープン競技の女子の部も行われ、3チームが争った結果、島原商は決勝で鎮西学院にやぶれた。

[2009/2/3:島原新聞]

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