生徒らが学習成果を発表…唯一の総合学科島原翔南高

 島原半島唯一の総合学科高校である島原翔南高(金子修司校長)の第4回総合学科発表会が6日にあり、1~3年生の代表14班が発表。全生徒約400人らが聞き入った。

 同校は島原南高と有馬商高が統合され、県内7校目の総合学科高校として平成17年4月に開校し、体験学習や部活動、ボランティア活動を通じて地域に貢献し、地域に支えられてもいる。同校の総合学科では政治や経済などが世界規模で変動する状況にあって、生徒らが「自ら学び」、「考え」、「行動」する力などを養うとともに、将来の目標に向かい「挑戦する意欲」や「職業観・勤労観」を育む「キャリア教育」を実践している。

 発表会は1年生が「産業社会」と人間における学習成果、2年生がインターンシップなどを通じた「総合的な学習の時間」、3年生が2年間取り組んだ「課題研究」と学年ごとのテーマに沿って研究を重ねてきた内容をスクリーンに映像を映しながら説明。

 うち1年生の松本祐里奈、馬渡由佳、吉田美里さんの班は「ライフプラン」と題して生涯の収入や家族構成などに伴う将来の支出など自身の人生設計を数値化したグラフなどを示しながら、「将来を見据えた職業選びの大切さなどを学んだ」などと感想を述べていた。

[2009/2/7:島原新聞]

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南島原をしっかりアピール…島原翔南高「ふるさとPR大使」

 南島原市から「ふるさとPR大使」に任命された島原翔南高の2年生117人が9~12日の修学旅行の一環で東京都の大企業や大学、テレビ局など17か所を訪れ、ふるさとの良さをPRした。22日に金子修司校長ら教員3人が市役所を訪れて松島市長に報告した。

 同市の国指定史跡「原城跡」などが世界遺産暫定リスト入りし世界遺産登録を目指していることから、郷土の良さを都会で広めてもらい、地域貢献の意識を高めてもらおうと、初めて実施したPR大使。生徒らは3泊4日の日程のうち1日を使い企業などを訪問するキャリア研修でPRに励んだ。

 「南島原から世界遺産を」と明記されたのぼりを掲げ「南島原市」などと書かれた黄色のハッピを着て生徒らは34班に分かれて早稲田大学や日本テレビ、NHK、シャープ、警視庁などを訪れ、名刺を渡したりパンフレットを使ったりして、登録を目指した取り組みやふるさとの素晴らしさなどをアピール。

 企業訪問のほか関東在住の同窓生を招いて取り組みの説明も行った。生徒らの感想文には「切支丹墓碑など世界遺産登録に向けた活動を伝えたら理解していただいた。これからも自分たちのふるさとを大切にして自慢できるような環境をつくりたい」など記されている。

 またレコード会社の(株)ソニー・ミュージックエンタテイメントからは市長宛てに「市民が一丸となって自分の街をPRするのはとても素晴らしいです。高校生がPR大使として大人と話す機会をもち、お互いに影響を受け合えるのはとても素敵な企画だと思いました」などと賞賛するEメールも届いた。松島市長は「嬉しい限り。郷土を知りPRすることで認識が深まるものであり、生徒たちには感謝したい」などと語った。

 同校では日常の授業で郷土の料理や歴史を学ぶ機会を設けており、金子校長は「世界遺産登録を目指した市の取り組みに生徒たちが参加することで、将来大人になったときの意識も異なるはず。今後も地域貢献の場を設けてゆきたい」と話した。

[2008/12/23:島原新聞]

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南島原の良さ東京で発信…島原翔南高生をPR大使に

 島原翔南高(金子修司校長、生徒403人)の2年生117人が3日、「南島原市ふるさとPR大使」に委嘱された。9~12日の修学旅行において東京都内の大企業や大学など約20か所を訪問する「キャリア研修」の際や宿泊先、関東在住の同窓会会員らに市の歴史やキリスト教関連遺産などの魅力を宣伝する。

 同市に点在する国指定史跡「原城跡」や切支丹墓碑などは世界遺産暫定リスト入りした本県の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に含まれており、世界遺産登録を目指している。2年生は市世界遺産登録推進室の松本慎二室長からその取り組みや歴史的価値を学んだもので、同市はふるさとの良さを都会でPRしてもらうとともに地域貢献に対する意識高揚を図ってもらおうと、初めてPR大使に委嘱することに。

 委嘱状交付式では、生徒会長の北村幸子さん、副会長の西田有希さんと有永幸樹君、役員の大矢昂明君と松尾夢衣さんの5人が代表で「南島原から世界遺産を」と明記されたのぼり13本や黄色のハッピ13着、名刺などを受け取り、使命感をあらたに。

 有永君は「県や市の取り組みを存分にPRしたい」と決意表明をし、「都会にはない南島原の良さを伝えたい」と意気込む北村さん。松島市長は「歴史的遺産や山海の幸があふれる市にぜひ来ていただけるようPRしてほしい」と期待を込め、金子校長は「生徒たちにはPR大使として市の取り組みに参加することで地域振興に貢献を - 」と呼びかけた。

[2008/12/5:島原新聞]

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唯一の女子部員全国初V…島原翔南1年の狩野さん

 17日に大阪府堺市立金岡公園体育館であった第14回全国高校女子レスリング選手権大会で、島原翔南高1年の狩野(かりの)美咲選手が40?級で初優勝を飾った。

 狩野さんは同校レスリング部員8人のうち唯一の女子部員で、1年生ながら快挙を達成。小学生の頃から南島原レスリングスクール(永石史也監督)で練習に励んできたという。

 同校レスリング部の稲本康弘監督によると、決勝は濱道沙織選手(種市高・岩手)と対戦し、1-1で迎えた3ラウンド目を制して2-1で粘り勝ち。「優勝できるなんて思わなかった」と本人も驚いていたという。

 また19日まで同会場で行われた第24回全国高校生グレコローマンスタイル選手権大会の96キロ級で馬場貴大選手(島原高2年)が3位入賞し、74キロ級で松本岬選手(島原工高3年)が5位に入った。

[2008/08/20:島原新聞]

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