鬼火、無病息災を願う…門松や正月飾りなどくべ

 七日正月を迎えた7日、島原市・三会小運動場で鬼火が行われ、児童約100人や地域住民、保護者、教職員らが火にあたり、この1年の無病息災を願った。

 三会地区青少年健全育成協議会(田上利治会長)主催の土曜日の余暇活動事業「三会っ子活動」の一環として昨年から実施しているもの。焚く木材やぜんざいの小豆などは福栄や北田物産など地区の業者が提供した。

 竹などを組んだ高さ約7メートルの円錐形やぐらに6年生6人がたいまつで点火すると、炎は一気に勢いづき、地域住民らが持ち込んだ門松などの正月飾りも次々と火にくべられ、周囲にはぜんざいや焼き餅をほおばる児童らの姿が。

 6年の勝井将五君は「この1年、病気をしないよう手洗いなどの予防をして健康に過ごしたい」と顔を火照らせた。

 「子どもたちには鬼火にあたって元気でたくましく育ってほしい。大人になっても良い思い出になるのでは」と田上会長。運動場には時折「ボン!」と竹の爆ぜる音と児童らの元気な声が響き渡っていた。

[2009/1/9:島原新聞]



2009年1月8日、カボチャテレビにて放送

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30人31脚長崎大会…4連覇に輝く三会っ子、県大会新記録で全国大会へ

 2人3脚を30人以上でやる「小学校クラス対抗30人31脚長崎大会」が19日、長崎市の三菱重工野球場であり、三会小の6年1、2組合同チーム「輝け!三会っ子イエローキッズ」が県大会新記録の9秒34で見事に4連覇を達成!!11月16日に横浜アリーナで行われる全国大会出場を決めた。

 長崎文化放送(NCC)が主催。県内の小学校から9チームが参加し、1チーム30人以上の児童が足をテープでつなぎ肩を組んで50メートルを走り、ベストタイムを競った。長崎大会で三会小は3回走り、うち30人で走った1度目のタイムが新記録で、「今まで出したことがないタイムで、頭が真っ白になった」と驚きを隠せないキャプテンの森川あすかさん。6年生57人全員が選手であり、残り2回は全員で走り、完走も果たした。

 森川さんや副主将の勝井将五君、山口竜弘君、落水隆正君、徳永尚子さんの5人がまとめやくとなり、担任教員2人の指導のもと日々早朝や昼休み、放課後に練習に励む。「1、2組の男女の仲と絆を深めたい」と児童自身が出場を決意し、練習を始めたのは夏休みごろから。

 はじめは2人1組の2人3脚から取り組み、30人で走り始めたのは9月から。はじめ記録は10秒台だった。独自の「2人3脚鬼ごっこ」をはじめ、坂道や階段ダッシュ、50メートルダッシュなどを繰り返すうちに個人の50メートル走タイムも1秒上回るようになるなど、「個々の能力があがり、みんなの心も一つになるように」なり、タイムも伸びるように。市小学校体育大会や運動会の練習も重なったが、子どもらは弱音も吐かず練習をこなしてきた。

 過去に先輩が3連覇した長崎大会には「自分たちの『走り』を出せばいい」、「みんなで心を一つにして優勝をとるつもり」で挑み、父母らの声援を受けながら、見事に手にした4年連続優勝の快挙。「三会カラー」のイエローを冠したチームの次の舞台は全国大会。森川さんは「全国制覇を目指して、みんなの絆を深めて頑張りたい」と意気込みを語った。

 長崎大会の模様は11月8日午後3時からNCCで放映される。

[2008/10/25:島原新聞]

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学校の枠をこえて仲良く…三会小で子ども絵画教室

 猛暑の夏休み、島原市子ども絵画教室が11日(月)、三会小学校を会場におこなわれ、市内の小・中学生約230人が絵画に熱中した。

 同教室は、「絵の好きな子どもたちに、もっと好きになってもらう」目的で、毎年夏休みを利用して実施。美術科教諭とそのOBらが指導にあたり、あわせて「お世話で参加する小学校教諭らも絵画指導の仕方を学ぶ」という。今年で37回目になる。

 午前8時半、同校体育館で開会式があり、前田清英三会小校長が、開催に至る準備や事前の打ち合わせ会のことなどを伝え、「夢中になって取り組んでください」とあいさつ。講師の佐藤利宗、松崎善幸、山中凱和、宮野耕一、松島由幸、柴崎澄保、城代成実の六氏が自己紹介し、「わたしもこの会に参加して絵が好きになりました。」「学校の枠をこえて、みんな仲間になって学ぶ喜びも体験してください」と激励した。

 このあと各学年ごと教室や渡り廊下などに移動。一年生はひまわり、二年生はカニ、三年生ザリガニ、四年生は靴、五年生は花と風景、六年生と中学生は楽器をそれぞれ題材に、白い「宇宙」の画用紙に印象や感動を描きつけた。

 なかには割り箸を筆にしたり、木の葉やダンボールの切れ端をスタンプにしてみたり、黒い画用紙にクレヨンで形をとり、その上に白い絵の具を塗るなど、学年によっては普段の授業でしないような技法も登場して、子どもたちは興味津々の様子。大きな顔のひまわりに挑戦した一年生は、太い大きな線で丸から描き始め、花びら、種、葉っぱも手に取り、触りながら進行。出来栄えに顔をほころばせていた。

[2008/08/13:島原新聞]

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キャンドルづくり…三会小4年が約120個

 平成3年6月3日の雲仙・普賢岳噴火災害の大火砕流による犠牲者を追悼しようと、キャンドルづくり教室が16日、島原三会小で行われ、4年生46人が牛乳パックで型どりするなどしてキャンドル約120個を制作した。

 6月3日夜に雲仙岳災害記念館が主催する追悼イベント「第2回いのりの灯(ともしび)」の一環で開かれたもので、今月19日には島原一小の3年生90人が制作に取り組む。イベントでは地元の子どもたち手づくりのキャンドルに火を灯して犠牲者への追悼の意を示すとともに、災害を伝承してゆくきっかけにしてもらう。

 この日は、島原青年会議所などの会員らが昨年の第1回追悼イベントで使ったロウソクなどを溶かして牛乳パックに入れて児童らが水で冷やしながら固めたあと、クレヨンなどで装飾をしてキャンドルを完成させた。

 また雲仙岳災害記念館の語り部ボランティア大石和美さんが火砕流の写真などを見せながら噴火災害時の様子を語り聞かせ、「犠牲になられた方々はもっと生きたかったと思う。6・3のいのりの日には命の大切さを感じてほしいから、人や自分の命を大切にする優しい人になってほしい」などと呼びかけていた。

[2008/05/17:島原新聞]

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人権ふうせんを空高く…ヒマワリ種とメッセージつけて


4 - 10日の「人権週間」にちなんで三会小(管藤恒平校長、316人)は4日、人権集会を開き、「人権の花」のヒマワリの種とメッセージを結びつけた紙風船360個を大空に飛ばし、いじめや差別のない社会になることを願った。

紙風船を打ち上げて自分の願いを広く伝えることで人権意識の高揚を図ろうと、長崎地方法務局島原支局(中島寛己支局長)と島原人権擁護委員協議会(樽田貞夫会長)の主催で、同週間に合わせて毎年実施。

紙風船打ち上げに先立ち体育館で人権集会を行い、各学年の児童が手話を交えた歌を合唱したり、「人権は明るく生きる権利。それを守るために思いやりのある言葉などを心がけたい」などと人権について学んだりしたことを発表。

管藤校長は「いじめや差別はどんな理由があってもやってはいけないこと。しない、させない、見過ごさないという強い心をもった子どもになってほしい」と呼びかけた。

続いて紙風船を手に持った児童らはグラウンドへ。合図で一斉に大空へ放つと、「友達と仲良くするため悪口は言いません」、「差別やいじめがないようにみんなで仲良くします」などと書かれたメッセージと種を結びつけた風船は、風に乗って遠くへ舞った。

中島支局長と樽田会長は紙風船が遠くは愛媛県などへ届いたことを紹介しながら、「紙風船は人権の『親善大使』。皆さんの思いが届くことを願いたい」などと呼びかけた。

紙風船の打ち上げ集会は島原市では7日の湯江小と2校、雲仙市では4 - 7日に大正、岩戸、西郷小の3校で行われ、この一週間、島原半島では計1000個超の紙風船が大空へ舞う。

[2007/12/05:島原新聞]

人権週間 / 法務省人権擁護局

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三会小が見事に三連覇…小学生クラス対抗30人31脚長崎大会

 9月24日に長崎市であった「小学生クラス対抗30人31脚長崎大会」(長崎文化放送主催)で、三会小(菅藤恒平校長)の6年1、2組でつくる「風林火山三会っ子ファイターズ」が10秒01のタイムで優勝し、三連覇を達成した。

 12回目となる長崎大会には県内から10チーム約400人が参加し、隣同士の選手の足をバンドでとめてかけ声に合わせて50メートルを走り、チームワークとタイムを競った。

 三会小は6年生54人のうち30人が選手、ほかは応援団にまわる。練習は夏休みから始め、早朝1時間の練習を21日間やった。が練習開始直後は12、13秒台と完走するのがやっと。学校が始まると早朝と放課後に練習に励むように。

 キャプテンの永田来樹君(12)は「長崎大会で優勝できるか不安だった。勝って自信がついた」と顔をほころばせ、11月に横浜市である全国大会に向け、「個人のレベルを上げ、全国制覇を目指したい」と意気込みをみせる。

 担任の林田芳仁、柾木個美両教諭によると、三連覇達成のウラには過去2年間培ってきたノウハウがあるという。いくつも並べたミニハードルを駆け抜けたり、連続もも上げや腹筋や背筋を重ねたり、と全体練習に加え自主練習もこなす。いまは25メートルの短距離走を繰り返し、50メートル走のタイムを各自0.3 - 0.5秒伸ばす練習や二人三脚を繰り返すなど「個々のレベルアップ」を目指す。

 30人31脚への参加は子ども自身が話し合い決めたこと。「自分たちで決めたことだから意欲がある」、「クラスのために自分に何ができるか考えて取り組んでいる」と両教諭が語るように子どもには良いことづくめの変化が。ちょっとしたけがなら応急手当をしてすぐに練習に戻るなど「強くなった」うえ、転んでも友達を非難することなく助け合うなど、「クラスの仲がさらに良くなり、絆も強まった」。

 保護者も応援用ボンボンを手づくりするなど全面的にバックアップ。応援団長の岡暢俊君(12)の母・和美さんらは「忙しくはなったが、楽しみが大きい。子どもの頑張る姿に励まされている」。放課後の練習には毎日仕事が終わってから駆けつけたりするなど救護班などの役目を担う。「責任感が芽生えた」、「みんなで助け合う姿勢が生まれた」などと語るように我が子の成長も楽しそうに見守るが、何より感動がひとしお。「日々の練習で転び続ける姿を見てきたから優勝したときは感激した」。「心を一つにして挑む」全国大会には、総出で応援に行くつもりだ。

 なお、10月6日午後2時からNCC(長崎文化放送)で長崎大会のテレビ放送がある。

[2007/10/06:島原新聞]

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