思い出を胸に33人巣立つ…いち早く島原中央高卒業式

 島原中央高(古瀬正昭校長)ではいち早く27日、第43回卒業証書授与式が行われ、33人が3年間学び親しんだ学び舎をあとにした。

 1、2年生102人と保護者や来賓らが見守るなか卒業生が入場。3年1、2組の3コースの代表3人に卒業証書を手渡した古瀬校長は「3年間の学業や部活動、生徒会活動などを通じて社会に必要な心構えを学んだことだろう。それは各自の努力のたまものであり、ご家族の愛情と激励、地域社会の温かさがあったからこそ。これから歩む道は順風満帆ではないだろうが、自身の判断と決断により行動し、それぞれの人生で大輪の花を咲かせてほしい」などと、はなむけの言葉 - 。

 横田市長の祝辞に続き、在校生代表で2年の永田孝平君が「先輩方はいま卒業の喜びと新生活への期待と不安でいっぱいでしょう。3年間で育んできた校訓『純朴剛健』と三愛三徳の精神を忘れずに自分を信じて頑張って下さい」などと送辞を述べ、卒業生代表の藤原剣太君は3年間の思い出を振り返りながら「それぞれの道を歩むが、ここはゴールではなく、あらたなスタート。困難に当たったら高校生活を思い出して立ち向かってゆきたい。3年間過ごせたことが幸せであり、多くの励ましとサポートがあったからこそ卒業できたことに感謝したい」などと涙ながらに答辞。

 卒業生全員で「蛍の光」と最後となる校歌を斉唱し、保護者らの拍手に包まれながら会場をあとにした。

 なお13人が進学し、4人が公務員、11人が県内外の企業に就職するなど卒業生全員の進路は決まっている。

[2009/2/28:島原新聞]

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島原中央高が快挙!!…創部2年目で全国3位に

 島原中央高剣道部が第5回全国高校招待剣道大会武蔵旗(7月30日・熊本市総合体育館)で3位に輝いた。111チームが出場した全国規模の大会で、わずか創部2年目にして上位入賞の快挙を成し遂げた。

 出場メンバーは、先鋒・香田眞人(2年)、次鋒・梅原海渡(同)、中堅・山本剣太朗(同)、副将・泉田淳志(同)、大将・井上俊成(1年)、控え選手・永田孝平君(2年)の6人。1回戦・川内商工(鹿児島)を4-0の圧勝で勝ち抜き、2回戦・磐田東(静岡)を3?2、3回戦・開新(熊本)を3-1、4回戦・須磨学園(兵庫)を2-1でくだし、関西学園との準々決勝は2-2の同点から山本君が代表戦で勝利をもぎとり、準決勝では九州学院C(熊本)に3-1でやぶれた。

 全国レベルの大会は今大会で5度目。直前まであった玉竜旗全国高校剣道大会には昨年度から2度目の挑戦だったが、1回戦で敗退。それをバネに「チーム一丸となって挽回しようと挑んだ」と振り返る主将の山本君は、武蔵旗では無敗を誇る。創部2年目で勝ちとった3位入賞を「嬉しいです」と素直に喜び、「みんなが一生懸命になって頑張ってきた結果です」と話した。

 山本君は雲仙市国見町の神代眞古館出身、小学生の頃から剣道を始めた。「自分たちの代から挑戦したい」と選んだ島原中央で、創部当初の1年時から竹田光樹監督のもと練習に励んできた。部員は1、2年生10人。毎日、体育館で竹刀を振り汗を流す日々。「次の目標は秋の新人戦でベスト4です」と意気込みを語った。

[2008/08/01:島原新聞]

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島原中央高校卒業式…41人の新たな門出を祝福


 公立高校に先駆けて島原半島唯一の私立校、島原中央高校の第42回卒業証書授与式が26日に行われ、41人のあらたな門出を祝った。

 保護者や来賓、在校生が見守るなか卒業生が入場し、古瀬正昭校長が卒業生代表の平尾卓也君に卒業証書を手渡したあと、「思い出深いこの3年間を人生の貴重な財産と心の糧にし、多くの人との出会いを大切にしながら、一人ひとりが自分の良さを発揮し、生きがいのある人生を送ってほしい」などと、はなむけの言葉。

 在校生代表の豊永昇平君(2年)は先輩と過ごした日々を思い起こしながら「校訓の『三愛三徳』の精神を忘れずにつき進んで下さい」などと送辞を述べたのに対し、卒業生総代の松田知己(ともみ)さんが2年間の思い出を涙ながらに振り返りながら「よき先生方、よき仲間と出会い、家族に支えられて過ごした3年間は人生の宝です。これからは、それぞれの道を歩んでゆくけれど、いつまでも私たちの心の支えであって下さい」と答辞。卒業生たちは「蛍の光」と最後の校歌を合唱し、母校をあとにした。

 なお卒業後の進路は▽進学17人▽県内就職8人▽県外就職8人 - などとなっており、卒業生たちはそれぞれの道を歩んでゆく。

[2008/02/27:島原新聞]

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「平和の灯」 - 誓い新たに…中央高校生5人が長崎から、自転車リレーで学園祭へ

 長崎から島原へ平和の思いをつなげようと、島原中央高(古瀬正昭校長、102人)の生徒5人が12日、平和公園の「ナガサキ誓いの火」を蚊取り線香に移し母校まで約80キロを約4時間半かけて自転車リレーした。運んだ火は14日の学園祭(第15回緑が丘祭)で全校生徒や保護者らの前で灯し、「平和への誓い」を立てた。

 世界各地の紛争や国内でも殺人が相次ぐなか被爆地・長崎の高校生としてあらためて平和について考えてみようと、企画。雲仙・普賢岳噴火災害を機に相互訪問などの交流が始まった愛知県の弥富高と合同で取り組み、双方の学園祭で「平和」を統一テーマにして内容を練ったもので、弥富高は広島から母校まで車で平和の灯火を運んだという。

 学園祭には弥富高の生徒4人と教員1人も参加し、両校の生徒が平和への思いを文字や絵で描いた布製「ピースフラッグ」も掲示された。グラウンドであったフィナーレで、学園祭実行委員会委員長で3年の宮崎大輝君(18)が「世界では紛争や殺人が今なお続く。高校生の立場でできることを考え、恒久平和を次代につなぐため、平和を願いましょう」などと述べ、ランタンに保管した誓いの火を松明(たいまつ)に移し、段ボールなどで作った高さ約1メートルの原子爆弾「ファットマン」に火をつけ、「原爆がなくなるように」と願いを込めた。

 誓いの火は円形に並んだ全生徒のロウソクにも灯され、宮?君が「核のない平和の世界を願い平和の灯火を心にともして。心にともったら、そっとその火を消して」と呼びかけると、次々と吹き消す生徒ら。宮?君は「その火をずっと胸のなかで灯し続け、みんなが笑顔で過ごせる世界にしてゆきましょう」と語りかけた。

 自転車一台を乗り継ぎリレーした生徒5人を見守り、無事に学園祭を成功させた宮崎君は「みんなの協力があってこそできた。僕ら一人ひとりが明るい平和な社会になるよう考えてゆきたい」と話していた。

[2007/10/16:島原新聞]

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EM菌で草花を栽培…中央高校独自のがまだせプロジェクト、サルビアなど五種類が育つ

 島原中央高(古瀬正昭校長)はEM菌(有用微生物群)を活用した植物の栽培に取り組んでおり、現在ポーチュラカやサルビア、ヒャクニチソウなど五種類が約百個のプランターに育っている。

 同校はこれまで老人ホーム慰問や視覚障害者のために市の広報をテープに録音するなど数々のボランティア活動を積極的に推進。平成18年度からは県の「ながさき私学活性化事業」の指定を受け、ボランティア活動や地元事業所でのインターンシップ(体験就業)に取り組んだ生徒に単位を認定するなど独自の「がまだせプロジェクト」に取り組んでいる。

 EM菌を活用したボランティア活動は同プロジェクトの一環として、昨今の環境問題を受け取り組むことに。昨年度は島原市提供のEM菌と糖蜜などを混ぜて生徒らが培養したEM培養液を使い地域の公衆トイレや公園の清掃を実施したが、今年度はEM培養液で土をつくり草花を育てて福祉施設などに贈ろうと、生徒八人でつくるインターアクトクラブ(大場友仁会長)をはじめ全校生徒が栽培に取り組んできた。

 EM菌により虫がつかず草花は順調に育ち、きれいな花を咲かせるように。夏休み前の20日までに、実習などで訪れた福祉施設や公的施設に感謝の意を込めて届けることにしている。

[2007/07/12:島原新聞]

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