ジャガイモ畑で「愛」叫ぶ…愛野・ロマンチストの聖地で
雲仙市愛野町のジャガイモ畑で19日、「ジャガイモ畑の中心でロマンスを叫ぶ」(略して「ジャガチュー」)があり、市内外の約20人が恋人や家族などへの思いを叫んだ。
自称「ロマンチスト」ら約250人でつくる「日本ロマンチスト協会」が、ロマンチックの語呂合わせからこの日を「ロマンスの日」に制定し、「愛の町」として歴史のある同町を「ロマンチストの聖地」、島鉄の愛野駅を「名誉本部」に選び、同町の特産品ジャガイモにかけて同日制定記念イベントとして初めて実施。市は奥村市長が「本部長」となり、特産品のPRにもなれば - とバックアップ。
深い霧に包まれた畑に響くのは「ロマンチスト」らの叫び声 - 。この日、市愛野総合支所に婚姻届を提出した横浜市出身で東京都在住の会社員、秋山大志さん・美和さん夫婦は「君のことは一生、俺が守る。愛している」、「この先何百年も仲良しだからね」と誓い合い、キス。「見届け人」ならぬ「見届けジャガ」が見守った。
参加者には「認定証」や「スィート10ポテト」と名づけたジャガイモなどを贈り、その姿勢をたたえた。同協会ではキスやハグ(抱きしめる)、手をつなぐなど「思い」を伝える6つのアクションを起こすことで末永く続く男女関係の構築を目指しており、今後、そばやモモなどの産地で「そばチュー」や「モモチュー」なども開催したい、としている。
[2008/06/22:島原新聞]
ラベル: 愛野町, 雲仙市
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