全国大会で「金賞」受賞…小浜中吹奏楽部が凱旋演舞


15、16日に埼玉県であった第35回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会で初出場ながら金賞を受賞した小浜中吹奏楽部が19日夕方、雲仙市役所の駐車場で「金賞」の演舞を披露し、集まった住民らから拍手を浴びた。

11月に島原市であった九州大会で九州代表の座を射止め、中学生の部(55人以下の小編成)に出場。全国各地の代表11校が競った結果、4校が金賞に。昨年秋には別の全国大会で金賞を獲得している。

部員は39人。「みんなの心を一つに」をモットーに、平日放課後などの練習に加え土、日曜日は朝から夕方まで練習に励んできた。部長の田中紗希さん(15)は小学生の時に先輩の演奏を見て「かっこいい」と思ったのがきっかけでバスケットボールから吹奏楽へ転向し、3年間頑張ってきた。「昨年は先輩についてゆく立場だったけれど、今年は部長としてまとめなくちゃ、という気持ちで挑んだ。最後の大会だったから昨年の金賞より嬉しくって。誇りに思いたい」とニッコリ。

この日演奏したのは「ミッド・ナイトストリート」をテーマにした「ミスター・インクレディブル」、「ピンクパンサー」など金賞受賞の3曲。全身黒ずくめの衣装を着てリズムにのって整然とした隊列やリズミカルなアクションを交えて披露したほか、アンコールに応えて軽快なリズムの「テキーラ」を繰り広げると、観客からは手拍子が。奥村市長は「お帰り、金賞おめでとう!皆さんから元気とエネルギーをいただいた。これからも一生懸命に頑張って素晴らしい成果を再び - 」と讃えた。

「皆さんが応援してくださっていたことを、あらためて実感しました」と顔をほころばせる田中さん。指導者で一妙寺住職の森下晃英さん(49)は常に「笑顔を忘れず、人にやさしく - 」と部員に呼びかけてきた。「人に優しいバンドでなければ厳しい練習には耐えられない。金賞を獲った部員たちは大したものです」と話していた。

[2007/12/21:島原新聞]

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