家庭で省エネを推進…温暖化防止キャンペーン

 県の「地球温暖化防止キャラバン隊」が26日夕方、雲仙市小浜町で街頭キャンペーンと意見交換会などを行い、家庭での省エネ運動の推進を呼びかけた。

 二酸化炭素(CO2)排出量が増加傾向にある民生部門(家庭)の排出量を抑制するため県内各地を訪れ、地球温暖化防止啓発活動を行い、日常生活における省エネエコライフを呼びかけるもので、28日まで諫早、佐世保、平戸市や時津、長与町を巡回して各地区の住民らと意見を交わし、地球温暖化防止活動に対する意見を拾い上げる。

 小浜町のスーパー大門では、オレンジ色のジャンパーを着たキャラバン隊長の?田尚武(ひさたけ)・県未来環境推進課長や県委嘱ボランティアである島原半島内の県地球温暖化防止活動推進委員など約20人がチラシなどを配って道行く人に節水や節電など家庭でできる身近な省エネ活動をPR。

 続いて雲仙市や県、長崎大の官学連携による教育研究活動プログラム「雲仙Eキャンレッジプログラム」の拠点施設「雲仙Eキャンレッジ交流センター」(小浜バスターミナル2階)で意見交換会があり、街頭キャンペーン参加者ら約35人が地球温暖化防止活動の推進について意見交換。

 参加者からは「取り組みのPR不足」などと県の取り組みに改善を求める意見とともに、「行政に頼るのではなく、やる気のある人が取り組み、住民主体でリードしてゆくべき」、「省エネ活動に二の足を踏む個々人の思いを後押しして行動に移してあげることが必要」などと住民・個人レベルでの意識高揚を求める声があがっていた。

 他に県地球温暖化防止活動推進センターの川口孝範理事による講演会「温暖化防止は我が家から」もあった。

[2009/1/28:島原新聞]

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全国大会で「金賞」受賞…小浜中吹奏楽部が凱旋演舞


15、16日に埼玉県であった第35回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会で初出場ながら金賞を受賞した小浜中吹奏楽部が19日夕方、雲仙市役所の駐車場で「金賞」の演舞を披露し、集まった住民らから拍手を浴びた。

11月に島原市であった九州大会で九州代表の座を射止め、中学生の部(55人以下の小編成)に出場。全国各地の代表11校が競った結果、4校が金賞に。昨年秋には別の全国大会で金賞を獲得している。

部員は39人。「みんなの心を一つに」をモットーに、平日放課後などの練習に加え土、日曜日は朝から夕方まで練習に励んできた。部長の田中紗希さん(15)は小学生の時に先輩の演奏を見て「かっこいい」と思ったのがきっかけでバスケットボールから吹奏楽へ転向し、3年間頑張ってきた。「昨年は先輩についてゆく立場だったけれど、今年は部長としてまとめなくちゃ、という気持ちで挑んだ。最後の大会だったから昨年の金賞より嬉しくって。誇りに思いたい」とニッコリ。

この日演奏したのは「ミッド・ナイトストリート」をテーマにした「ミスター・インクレディブル」、「ピンクパンサー」など金賞受賞の3曲。全身黒ずくめの衣装を着てリズムにのって整然とした隊列やリズミカルなアクションを交えて披露したほか、アンコールに応えて軽快なリズムの「テキーラ」を繰り広げると、観客からは手拍子が。奥村市長は「お帰り、金賞おめでとう!皆さんから元気とエネルギーをいただいた。これからも一生懸命に頑張って素晴らしい成果を再び - 」と讃えた。

「皆さんが応援してくださっていたことを、あらためて実感しました」と顔をほころばせる田中さん。指導者で一妙寺住職の森下晃英さん(49)は常に「笑顔を忘れず、人にやさしく - 」と部員に呼びかけてきた。「人に優しいバンドでなければ厳しい練習には耐えられない。金賞を獲った部員たちは大したものです」と話していた。

[2007/12/21:島原新聞]

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安全・安心ステーション…瑞穂の西郷と小浜の北野に

 雲仙市瑞穂町西郷と小浜町北野に26日、住民の自主防犯活動などの拠点施設「安全・安心ステーション」2か所が開所した。

 いずれも昨年4月に交番など統廃合により廃止となった旧西郷駐在所と旧北野駐在所を市が県警から無償で譲り受け、地域住民らの自主防犯のためのパトロール集合場所や会議などの場として開放することに。

 このうち、「瑞穂安全・安心ステーション」の開所式には市職員や雲仙署員、地域住民ら約40人が出席。吉田副市長は「地域の安全は地域で守るという意識で犯罪防止に努めてもらい、行政と市民が一体となった防犯活動に取り組んでゆきたい」、柳川政俊署長は「瑞穂の防犯活動拠点として大いに活用を - 」とあいさつし、看板を設置。

 住民代表で瑞穂地区少年補導員の峯信介さん(54)は「犯罪や事故から郷土を守るために意識を高め、安全で明るい市づくりを目指します」と決意表明。今後ステーションを有効活用しパトロール活動などを展開するために、町内の少年補導員を中心に自治会などを含め組織化を図ることにしている。

[2007/07/27:島原新聞]

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