盛り上がり大雨も顔負け…杉谷ガマダス盆おどり大会、地区を挙げて楽しい一夜

 島原四小体育館で16日夜、杉谷ガマダス盆おどり大会が行われ、児童からお年寄りまでが輪になって地区ゆかりの「SUGITANI」や「すぎたに自慢」を踊るなど盛り上がった。

 大雨のため運動場から会場を移しての実施。無数の丸提灯がともるなか焼き鳥やかき氷などの出店が並び、曲に合わせて児童有志がダイナミックなヨサコイ、島原商高バトン部が元気なチアリーディング、婦人会による「SUGITANI」などが繰り広げられ、しきりに拍手を浴びていたほか、お楽しみ福引会もあった。

 町内会や老人クラブ、婦人会、育友会などでつくる同実行委員会(実行委員長=上田泉・杉谷地区町内会連絡協議会長)が開催。噴火10周年の復興記念としてミレニアムイヤーの2000年8月に移転前の同小で復活させて以来9回目。主催者あいさつで上田さんは「皆さんの力を合わせて良い杉谷にしてゆきましょう」と述べ、吉岡市長も「災害から立ち上がった皆さんの気持ちがあふれているのが杉谷地区の原点では - 」などと呼びかけた。

[2008/08/19:島原新聞]

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EM泥団子を河川に流し杉谷地区をきれいに…ホタルの飼育法も学ぶ

 島原市杉谷地区の河川などをきれいにしようと、21日、島原四小でEM菌(有用微生物群)泥団子づくりが行われ、児童や保護者など約40人が参加して約2千個の泥団子をつくった。

 杉谷地区青少年健全育成協議会(松本正弘会長)と同地区民生児童委員協議会(長田國子会長)が共催し、余暇活動の一環で平成17年度から毎年続けている。湧水をたたえる地区内の宇土出口と江里神社は以前から清流として知られているが、下流域の河川などにも水草ではなく藻が繁殖しているため、泥団子により水質浄化を図ることに。泥団子は夏休みに入ってから投入する。

 また同校では昨年から、ホタルの里づくり活動を続けている有明町高野地区の住民らから学びホタルの飼育にも取り組んでおり、児童らが育てたホタルは10月までに江里神社と宇土出口に放つことに。今年初夏には江里神社で30匹ほどホタルの舞う姿が見られたという。長田さんは「EM泥団子により白土湖がきれいになったと聞く。住民活動により杉谷地区の河川もきれいにしてゆくとともに、杉谷をホタルの里にしてゆきたい」と話している。

[2008/06/26:島原新聞]

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『素晴らしい』と感銘…八木節の元気な合奏に


「火山都市国際会議」(COV5)が大会中日の21日実施した「被災地巡検」では、地元の小中学校との交流会も行なわれた。

COV恒例の行事。島原第四小学校(前田清英校長)には外国の火山研究者や防災関係者ら約150人が訪れ、3年生以上の児童計150人と交流した。

校門で待ち受けた子どもたちは参加者一人ひとりにメッセージカードと、国交省の許可を得て同校が千本木地区から採取した溶岩を記念にプレゼント。交流会はこのあと同校体育館で行われた。

子どもたちは総合的な学習の時間を使って取り組んだ災害学習の成果を披露。198年ぶりの普賢岳噴火開始から大火砕流の発生、尊い犠牲、噴石被害、土石流被害、災害下の住民生活、緑の復元、被災地の復興、火山との共生について英語も交えながら寸劇風に紹介した。

作文発表は村里一誠君(4年)、田口隆之介君(同)、内藤真帆さん(同)の3名が代表で朗読。災害で救援物資の仕分け作業に携わった父親の話をもとに内藤さんは「励ましのメッセージや義援金など、当時どれだけ助けられたか。全国の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいだ。私も将来、災害に遭った人たちを助けていきたい」と述べた。

また、火砕流の熱風で吹き飛ばされた鉄板が巻きつきながらも驚異的な生命力で蘇った千本木地区のタブノキ、火砕流で焼失した旧大野木場小学校の運動場で再び芽吹いたイチョウの木を紹介し、「生きているんだね」を歌って聞かせた。

最後に日本の代表的な民謡「八木節」の合奏を繰り広げ、子どもたちの懸命な演奏にCOV参加者から大きな拍手が贈られた。

最後に「6・3大火砕流」で亡くなった火山学者と友人だったというケビン・スコットさん(70)が「素晴らしく元気な演奏に感銘を受けた」と、参加者を代表して感謝の言葉を述べた。

[2007/11/23:島原新聞]

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夢!!「ホタルの里」づくり - 高野小と島原四小が合同で -

 ホタルの里としておなじみの島原市有明町高野地区で1日夜、学習会とホタル狩りがあり、高野小学校ホタルクラブ(六年生23人)のほか、杉谷地区第四小学校の六年生と保護者ら36人も参加。交流を深めた。

 ホタル狩りは、高野地区ホタルの里づくり保存会(代表=黒田孝博さん)の指導のもと、高野小ホタルクラブが学校のホタル小屋で飼育観察する種ホタルを採取するもので、恒例行事。

 一方、第四小地区では、健全育成会が特別委員会活動としてこのほど、同じくホタルの里づくりに取り組む「杉谷自然再生プロジェクト」を策定。高野小でのホタル学習会開催を聞き、六年生を中心に児童23人とその保護者ら13人(いずれも自由参加)が駆けつけた。

 午後7時半、はじめに高野小多目的ホールで合同学習会があり、黒田さんが保存会を結成した理由やこれまでの取り組み、高野小ホタルクラブの活動、ホタルの成長過程、雌雄の見分け方などについて講話。「噴火災害があり、途中3年間ほど活動できなかったこともあるが、子供たちの活動に地域住民たちも協力したりして、毎年ホタルが見られるようになった」現状を伝えた。

 このあと、全員で「ホタルの里」になっている近くの川まで出かけ、種ホタルを採集。「昨年秋の大水(被害)で、例年よりやや少ない」うえ、この日はあいにく小雨とあって、飛んでいるホタルの数が多くはなかったものの、「実際に飛んでいるホタルを見るのははじめて」という四小の子供たちは大いに感激。網で捕まえたり、保存会メンバーの先導で川床まで降り、草むらで小さな光を放っているメスボタルを手で採集したりして、それぞれが持参した虫かごに入れては幻想的な光を楽しんだ。

 再び高野小に戻ったのは午後9時半すぎ。黒田さんが「これから互いに連携を取り合ってホタルの里作りを進めていきましょう」とあいさつし、高野小側からあらかじめ用意した大きな飼育箱に入った種ホタルを四小にプレゼントした。最後は、保護者が準備したトウモロコシとスイカで腹ごしらえ。交流を深め、四小の子どもらはホタルの里作りの夢を持ち帰った。

[2007/06/05:島原新聞]

島原市立第四小学校
島原市立高野小学校

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